2009/05/24

内弁慶にもほどがある、ヴィッセル神戸

サッカー日本代表の、ワールドカップアジア最終予選に向けて、シーズン約3分の一の13節で、Jリーグも中断期間(ヤマザキナビスコカップは開催されます)に入ります。

その中断期間前の試合、ヴィッセル神戸は、ホームで柏に快勝で、一息ついたという感じ。

ところで、今シーズンのヴィッセル神戸ですが、今まで、ホーム7試合5勝1分け1敗、アウェイ6試合1分け5敗と、あんまりにも対照的な成績。内弁慶にもほどがある結果となっています。

大黒柱ボッティの怪我やキムナミルの不調、新加入のアラン・バイーアとマルセウのフィット不足などありつつも、シーズン前は思いもよらなかったFW茂木のブレーク、松岡や田中のさらなる成長、吉田の献身、パクカンジョの復帰などのプラス側面もあり、またカイオ・ジュニオール監督の各選手へのニュートラルな視線とさまざまなシステム変更を駆使する采配は、多分なかなかなもの。

まだ可能性のあるヤマザキナビスコカップでの初の予選グループ突破、さらにリーグでのアウェイでの戦い方の再構築など、期待したいもんです。

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2009/05/10

Jリーグ、スケジュールがきついなんて言ってたら・・・

「ゴールデンウィークは卓球だ」coldsweats01だけではなく、サッカーでも、気候が良く休日の続くこの時期に、JリーグとしてファミリーJoinデイズとして、親子での集客をはかるべく、集中的に試合を組んでいます。

ということで、我がヴィッセル神戸も、ちょっとタイトめなスケジュール。
そんな中、高い運動量shoedashで、うちのミッドフィールドでフィルター役として活躍している松岡選手が、鹿島、磐田との連戦、アウェイまで参戦しているサポ仲間の方によると、その運動量による負荷が逆にたたってか、ヘロヘロになっていたとのこと。

この間のスケジュールですが、4月26日(日)G大阪戦(3-1)、4月29日 (水) 鹿島戦(0-1)、5月2日(土)磐田戦(0-1)、5月5日(火)山形戦(3-1)、5月10日(日)名古屋戦(2-2)。
たしかに、15日間で5試合ということで、結構きついといえばきつい。
また、今節は昨日に試合をやっているチームもあったり、ガンバや川崎などはこの間にアウェイでACLを戦ったりしています。
また、5月末からは、代表のスケジュールが入り、6月頭のFIFAワールドカップ南アフリカ大会・アジア最終予選3連戦などもあり、よく、日本のサッカーのスケジュールは破綻しているなどと、批判されたりもします。

しかし、よく見てみると、世界で見れば、ほぼ同じ期間に、もっととんでもないレベルの相手と同様のスケジュールでやっているチームもある訳で・・・

例えば、FCバルセロナなんかは、4月22日(水)リーグ戦・セビージャ戦(4-0)、4月25日(土)リーグ戦・バレンシア戦(2-2)、4月28日(火)欧州CL・チェルシー戦(0-0)、5月2日(土)リーグ戦・レアルマドリー戦(6-2)、5月6日(水)欧州CL・チェルシー戦(1-1)、5月10日(日)リーグ戦・ビジャレアル戦。

19日で6試合ですよ。

しかも、この相手と・・・

ちょっと・・・ぉcoldsweats02

もちろん、バルサと神戸。
資金力、選手層が、比較するのも失礼なくらい違うのは当然と言えば当然なのですが、逆に言えば、たたかう相手もチェルシーとかレアルマドリーといったバルサと同等の資金力、選手層のチームであり、一方神戸の相手は緒戦日本国内レベルの山形や(今の)磐田だったりする訳で、それはそれで≒コンディションであります。

よって、(その多くがJリーグに所属している)日本代表がもっと上を目指すためには、Jリーグのこの程度のスケジュールを、あまりタイト、タイトと言い過ぎるのは、過保護なんじゃないかという気もするのであります。

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2009/04/26

関西ダービーでの勝利は気持ち良い!

ガンバ大阪との関西ダービー。

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正直、現在のチームの総合力に関しては、アジアチャンピオンでもある、ガンバ大阪の方がはるかに格上であるのは、否めない事実。

しかし、直接対決のダービーに関しては、別。

負ける訳にいきません!

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前節の勝利で、一息ついたヴィッセルは、試合頭から戦う姿勢を見せる。

特に、松岡がルーカス、そしてアラン・バイーアが遠藤を、激しくマーク。 ACLの疲れもあるガンバに、思うような試合をさせなかったのでは。

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2009/03/14

いよいよJ開幕! リズムとテンポ:サッカー選手は、ミュージカルやプログレ、上原ひろみ、Prefumeを聴くべし!(その3)

■あえて、リズムを「悪く」しろ 破調や変拍子を

そして、もうひとつ問題なのは、スピードアップを意識しすぎると、パニック状態で
猪突猛進になる傾向
が、日本人選手には昔からあり、そうなると、身についたリズムパターン=たいがいは単調なリズムのままプレーしてしまう、という点です。

よくブラジル選手のプレーにはサンバのリズムが感じられる、とか言われます。
(とういう意味では、アルゼンチン選手にはタンゴのリズム、スペイン選手にはフラメンコのリズムが感じられるのかな。)

一方、日本選手の身体には、どんなリズムがベースとして感じられるでしょうか。
まさか、今の選手たちが、演歌や民謡のリズムという訳ではなく、どちらかというと、子どもの頃から聴いてきているメジャーなロックやポップス(洋邦とも)のリズムではないでしょうか。

しかし、メジャーなロック/ポップスは、4/4などの比較的、シンプルなリズム構成(実は、J-POPの中には、意外にリズムパターンが複雑なものもあるのですが)であることが多く、これのリズム感をプレーのベースとすると、聴衆が踊りやすい、乗りやすいように、相手プレーヤーにもリズムを合わせられ易くなり、対応されやすくなるように思います。

そこで、日本の選手たちには、積極的に意識的に、多様で複雑なリズムパターンを、身体に浸透させて欲しいと思います。
そのためには、移動時などに聴く音楽を、乗りやすい、踊りやすいタイプのポップスばっかりではなく、複雑で、決して踊りやすくない、いやどちらかというと、踊ろうとすると、身体がつんのめるような、引っかかるような、変拍子と呼ばれるリズムを多用した楽曲を聴いて欲しいのです。

そして、変拍子を身体に刻み付けて、その変拍子に乗った(乗りにくいはずの拍子に“乗った”って少し変な表現ですが)プレーを適宜なタイミングで繰り出せば、対応する相手のリズムを崩し、裏を取りやすくなるはずであります。

例えば、日本人として、御馴染みの曲としては、伊福部昭の映画音楽、「ゴジラ♪」などはいかがでしょう。
あまりにもポピュラーなため、意識しないかもしれませんが、実は、4拍+5拍(もしかしたら、2拍+2拍+5拍かも)の変拍子です。
日本選手が、ゴジラの曲を口ずさみながら、ドリブルを突っかけたりすると、意外と相手の裏が取れたりするかもしれません。

あるいは、最近の日本では、超絶技巧のキーボーディスト、上原ひろみなんかはいかがでしょう。おそるべし変拍子を駆使しております。

もちろん、私の大好きなプログレ系もお勧めです。
プログレの中ではメジャーな、キング・クリムゾン、YES、EL&Pなんかももちろんよろしいですが、RUSHあたりなんぞが比較的なじみ易いのではないでしょうか。

なに?
こんなリズムを肉体化、身体化できない?
そんなこと言わせません。
日本人の女の子でも、やれるのです。

このとてつもない少女をご覧ください。
すんごいキーボード
すんごいドラマー

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2009/03/13

いよいよJ開幕!リズムとテンポ:サッカー選手は、ミュージカルやプログレ、上原ひろみ、Prefumeを聴くべし!(その2)

■テンポアップ至上主義は是か非か

さて、となると、相手を崩すためにはどうすれば良いのか。

つまり、音楽で言えば、聴衆が、プレーに乗り切れずに、うまく踊れないようにするには、どうすれば良いでしょうか。

すぐに考え付く方向性、そしてどうやら現在の日本サッカーが追い求めている方向性とは、相手がついてこれなくなるまで、破壊的なまでにテンポアップするというということのようです。

まぁ、今のテクノサウンド(BPM200なんて、ハードコアテクなんてのもあります)的な方向性でしょうか。
たしかに、正直、私みたいなおじさんには、今のクラブサウンドのようなBPM=テンポがひたすら速い楽曲は、リズムを取ろうにも、腰砕けになってしまい、ちゃんとリズムに乗って踊ることなんてできません。

同じように、サッカーで(ラグビーでも)、圧倒的にパススピードを上げ、ワンタッチという速い球離れのタイミングで、かつランニングスピードも全力疾走で動き回る、ボールを動かしまわるということを行えれば、たしかに、相手ディフェンダーもついてこれずに、後手後手にまわり、ボールの行き先について行けず、フリーランニングした選手を見張ることができず、守備網が崩れていくことになるでしょう。

しかし、問題は、サッカーという競技をプレーするに当たって、現実的に、どこまでテンポを上げることができるのかということです。
そして、そんな速いテンポで、正確なプレーができるかどうかということです。

音楽で言えば、テクノサウンドが、あそこまで破壊的にテンポ=BPMを上げることができるのは、リズムマシン、シンセサイザーというマシーンだからできるのであって、例えば、日本のドラマーの中でも手数王と言われ、菅沼幸三さんのような、どんなにすごいドラマーであっても、BPM200で、きちんとリズムキープして打ち続けろと言われれば、おそらく、さすがに無理だと思います。

同じように、サッカーでも、とにかく、何がなんでもテンポアップだと言われると、さすがに、アンリだろうが、ロナウジーニョだろうが、カカーだろうが、メッシだろうが、クリスチャーノ・ロナウドだろうが、ミスを多発するのではないでしょうか。
日本人選手なら、言うまでもありません。

だから、私は、単純にテンポアップするという方向性には、反対です。

■チェンジ・オブ・ペース -テンポを意識的に変えろ-

また、もうひとつ、リズムやテンポに関して、よく強調されるのは、チェンジ・オブ・ペース、いわゆる「緩急」や「タメ」です。

例えば、日本の最近のポップスなども、意外に複雑な楽曲構造していて、Aメロ・Bメロからサビに入ったとたん、突然、ベースとなるテンポが上がって盛り上げるというアレンジはよく聴かれます。

ある一定のテンポ、例えばBPM100~110くらいでプレイをしばらく続けて、聴衆にそのテンポに合わせたダンスをさせてから、一気に、BPM140~150くらいに上げると、聴衆もそのテンポに合わせきれず、ダンスのステップや腰が崩れてきたりします。
(今の若い世代なら、BPM150くらいなら、しばらくの間同じテンポだと結構しっかりとついてこれるにも関わらず)

同じように、基本的に、絶対的なスピードを追い求め難い(BPM200は目指せない)日本サッカーは、オフェンスとディフェンスとの間に、相対的なスピードの差を作り出す。
つまり、あえて、ゆっくりめな一定のテンポでプレーして、相手のディフェンダーをそのテンポに対応させて、目と体を慣れさせておいてから、一気にギアチェンジで急激にテンポアップするというプレーを徹底して追い求めるべきでしょう。

個のプレーで言えば、カカーのドリブルなどは、緩急の象徴として、理想形のひとつです。
また、ユニットでの一連のパス回しのプレーにおいても同じで、タテのくさびのパスを合図に、一気にテンポアップをすべき、ということは良く中継解説などでも耳にすることです。

こういったチェンジ・オブ・ペース、緩急を意識したプレーを、大久保や松井はもちろん、家長や金崎、香川に内田、森本や宇佐美、いやさらなる若手が、もっとできるようになれば、それは日本サッカーの可能性を広げることに繋がるでしょう。

ただ、日本でチェンジ・オブ・ペースと言う時、どうも、上記のような個人のドリブルや、一連のパス回しの中の二つのシチュエーションだけで考えがちなような気が、私はしています。

それ以上に大切なのは、試合全体でのチェンジ・オブ・ペース、テンポの変化ではないでしょうか。

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