日本屈指の艶っぽい仏像に会いに行こう!
浄瑠璃寺吉祥天女像特別開扉
浄瑠璃寺は、当尾の里と呼ばれる里にあり、付近には当尾石仏群と呼ばれる、鎌倉時代にさかのぼる石仏、石塔などが点在していることから石仏の里とも言われます。
そして、浄瑠璃寺は、なによりも九体阿弥陀堂(本堂)の現存する唯一の寺として、知られています。また、三重塔と九体阿弥陀堂が向かい合う浄土式庭園も、貴重な遺構で、特別名勝に指定されています。
で、国宝の九体阿弥陀如来像及び四天王像が立ち並ぶ本堂の厨子内に安置されているのが、秘仏吉祥天女立像。藤原時代風の優美な作風の像であるが、実際の制作は鎌倉時代初期。仏像としての威厳の中に、現実の女性を思わせる官能美が見事に調和した作品として有名。春、秋、正月の、年に三回一定期間開扉し公開される秘仏。
公開時期】3月21日~5月20日
拝観受付】9:00~16:30
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