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2004/08/31

もう少し長い目で、ゆっくりと・・・

さて、オリンピックも終わり、ようやくゆっくりと、ものを考えられるようになった、
かな、と思いきや、Jリーグも再開したし、ワールドカップ一次予選のインド戦だ。
リーガ・エスパニョーラも開幕したし、ヨーロッパチャンピオンズリーグも一次グループ
リーグの組み合わせも決まった。

何回か書いたけれども、サッカーを見ていると、とにかく次から次へと皿が出される
感じで、ひとつひとつのゲームをきっちり咀嚼しにくい。

で、ついつい目の前の一試合一試合で、感情と感想の起伏が激しくなりがちである。
しかし、たとえば、アテネ五輪でU-23代表が予選リーグで敗退したからと言って、
それだけで日本サッカーが終わる訳ではない。
もちろん、少し後退した感はあるが、それでも日本のサッカーは、ずっと継続していく。
それを、山本監督や那須や曾ヶ端が、まるで日本サッカーを殺したみたいな騒ぎ方を
するのはいかがなもんだろう。

たとえば、今回のアテネ五輪で28年ぶり(本当は7大会ぶりって言った方が正しい
と思うのですが)に優勝した男子体操団体。
28年ですよ。
その間の雌伏の期間も含めてこそ、今回の体操団体の復活(新しい出発と体操関係者
はおっしゃっているが)の重みを感じ取れる訳です。

選手たちは、自分の現役期間中という時限設定があるわけですが、見ている側には
そんなことはないんだから、もう少し長い目で、ゆっくりと見つめていくってのが、
スポーツを応援する、道楽者としては正しい姿ではないかなぁと思うのです。

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2004/08/30

おかえりなさい、磯崎浩美、川上直子、大谷未央、山本絵美、柳田美幸各選手&おいおいなんだこの試合?

さてさて、今日(正確には昨日)、神戸のユニバー記念競技場で、6時KickOffで
Jリーグ2ndステージ第三節のヴィッセル神戸VSアルビレックス新潟戦があった。

そして、その前座(?)として、4時30分KickOffでLリーグの1部2部交流戦、
TASAKIペルーレVS湯郷Belle戦もあった。
これは、30分ハーフの、ま練習試合のようなもの。

さて、ついこの前、日本に帰ってきたばかりのなでしこジャパン代表戦士、
川上、大谷、山本、柳田の4選手は、先発で登場。
磯崎選手は、五輪で痛めた足が治っていないのか、登場せず。

いつもの顔なじみTASAKIサポのみなさんと、早めに会場に入って、
一緒に応援↓。
images/0828univer
相変わらず、右サイドの土橋選手が、ぶっこ抜きで、湯郷左サイドを蹂躙。
好機を演出しまくり。
しかし、山郷、小野寺に次いで、五輪代表バックアップメンバーにも選ばれた
湯郷のGK福元選手のナイスセーブもあり、結局、前半の山本絵美選手の
FKの1点のみ

後半、五輪選手は、全員お役御免で交代。
で、後半、湯郷に同点ゴールをゆるし、結局引き分け。
ううむ、圧倒的なポゼッションのもと、好機はつくり出すものの、決定機までには
至らず、突き放しきれずに、反撃を喰らうという、なんかLリーグの前半戦の終盤、
さいたまレイナス戦や伊賀FCくノ一戦と同じような感じのゲーム。
さいたま国体も間にはさみ、ハードスケジュールが続くが、なんとかLリーグの
後半戦に向けて立て直して欲しいもの。

で、Jのキックオフ前に、女子代表5名がご挨拶。
代表して柳田選手が、「アテネでは、なでしこの花は3分咲でしたが、
北京では満開にさせたいと思います。応援よろしくお願いします」とのこと。
もちろん、応援させていただきます。
次世代のなでしこ候補が、TASAKIはもちろん、湯郷にもいます。
なにせ、湯郷の監督は、女子代表の黎明期を支えた名選手、本田さん。
GK福元選手はもちろん、MFの宮間選手、福原選手と言う好選手を
今以上に育ててくださるでしょう。

さて、本来のメインイベントであるJ。
なぜか、始球式はバルセロナ五輪200M女子平泳ぎの日本最年少の金メダリスト
岩崎恭子さん
えっと、オリンピックつながり?

で、そのゲームなんですが、なんだこりゃ。

ヴィッセル神戸 アルビレックス新潟
      1 前半 3
      2 後半 1
      3 合計 4
     26 シュート 17
【得点】
前半0分 山口 素弘(ア)
前半3分 オゼアス(ア)
前半14分 ファビーニョ(ア)
前半22分 平瀬 智行(ヴ)
後半39分 エジミウソン(ア)
後半44分 播戸 竜二(ヴ)
後半44分 エムボマ(ヴ)

キックオフ後3分たたない間に、はやくも0-2。
いやぁ、山口の先制ゴール、うつくしいロングシュートでしたわ。
続くオゼアスの振り返りざまのゴール!!って、昨年までだったら、こっちが喜ぶのに。
Yossyさんの書くとおり、あまりにもゲームの入り方が、ひどすぎる。
新潟のブラジリアン・トリオはかなり強力で、神戸のDF陣はまったく対応できず。
特に、オゼアスにおさまったボールを両翼に散らして、ファビーニョ、エジミウソンが
俊足で両サイドからペナエリアへの侵略。
で、前半の神戸の攻めも、まぁ悪くなかったのだが、新潟GKの木寺が
往年の本並なみのあたりまくり。
前半は、下手したら3-5くらいになっても不思議でない内容。
後半は、なんとなくまったりと時間が過ぎ、終盤になってドタバタ劇。

ううむ、なんなんだこのゲーム。

追記>jiroさんという方のBlog
    Barierraさんという方のBlogでも、怒り爆発!

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2004/08/29

オリ近合併の根本的な問題=阪神一極集中

合併調印のあげく、近鉄は3年後に撤退だとか。
(それも、まだ正式ではないようなのですが…・・・)

だったら、今すぐ、球団売れよ。
買うっていう人(?)がいるのに。
なんで、わざわざ3年後には撤退するやつのせいで、一球団減らされな
あかんのや。

Hiroさんという方のご意見、「とりあえずいっとけ」というBlogの意見
納得です。

しかし、最近思うのは、ファンの声ファンの声というけれど、本当に
どの程度ファンの声があるのか、というのが、少し不安なのだ。
バファローズファン、ブルーウェーブファン含め、よくありがちな
諦観があるのか、一部の盛り上がりでしかないように感じてしまうのだ。

だって、大阪ドームも、ヤフーBBスタジアムも全然客入っていなくて。
各球団の選手がやった署名の数も百から千のオーダーでしかなくて。

曲がりなりにも、やっぱり野球は日本のナンバーワン・スポーツな訳で、
好きなスポーツっていったら、やっぱり半数くらい野球って答えるわけで。
っつうことなら、何千万単位のファンがいるはずで。
合併反対の署名くらい、数百万くらい、すぐ集まっても不思議ではないのに。
関西だけでも、軽く百万くらいすぐ集まっても不思議ではないのに。

で、そういう状況の中で、もっとも問題だなぁ、と思うのは、関西のメディア。
本来であれば、関西のメディアがもっといろいろと問題提起したり、関西ローカルの
バラエティ番組や情報番組の中で、この件について、もっと扱ったり、一コーナー
つくって、長期的に取材&報道するなりあっても良いのに、
まったくといってくらい、何にもないぞ。
まったくといってよいほど、盛り上がっていない。

阪神さえあれば、ええと思っとんのかいな。

たとえば、土曜日の午前中に関西テレビで「ぶっタマ」とかいう番組があって、
その中で、金村がスポーツ新聞を使って、一週間の関西スポーツを振り返る
みたいなコーナーがあるんだが、そこで、話すことと言えば、ほとんど阪神のこと。
なんで、近鉄OB(ま、その後中日、西武を経たけど)の金村なのに…。

また、関西ローカルの番組を支配していると言っても良い吉本のタレントたちも
一部はほんとのファンかもしれんが、おそらく多くは、関西では阪神ファンと言って
おいた方が受けが良いということで、阪神ファンを名乗っているのだろう。
藤田まことと、ハイヒールモモコくらいか、近鉄ファンを公言しているのは。
よって、関西のローカル番組で、野球のことを話題にする場合は、99%
阪神のこと。
もし、近鉄対阪神の日本シリーズがあったとして、大阪ドームでの近鉄の
ホームゲームですら、おそらく阪神ファンの方が多いという事態がおこることが
予測されるほど。

よく、巨人戦ばっかり中継しやがって、と批判されますが、それは基本的には
日テレ系列の問題。
しかし、関西では、全局が阪神戦中継一色。

だから、もし今回のことが、なんとかどんでん返しで球団存続があっても、
この関西メディアの阪神一極集中の構造が変わらない限り、
何度でも同じことが起こるだろう。

プロ野球の球団経営の構造改革も必要だが、関西のメディアの、ひいては
ファンの構造改革も必要な気がするのだ。

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『クロ・ド・ミャン』@北新地【お気に入りのワインバー 関西篇その2】

さて、すっかり女子サッカーBlogになってしまっている当Blog。

久しぶりに、ワインバーのご紹介を。

私の行きつけも行きつけ。
最低週一は顔を出すと言うのが、ここ、北新地のクロ・ド・ミャン

ここも、相変わらず、おおまかなエリアとエチケットの記憶と味の好みを言ったら、
店の人がグラスワインで、適当に薦めてくれるお店。
しかも、私は行きつけも行きつけなもんで、お店の方が、過去に私が飲んだものを
大体覚えてくれていて、前に飲んで気に入ったものから類推してのお奨めなんかを
出していただけたりする。
ありがたいもんです。

また料理の方も、かなりいけます。
まず、素材にかなりこだわっていまして、野菜類も私が見たこともなかった
もんなんかが、カウンターの籠に盛られています。
魚介にしろ、肉類にしろ、またチーズも、なかなかうまい。
そして、その素材を、フレンチ、イタリアン、中華とこだわらず、とにかく
豪快に味付け。
しかも、大阪のお店らしく、ボリュームがしっかりしているんですよね。

あ、そうそう、マダム・クリコさんという方が書かれているように
神戸のコム・シノワのパン。

福猫さんという方が紹介されている、子羊のカツレツは、今お奨めですが、
食材の入荷が変わると、メニューも変わってしまうので、ご注意。
あ、そうそう牡蠣が入荷されていて、メニューにあれば、必ずオーダーする
ことをお奨めしますよ。
かなり素材を厳選した牡蠣、出してくれます。
また、ピリ辛焼き飯は是非〆にオーダーを。

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↑ソムリエーヌの竹沢さんが、見送ってくれます。

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2004/08/27

遅ればせながら、改めて男子体操

道楽、道楽と思いつつ、基本的にはスポーツ、特に女子サッカーのことばっかり
書いているような気がする。(←いや、気じゃなくって、ほんとだって)

ですが、実は、アテネ五輪で、私がもっとも感動したのは、
男子体操の団体決勝だった。
多くの方も感動されているようですな、当然ですけど。
Shuさんという方や、
かずちんさんという方、
ふぐ屋さんという方
shinichi(しんいち)さんという方も、
そのほか多数多数。

さて、この試合を見ながら思い出したのが、
忘れもしないモントリオールオリンピックの男子体操。
初めて、ちゃんと意識して見たオリンピックだ。
(ミュンヘンはかすかな記憶しかなかった)
===============================================================
当時は、団体は6人全員が演技し、上位5人の得点がチーム得点となった。
そして、初日に規定、二日目に自由があり、しかもこの両方の得点の合計で
総合順位が決まったものだった。

当時、五輪4連覇、世界選手権もあわせると9連覇していた日本男子体操代表。
当時は、ソ連とのマッチレース。
通常、規定演技で大きくリードし、自由では、逆転を狙い焦って高得点を取るために
大技にチャレンジしてくるソ連をかわす、というのが勝ちパターン。

しかし、この時は、エース笠松が病気で、補欠だった五十嵐選手が繰上げで団体に
登場。さらに、規定で0.5点と、僅かながらもソ連にリードをゆるすという大ピンチ。
さらに、悪いことは重なるもので、たしか跳馬だったと記憶するが、藤本選手が
足を痛め、それ以降の競技を続行できなくなった。
つまり、普通だったら6人中1人は失敗しても、他の5人が成功すればよかった
ところ、ここから先、日本は1人も失敗できなくなったのだ。

もちろん、今大会のレギュレーションは、団体登録選手の6人から、3人が各種目を
演技し3人の得点がそのまま加算されると言う、1人も失敗できない状況という
ことでは同じなのですが、当時は、競う相手は一人失敗しても大丈夫な訳ですから、
圧倒的に不利な状況です。

しかし、そこを驚異的な精神力(としか、表現できない)で、各選手ふんばって、僅差
でソ連に追いすがる。
そして最後の競技は、これまた鉄棒。

先にリードするソ連。
しかし、緊張のためか、安全に行こうとするのか、点がさほど伸びない。
だが、最後にエース、アンドリアノフ。
ここで、9・9とか出されるとやばい。その実力は十分ある。
大逆手車輪とかシュタルダーとか当時の定番技(当時離れ業というのは、ほとんど
無かった)を織り込み、無難な演技で、最後下り技!
着地!
あ、こけた。それも、背中までマットにつけるような大失敗。

続いて日本。
とにかく、本当に、1人もミスできない状況で、
監物の大伸身飛越一回ひねり下りとか、五十嵐の伸身二回宙返り下りとか、
すべての選手がパーフェクト。
そして最後が塚原(父の方ですね)の月面宙返り下り。
得点が出た! 9・90!

僅か0.40差ながらも、完璧な逆転劇。
===============================================================
これこそが、私のオリンピック原体験だったのです。

ね、状況が、まさに今回のアテネに似ているでしょ。
だからこそ、最後の鉄棒での、各チームの演技が始まったとき、ほんとに
最初から鳥肌ものだったのです。

アンドリアノフのように、ルーマニアの選手が落下した。
アメリカも、点が伸びない。

さぁ、日本。
もうここからは、椅子になんか座っていられなかった。
見ているだけの私が、これだけ緊張しているのに、
この選手たちの落ち着きはなんだ?
自分の力を信じきった、澄んだ表情。
緊張で押しつぶされてきたここ数回の多くの日本選手たちとはまったく違う。
富田が着地に入る前に、もう結果は見えた。

着地と同時に、テレビの前で私も両手を突き上げた。
すばらしい~、すばらしい、すごい。

すまん、回りの家の方々。


さて、実はこれには続きがある。

続く男子個人総合、
モントリオールの際、出場した日本選手たちは、信じられないミスを連発し、
完璧な演技をしたアンドリアノフに個人総合チャンピオンの座を譲る。
そのときのアンドリアノフは、インタビューで、日本人選手の集中力の無さに
よるミスを、団体自由の時の同じ選手とは思えないと語っていた。

そして、今回、アテネ五輪。
米田、富田とも、集中力が団体の後半とはどうも違うように感じた。
同じようにミスを出してしまい、残念ながら、個人総合のチャンプは逃す。

う~む、ここまで相似形になるとは。

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女子代表そっくりさん

いつも、サッカーに関して、なかなか鋭いコミックコラムを描かれている
とうこくさん、
「ちょっと一息」ということで、描いたこのコラム

ではさっそく、くらべてみましょう。

サッカーの山本絵美
水泳の中西悠子
さらに、陸上の福士加代子

みなさん、いかがですか。

ううむ、たしかにちょっと似ているかも、
特に、鼻から口にかけてのあたりかな。

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2004/08/26

女子サッカー日本代表OGの大竹奈美嬢

女子サッカー、日本代表の元エースストライカー、大竹奈美さんが、
ぴあの主催のトークショー(?)に出演されるそうです。

テーマは、「女性アスリートのライフスタイル」です。
司会が、テレビ東京の佐々木アナ。
トークのお相手は、バレーボールのゼッターランド ヨーコさん。

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2004/08/25

女子サッカー日本代表(なでしこジャパン)、おかえりなさい

女子サッカー日本代表が帰国した
いや、男子サッカーU-23日本代表も、柔道各階級の日本代表選手たちも
水泳の各種目代表選手たちも帰国した。

あのアメリカ戦以降、少し呆けてしまった。

2失点目が、オフサイドだったんじゃないか。いや、絶対にそうだ。
それを言うなら、1失点目も、アメリカ選手はシューズ裏を見せて、山郷選手の
前に飛び込んできていたぞ。
いや、しかし、たとえそれが取り消されていても、勝つイメージは残念ながら
見出せなかった。
たしかにチーム力としての距離は近づいてきていたのかもしれないが、
それでも超えられない壁があったようにも感じた。
特に、スウェーデン戦ではみごとに機能した集中守備だが、アメリカ戦では
いったん奪ってもアメリカ選手のセカンドエフォートによって奪い返されるシーンが
連発していた。
せっかく奪ったあそこで、チームとしてボールキープができないと、それは苦しい。
個の力という表現でよいのか、どうか悩むが、素直にアメリカの方が上だった。

それでもなお、日程のアンバランスによる体力的ハンディがアメリカ側にあった訳で
千載一遇のチャンスであったこともたしか。
くやしい。

しかし、これで終わりではない。
半田さん、木岡さん、大竹さん、高倉さん、野田さん、大部さんらといった、
ある意味では女子サッカーの黄金世代を擁したアトランタ五輪時の女子代表以降、
いったん暗黒時代に落ち込んだ女子サッカー日本代表は、
ようやく再スタートをきったばかりなのだ。

川上直子選手のこの言葉

大きな仕事を2年間にわたってやり続けてきた選手たち…気持ちを切り替えるには少し時間を必要とするだろう。「気持ちの切り替え・・・」としばらく遠くを見つめる川上選手。「じゃぁ、今何がしたい?」と聞くと、「なんか私、やっぱり練習がしたい」と、まっすぐこちらを見た。

この気持ちさえあれば、その意思さえあれば、さらなる成長が望めるはずです。
諦めるまで、成長には限界がありません。

女子サッカー代表戦士のみなさん、
少し体を休めた後、また思い切り練習してください。

Lリーグ後半も応援に行きます。
みなさんもぜひ。
日程は、こちらまで。

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2004/08/19

「がんばれ! 女子サッカー」

サッカー評論のベテラン、大住 良之氏と、
女子サッカー経験者&チーム主宰者(?)大原 智子氏の共著。
岩波アクティブ新書より発売中

アテネ五輪で盛り上がりを見せる女子サッカーに時期をあわせたように出た、
というよりも、出版社側&ライター側ががんばって間に合わせてつくった
ということですな(^^)。

女子サッカーをきっちりと語った本てのは、ほとんど無かっただけに、
今回の「なでしこジャパン」の奮闘を見て、興味を持った方には、
ちょうど良い入門書かと思います。
ぜひ、ご購入を

追加>劇団天野屋さんと言う方も、紹介されています。
     女子サッカーサポとしては必携と言うことで。

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山本監督率いたU-23代表、さようなら

「山本ジャパン」と呼ばれるサッカーU-23代表兼アテネオリンピック代表の
戦いが終わった。

とにかく、サッカーに関する「ネット言論」界では、ここ一週間、荒れに荒れた
感がある。
結果だけを見て、「氏ね」だの「日本に帰ってくるな」だの「山本へたれ」だの
自分のことも省みず、発散のためだけに書きなぐる人たちは置いておいて、
たしかに山本監督、そしてこのチーム、選手たち、さらには協会まで含めて、
いろいろと反省して次に活かすべき功罪はあったように感じる。

しかし、その前提としての「谷間の世代」とか言う表現、これは実態と違い
ますよね。
これは、メディアを通じて流布し、ファンも、そして選手たち自身、監督自身
すら、前提として受け入れてしまっていたのかもしれないが、
こういうおおざっぱな表現に対して、もう少し冷静であるべきだ。
実は中田~小野世代が突出した山であったのではないか。
井原から沢登、藤田、名波、望月らにかけての世代あたりから、前園、城、
伊東輝、川口らの世代。さらに、今のU-23世代から平山、カレン、苔口、
を経て森本らの世代と続く高原状(アジアの中で、という意味。世界レベル
の高原には高さが足りない)の世代の中に中田~小野世代だけがピョンと
突出していただけではないのか?

事前には、ジーコやトルシエの対極として、山本監督のチームプロデュース
プロセスを評価するひとも多かった。しかし、最後の最後で自分でご破算に
してしまったような気もするのだが、
今回の山本監督&U-23代表のプロセスは、大昔ほど湿地帯の世代ではない、
今後も続くであろう高原状のそれぞれ世代を、いかに育成し、その世代内で
いかに競争させ、代表チームとしていかに構成し、目標とする大会に向けて
いかに熟成するか、その大いなるシミュレーションとして、徹底して批判的検証を
おこなうべきなのでしょう。

しかし、多くの「ネット言説」、評論家等の言葉よりも、
「スポーツを自分では全くやらない、お茶の間ウォッチャー」である、とうこ
りえサンの評価の方が、鋭いように思うなぁ。
●固定せずに来たメンバー
●念のため、これもこれも・・・
●エンマ帖
●ちらかりすぎではないですか。
●いまだにちらかっているのではないですか。


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2004/08/18

サッカー女子代表、いざ決戦へ!

昨日、女子サッカーE組最終日、
スウェーデン対ナイジェリアは2-1と、絵に描いたようにスウェーデンの1-0以上の
1点差勝ちという結果になった。

これで、最悪の2位通過というのがなくなった訳だ。
結果、ノックアウトラウンドの組み合わせは、以下の通り。

           ┏━━━━━ドイツ (F組1位)
         ┏━━┫
         ┃    ┗━━━━━ナイジェリア (E組2位)
   ┏━━┫      
   ┃    ┃    ┏━━━━━アメリカ (G組1位)
   ┃    ┗━━┫           
   ┃          ┗━━━━━日本 (E組3位)
 ━┫
   ┃          ┏━━━━━メキシコ (F組2位)
   ┃    ┏━━┫
   ┃    ┃    ┗━━━━━ブラジル (G組2位)
   ┗━━┫
         ┃    ┏━━━━━スウェーデン (E組1位)
         ┗━━┫
           ┗━━━━━オーストラリア (G組3位)

なんとなく、ブラジル対メキシコって組み合わせが、羨ましく感じるが、
そういったことは、ここまで来れば、もう言いっこなしです。

選手たちも、前向きなコメントを出しています。
小林選手

「心配してくれていると思いますけど、私たち大丈夫ですから。次はどこが相手でも勝つしかないって思ってるから」

川上選手
「いろいろ乗り超えてきたチームなので、そうなったときのほうが力が出る。」

しかも、17日の練習から見て、北朝鮮戦時点でレギュラーだった選手が、
怪我から復帰するようです。
そう、山本選手矢野選手

1、2戦と左サイドバックでは、山岸選手もがんばっていましたが、
スピードの無さを突かれてしまう部分もあり、
スピードある矢野選手が戻ってきたのはう入れしいです。

左MFでは、小林選手も、1、2戦と動きが良かったので、
正直どちらが先発か迷うところですが、
ここは山本先発いけるところまで行け!!→動けなくなったら、小林で
お願いしたい。
WC最終予選メキシコ戦やWCアルゼンチン戦の山本→澤の
ホットラインの再現をぜひ!

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2004/08/15

五輪テレビ

CXさん、
体操や女子サッカーについて、吉田秀彦にいちいちコメントさせるの
やめてください。
居酒屋での酒飲みおっさんの感想程度の内容でしか無いです。
不要です。
体操男子予選、他の国の選手の演技も見せてください。
そうでなければ、大会の全体像がわかりません。

あと、読売新聞のJOCキャンペーンの広告、
あまりにセンスが無さ過ぎます。
これで、本当にスポーツファンのマインドをキャッチすることができると
思っているのでしょうか。

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女子サッカー、悔しい敗戦

神戸北野の有名なスポーツバー、リーグで、
対ナイジェリア戦を、関西在住の有名Lサポのみなさんと観戦、応援。
宝塚サポ、高槻サポ、そしてTASAKIサポ多数。
この方々は、昼には国体近畿地区予選で、各チームの選手を含む各県代表
(例えば、兵庫県代表は、代表選手を除くTASAKIの選手に、宝塚の選手3名が
加わるという構成です)を応援に行っていたという、筋金入りの方々です。
images/League
だが、結果は、残念なことに。

宮本選手の負傷退場がやはり致命的だった。
CFMとして、ため&散らしの起点として、川上選手の右サイドの攻め上がりを
演出するのが彼女だった。
この試合、川上の攻め上がりがスウェーデン戦、さらには壮行カナダ戦や
北朝鮮戦ほど目立たなかったのは、そのせいか。
さらに、中二日でフレッシュな相手、それもアフリカ勢と戦うというのは、
やはりあまりにハンディがあったか。
もとともの身体能力の差もあり、DFできちんと体を入れてコースを押さえても、
大外から抜かれる。
アタッカー陣も、体を入れてボールキープをしようとしても、股間とか、体の
外側から長い足をこじ入れてボールに触れてくる。
パスにしても、国内はもちろん、北朝鮮戦、さらにはスウェーデン戦でも通った
はずのギリギリのコースに、足を伸ばされ引っ掛けられる。
さらに、スウェーデン戦後の上田監督や選手のコメントから、もしかしたら
ややくみしやすしと見た、慢心(は言い過ぎだろうが)があったのかも。

残念なのは、山本選手。
投入タイミングが遅かったという意見もあるが、それだけ怪我が長引いて
いたということ。
矢野選手の怪我もどうか。
宮本選手も怪我(8針縫ったとか)が治るか。
5日間のインターバルでどこまでコンディションを戻せるのか。

さらに、他の選手も休養をしっかりとって、もう一度チャレンジャーに
なってもらいたい。

1位になるには、スウェーデンが1-0勝利で、なおかつスウェーデンが
イエローカードもらって、フェアプレイポイントで1位になるのみ、らしい。
この可能性は、かなりしんどい。
こうなったら、スウェーデンに2-1以上の1点差で勝ってもらい、3位になって
アメリカと、乾坤一擲の大勝負を挑むということでお願いしたい。

しかし、こうなるとスウェーデン戦で、得失点差を稼げなかったのが、大きい。
実際、2-0、3-0のチャンスはあったので。

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2004/08/14

女子サッカーを支える人々

今回の五輪出場、そしてなにより開会式よりも前のすべての競技の初っ端に、
下馬評を覆す勝利を、それも内容と気持ちのこもったプレーで飾ったことで、
急激に注目度を増す女子サッカー日本代表、なでしこジャパン。

しかし、シドニー五輪への出場を逃して以降、Lリーグがシュリンクしていき、
ここ数年は、本当に不遇の時代をすごしていた訳です。
企業チームは、TASAKIとYKKのみ。
荒川選手で有名になったように、ほとんどの選手は、アルバイト等で生計を立てる状態

しかし、そんな不遇の時代、冬の時代からもずっと、TASAKIはじめ、高槻や
宝塚、伊賀、さいたま、ベレーザなど、それぞれのチームに、サポートを
続けてきたサポーターがいました。
(ちなみに、Blogの最初の方にも書きましたが、私は、今年になって
 TASAKIのゲームに行き始めた、ビギナーにすぎません。)

例えば、TASAKIの公式サイトと言っても良い「輝けペルーレ」。
(田崎真珠の企業サイトの中にも、ペルーレのページはありますが)
こちらのサイトを運営管理されている方は、ずっとTASAKIをサポートしてきた
その実績をチームの方から認められて、正式な許可を得て、写真等も撮影
されていますし、情報もチームの方から正式にいただいているそうです。

その結果、アテネ五輪の緒戦、田崎真珠の本社での合同応援にも、
きちんと招かれ、社長や社員の方々と一緒に応援されたそうです。
うらやましい(^^)ですが、それだけサポーターとチームが結びついている証拠。

こういう経験をしているのですから、もし、今後、メダル獲得なんてことになって、
メディアによる一瞬の祭り上げにも、彼女らは舞い上がるようなことはないでしょう
どんなに注目を浴びるようになっても、女子サッカーリーグが、
完全なプロリーグとして成立することは、おそらくほぼ不可能です。
JFAからの金銭的サポートが増え、少しは自己負担は減るかもしれませんが、
現在の企業チーム(実業団)及びアマチュアクラブチームのリーグとしてしか
運営できないでしょう。

だから、周囲の人々へのサポートへの感謝を忘れず、しかし、あとに続く
「女の子」たちの夢を絶やさないために、ひたむきにプレーすることを
やめないでしょう。
だから、私も、長い目でのサポートをしていきたいと思います。

もし、今回の女子代表に心を動かされた方々は、各チームの後援会に入る
先輩サポーターに学んで一緒に応援に行く、といったことをしてください。

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遅ればせながら、素晴らしい試合でした

どうもプチ熱中症かなにかで、ここ数日体調がすぐれず、
しかもあのサッカー女子代表「なでしこジャパン」の奮闘ぶりに、
ますます熱が上がってしまい、BlogへのUPができなかった。

ようやくいろいろなサイトやBlogを見ていると、とにかくここ数日は、女子サッカー
の大ブームアップ。
ちょっと遅いよ、みなさん。4ヶ月、遅いよ。
今年のLリーグから行っておこうよ(^^)、うん。
(ま、おれもちょっとだけ早かっただけだからん、偉そうには言えん)

ずっと女子サッカーを追っかけてきてくれた「2002World.Com」さんに、
試合レポートがあります。
また、今回の上田監督以下の女子代表がたどってきた道が、このサイトには
きっちりレポートされていますので、このゲームだけで女子サッカー、女子代表を
見直したという方は、ぜひ「頑張れ女子サッカー」のバックナンバーをご覧ください。

また、「J'sGOAL」の中の女子サッカー特集ページも内容充実。
特に、五輪予選前の元女子代表の野田朱美・大竹奈美さんの辛口トークも、今見直すと、
なかなか鋭いものがあります。

試合内容としては、上田監督、そして選手たちの目論見どおりというところでしょう。
特に、足元の技術には、自信があるのか、左サイドの山岸、小林にCMFの宮本が
相手のアプローチにもひるまず細かいパス交換から、酒井経由もしくは宮本からの
ダイレクトでの川上へのサイドチェンジで右サイド一対一を頻繁につくりだし、川上
の正確なクロスから決定機を幾度も得たのは、まさしく狙い通りでしょう。
また、守備の方も、とにかく上田監督になって以来の課題(いや、日本サッカーの
永遠の課題か)、とにかく数的有利をつくりりだす運動量重視の密集守備が、
もののみごとに結実。
女子サッカーは、やはり男子に比べて、アプローチのためのランニングスピードに
パススピードがどうしても7~8割掛になるので、74年西ドイツワールドカップ以前、
もしくは82年スペイン大会、86年メキシコ大会くらいのルーズさになってしまいがち
な訳です。
だから、個人のスピード勝負&テクニック勝負で、一人二人スーパーなプレイヤー
がいると、その国が強くなるってことなんですが、
そこに、ここまでの戦術的プレスを掛けると、面食らうんでしょうな。
湯浅健二さんのサイトでの評価も、そんなところでしょう。

中には「おばさんサッカー」なんか書いていたBlogもありましたが、
プレッシングサッカーってのは、おばさんなのか、子供なのかわからんが、
ボールを中心に人が密集するってのは、仕方がないこと。
プレッシングサッカーが最高潮を迎えていた時代のトヨタカップ、
ミランVSベレス・サレスフィルド戦なんかまさしくそうだった訳で。
もちろん、それ以降、男子の世界トップレベルのサッカーは、逆にピッチの
幅をいっぱいに使う、縦方向のプレス+ワイドという方向性に進化したと
思う(私の解釈にすぎないですが)のですが……。

女子サッカーが、そのステージまで上がるのか、どうか。
今後の女子サッカーの流れの鍵を握るのは、もしかしたら今回の
女子日本代表なのかもしれません。

ところで、前半終了間際の、小林からの右アウトサイドでの
超絶スルーパスは、「レコバかいっ!」ってな感じ。
ほんと、澤に決めて欲しかったよね。
俊輔とか、やりたそうなプレーだよなぁ。

また、後半の大谷の右サイドコーナーからの股抜き突破は、
98年フランスワールドカップでのアルゼンチン戦の中西永輔の突破を
思い出させました。

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2004/08/11

今度はフュージョンだ。

よく考えれば、Blog開設以来、
倉木麻衣、ヤイコにZONEと、若い女性シンガーばっかり、
という感じの、音楽関係の書き込み。

よい年したおっさんが、なにやってんのん、という感じですが。
実は、もうひとつ好きな音楽ジャンルにフュージョンがある。
フュージョンってのも、もう死語に近い表現なのかもしれないし、
演奏しているプレイヤーのみなさんもそう言われるの嫌なのかも
しれないんですが。

関西でのフュージョンのメッカと言えば、神戸のチキンジョージ
京都のRAG

さて、8月5日にプリズム、
8月8日にナニワエキスプレス
久しぶりにチキン連チャンでした。
images/NANIWA

いやぁ、やっぱ気持ちええわん(^^)。

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2004/08/10

本日も、明日もZONE

本日は、ZONE
大阪厚生年金会館。

そう言えば、ABC系の高校野球のテーマソング「glory colors~風のトビラ~」を
担当ということで、昨日、ABCの中継にゲストに来ていたので、
昨日大阪に入っていたそうだ。

さて、最年長のTAKAYOから、TOMOKAにメンバーチェンジがあって、初お披露目。
期待していたのだったのだが、仕事の関係で、開演から20分ほど遅れてしまった。
残念。

楽器のできるアイドル、「バンド+アイドル」という形の最終兵器的存在のZONE。
観客席のファン層は、小さい女の子からオタクなおじさん(俺もか?)まで幅広い。

こうやってライブで聴くと、改めてZONEの楽曲は、和製ポップスとして、かなり
クオリティが高いのではないかなぁ。素直に楽しく、良い曲多いよ。

さて、明日は、なんばHatch。
ライブハウスツアーバージョンと言うことで、内容が変わるということで、
ホワイエでチケットを売っていたので、つい購入。
明日も行くことにした(爆)。

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2004/08/09

五輪代表と税金

サッカー「日本代表」が、無事アジアカップを制し、
次は、数多くの競技の「日本代表」たちが、アテネオリンピックに挑む。

さて、4年ごとに繰り返される狂騒曲を、私は苦々しく思う。
それは、日本全国がオリンピック一色に染まるのが鬱陶しい、
ということではなく、この時しかスポーツ、それも単に結果(メダルが
取れたか否か)だけにしか反応しないような人たちが、
ことさら選手たちにプレッシャーをかけることに、だ。

中には、期待されていてメダルを取れなかった選手、予選落ちした選手
たちを、「税金ドロボー」呼ばわりする人たちすらいる。
例えば、こんなことを書いている人もいる。

好きなように競技がしたいのなら、強化選手の指定を返上して、自費で練習し、自費で遠征し、個人でオリンピックに参加するしかないだろう。くどいようだが国の文教予算、即ち僕たちの税金から彼らの強化費が支出されているのだ

しかし、国費国費、税金税金と言うが、どの程度の国費・税金なのだろうか。
totoの不振によって、いまや風前の灯となってしまった、スポーツ振興基金に
よるスポーツ団体助成だが、その基金としての政府出資は250億円とのこと。
また、JOCの財政状況はこんな感じのようです。
ううむ、この内、税金からの支出って、交付金と補助金ですよね。
え?合計20億程度?
また、日本のお家芸、代表選手が負けたら非国民のように言われる
柔道の競技団体、全柔連の財政について、やや古いデータですが、
このように分析している方もいらっしゃいますが、ううむ、交付金2億です。
国民一人当たり、2円弱。
2円出したからって、非国民呼ばわりする権利が与えられる訳ですか。

「貧乏」競技団体で、代表となった選手たちは、オリンピックに行くのに、
渡航費の自己負担をしているくらいなのです。
(このリンクは、一政党の議員のサイトなので、少し嫌なのだが)
そうそう、日本のお家芸、男子体操の代表であった池谷くんも
渡航費自己負担分として7万5千円払ったと言っていたな。
だいたい、多くの競技団体の収入に対して、団体に所属するチーム、
選手の登録料は、結構のシェアを占めたりする訳です。

つまり、選手たちは、税金におんぶに抱っこしてもらって、
大名旅行をしている訳ではないのだ。

だいたい、子供の頃から努力を積み重ねて、ある競技における、
日本でもっとも優れた選手となった人たちを、
世界最高の大会に心置きなく送り出してあげることができずして、
なんのための経済大国か。

自民党によると、JOCの事業として15億円の予算で、メダル倍増が
目指せるとのこと。
もちろん、メダルば倍になるということが大事なのではない。
安心してメダルを目指せるスポーツ環境を、次の世代の子供たちに
たったの15億円くらい安いモンではないか。

四国に3本橋を架けることに比べると。
天下りくそ役人に高い退職金払うのに比べると。
一日2便しか飛ばない飛行場を全国につくるのに比べると。

子供たちの未来の夢を育むための予算は惜しくて、
土木工事やら地元に落ちる金の方が大事というのなら、
オリンピックでの日本代表の成績に、過剰なプレッシャーを
与えるのはやめるべきだ。

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2004/08/08

女子代表は、最終調整だ!

アテネ五輪に向けて、欧州でトレーニングを重ねている「なでしこジャパン」。
オランダとの練習試合も、2-0と快勝だったようだ。
しかし、選手監督のコメントからは、慢心はうかがえない。

スウェーデンは、高い壁ではあるが、今の女子代表ならば、互角の
闘いはいどめるはずです。
あと、3日です。
がんばってください \(^o^)/

images/tasakimessage
↑JFAのサッカーミュージアムに、女子サッカー日本代表の七夕
 願掛けが飾ってありました。
 TASAKIの代表選手たちのを写真撮ってみました。

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なんとも言い難いアジアカップ優勝

アジアカップの決勝から、一晩あけた。

前にも書いた通り、いろいろ問題はあるが、
とにかくこの一戦までは、日本代表チームをとにかく応援。
特に、あの中国の日本戦の観客に、ぜひ眼にもの言わせてやって欲しかった。

だから、玉田のゴールが決まったとき、家で叫び声とガッツポーズをあげた。
周りのお家の方、ごめんなさい(^^;)。

とにかく、選手の皆さん、おめでとう。
鈴木、玉田、遠藤、福西、宮本、中澤、田中、川口。
コンディション不良で、アルゼンチン戦を、辞退してくれても良いです。
ゆっくり休んでください。

加地、悪いけど、もう一度鍛えなおしてきてください。少なくとも、徳永から
ポジション、きちんと奪い返してください。
三都主、プレーについて、もう一度、考え直してください。

本山、小笠原、中田、田中、西、藤田、アツ、山卓、茶野、楢崎、土肥。
あの首脳陣の下でも良いなら、アルゼンチン戦で思う存分チャレンジして
ください。

一方、首脳陣。
「苦境を超えて~」と言っていたが、苦境のうち半分くらいは、自らが
招いた事態であったことを、素直に反省してください
そこに改善が認められないのであれば、いくらでも批判します。


さて、決勝の試合内容については、gloriaさんという方が、こんな感じで
まとめて
くださっていらっしゃいますが、
私は、4-1くらいであっさり勝つんじゃないのか、と試合前、サッカーファンの
友人と話ししてました。
中国代表のプレーを見ていると、今大会の日本代表がいまいち対応できて
いなかった、中東勢の中盤が活発に行う前後のポジションチェンジからの
中盤からの力強いロングシュートが少なく、攻撃が単調だったので、
今大会の神の降りた中澤ならはじき返してくれると思っていた。
また、セットプレーからのディフェンスもいまいちのように感じたので、
まぁ、いくら85分間仕事をしない中村俊輔でも、残り5分で数プレーなんとか
するんじゃないかと。

3-1、しかも3点目はロスタイムに入ってからということで、予想以上に苦労した
かな、という感じ。

しかし、逆に言うと、決勝の中国代表、あんなもんか。
ふつう、地元開催、しかもあいては「にっくき」日本だったら、もっとアグレッシブに
来るんじゃないのか?
中国代表が戦術的に弱いというのは前提だとしても、戦術なんか関係なく、
もっと迫力あるアタックを仕掛けてきたり、ディフェンスももっと削ってきても
不思議でなかったのに。
少なくとも韓国開催で韓国対日本の決勝だったら、韓国代表は、もっと怖いくらい
プレッシャーをかけてきただろう。
(サッカー競技場においては、韓国の嫌日度はやや減って、中国よりもスポーツ
 的な雰囲気であることは、期待できるだろうが)
その点、少し拍子抜けの部分はあった。

私自身の今大会全体、及び日本代表の細かい咀嚼については、
おいおい、じっくり。

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2004/08/06

ああ、エコパに行った方が良かったか……

リーガ・エスパニューラの強豪3チームが来日すると言うことで、
どのゲームを見るか、悩んだ。

レアルはまぁ、お祭りみたいになるだろうから、バルサかバレンシアだ。
あ、でも、バルサとバレンシア、両試合とも日程がかぶっている。
相手は、どこがいいかな、鹿島か、新潟か、磐田か。
でも、エコパも新潟も行きにくいなぁ。
ううむ、そうなると鹿島か。
あ、でも8月1日にはヤイコのライブだ。
じゃぁ、8月4日のバレンシアvs鹿島戦か。
うん、いいや。
しっかりしたゲームを見るなら、やはりバレンシアかな。

ということで、見に行ったのですが、ううむ期待はずれ、と言った方が
正しいですね。

TBSサイトや、spinaciさんという方のレポートにも書かれている通り、
バレンシアサイドには、あまり見るところなし。

アルベルダ、バラーハ、アジャラ、アイマールがいないってことで、
仕方ない部分もあるのかもしれませんが、こうして見るとバレンシアは
個の力は、マドリーやバルセロナに及びもつかん、チームとしての
コレクティブな闘いをきちんとしなければならん、ということが
改めてあからさまになったということか。
ここから3週間、ラニエリ御大が、いかにして整備していくのか、
注目ですが、結構な金額のチケットだっただけに、もっと楽しいサッカーを
見たかったなぁ。
ということで、エコパというか、ロナウジーニョの方が良かったなぁ。
ちょっと後悔。

ほんと、おんなじ日にしないでよね。

アイマールのユニがほとんどだった中で、一部ファンが、しぶ~いユニを。
↓この方なんか、しぶいっ!アルベルダのユニですよ
images/shibui

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2004/08/04

ついに決勝進出!

前にも書いたけど、最近サッカーのゲームが多すぎて、ひとつひとつの試合を
きちんと咀嚼する前に、次の試合が始まるって感じでした。

で、アジアカップも、ちゃんと見てはいるものの、
心は、女子代表のアテネ五輪壮行試合に行き、
U-23も少しは気になり、
スペイン3チームの来日花試合はどんなんかなぁ、と浮気心も出、
さらに、関西唯一の花試合、ヴィッセル神戸対ラツィオなんかもやっぱり気になる。

あ、でもハードディスクレコーディングしたユーロを整理しないと、
五輪の女子代表のゲームを録れなくなるわん、
リーガ・エスパニョーラはじめ、欧州リーグも始まるやん、
という状況。

最近の代表の試合内容からして、アジアカップも、いまいち期待できない感が強く、
一方、女子代表には、昨年のワールドカップ最終予選のメキシコ戦以来、
裏切られたことが無いだけに、男子代表よりも燃える。
(壮行試合の)カナダ戦だよ、オランダ戦だよ、五輪だよ、というモード。

よって、グループリーグは、さほど乗り気ではなかった。
しかし、トーナメントに入ってからの、ヨルダン戦、バーレーン戦と続く、激闘。
しびれた。
ひさしぶりに、しびれた。

やっぱり、好きなスポーツのナショナルチームというのは、ここまで
心を震わせるものか。
細かいことは、とりあえず抜きだ。

もちろん、ジーコ以下首脳陣のチームマネージメントが、
ここまでの苦闘を招いた、という批判もできるだろうし、その趣旨は十分に理解できる。

しかし、今週末までは、そういったレベルの議論はいらない。
とにかく、ここまで勝ち上がってきてくれた選手を、
日本からでしかないが、サポートする、応援する。
北京の空まで、念を送りましょう、みなさん。

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2004/08/02

今さらなんですが…

こういうイラストを見つけました。

TBSさんのサイトの中の「開運!?スポよた堂」というマンガコラム。

どうも、バックナンバーがうまく出ないようなのですが、なんとか
見つけ出したのが、この日のコラム

>スポーツには時折「観たこと自体が心の財産になる」試合というのがあると筆者は思うのですが、今回がまさにそれでした。
という言葉は、ほんとに同感。

“観たこと自体が心の財産になる試合”という言葉は、表現として
すばらしいなぁ。
そして、このゲームがそうであったことを疑う人はいないでしょうね。

そういったゲームが、アテネでも見られることを期待します!

あ、あとおもしろいのが、この回
酒井選手が、かなり似ているのだ。

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昨日は、グッピー(笑)

昨日の舞台というのは、阿佐ヶ谷スパイダーズの長塚圭史の作演出「真昼のビッチ」。
天王寺の大阪国際交流センターでした。

主演の高橋由美子さんの舞台は、過去、「モーツァルト!」とか「花の紅天狗」、
「レ・ミゼラブル」などで見てきていた。
しかし、これまでは高橋さん目的ではなかった。
松たか子目当てだったり、劇団新感線目当てだったり……)

しかし、それまでの舞台での高橋さんを見て、舞台での実力を十分に
認知していたので、今回は高橋さん目当て。
しかも長塚さんの作演出ということもあり、期待して行く。

ストーリーは、舞さんのサイトできっちりと紹介されています。
長塚さんの描くその世界は暗くて殺伐としてて、ストーリー的にも救いが無く、
登場人物も決して良い人はほぼいない。
特に、主人公であるタマコ(高橋さん)が、不幸こそが生きる活力になる、
という描き方が、きっつい。
最後、ハッピーエンドかと思いきや、さらなるどんでん返しで、後味悪い。
脚本的にはよく練れていると思うが、やや説明的な独白が多かったのが
気になるが、居心地のわる~い演出がたたきこまれ、休憩なし約2時間
30分が一気に過ぎました。

>追加:成瀬屋さんと言う方のblogでも、かなり詳しく書かれています。

さて、一人(またか、オレ(苦笑))で行ったのですが、偶然会社の先輩に
会い、その方が高橋さんとトモダチということで、楽屋見舞いにごいっしょ
させていただきました。
ラッキーでした。

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今日は、ヤイコ。

本日8月1日は、大阪は大阪万博記念公園内のもみじ川広場特設ステージで
開催されました矢井田瞳の野外ライブに参加。
images/yaiko
相変わらず一人(苦笑)で参加。
Bブロックという前のど真ん中のブロックという一番良い場所(^^)。
広場は芝生だったので、ヤイコを真似て裸足になってみた。
いや~、裸足気持ち良い。芝生気持ち良い。
風も気持ち良い。
空の色の移り変わりも気持ち良い。
ヤイコのサウンドも気持ち良い。
いい年したおじさんが、ノリノリでジャンプだ、なんだしてました。
周りから見ると、あまりかっこよい図ではないような気もするが、
ま、良いとしよう。

さて、「ヤイコdeライフ」というロゴとアドレスを書いたTシャツを着た人を
見かけたので、気になって検索してみると、こんなサイトが。
ふむふむ、ちゃんと道楽やってるな。

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2004/08/01

壮行試合 Go!Go! なでしこジャパン

さて、7月30日、国立霞ヶ丘競技場で開催されたアテネ五輪壮行試合の
ダブルヘッダー、行ってきました。
会社半休して……(大丈夫か、おれ(^^;))。
さらに、深夜バスで帰ってきて、本日大阪で舞台に行ったので、
ちょっとBlog書く時間が…。

さて、全般的には
相手チームのコンディションやモチベーションにやや疑問はあったものの、
両者とも内容的には、素晴らしいもの。
「なでしこジャパン」のデビューとしては、良いものでしたね。
images/nadeshiko

さて、みなさん、Lリーグの公式サイトが開設されたようです。
その中で、Lリーグ所属の女子日本代表の紹介とコメントが載っています。
あ、だから丸山選手、矢野選手のコメントや写真は無いんですね(^^)。
みなさん、「なでしこジャパン」はもちろん、五輪後のLリーグもよろしく。

また、id:Mattyanさんという方が作られた女子代表の『名鑑』は、
愛情とユーモアがあふれる紹介になっています。

試合については、また。

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