女子サッカーを支える人々
今回の五輪出場、そしてなにより開会式よりも前のすべての競技の初っ端に、
下馬評を覆す勝利を、それも内容と気持ちのこもったプレーで飾ったことで、
急激に注目度を増す女子サッカー日本代表、なでしこジャパン。
しかし、シドニー五輪への出場を逃して以降、Lリーグがシュリンクしていき、
ここ数年は、本当に不遇の時代をすごしていた訳です。
企業チームは、TASAKIとYKKのみ。
荒川選手で有名になったように、ほとんどの選手は、アルバイト等で生計を立てる状態。
しかし、そんな不遇の時代、冬の時代からもずっと、TASAKIはじめ、高槻や
宝塚、伊賀、さいたま、ベレーザなど、それぞれのチームに、サポートを
続けてきたサポーターがいました。
(ちなみに、Blogの最初の方にも書きましたが、私は、今年になって
TASAKIのゲームに行き始めた、ビギナーにすぎません。)
例えば、TASAKIの公式サイトと言っても良い「輝けペルーレ」。
(田崎真珠の企業サイトの中にも、ペルーレのページはありますが)
こちらのサイトを運営管理されている方は、ずっとTASAKIをサポートしてきた
その実績をチームの方から認められて、正式な許可を得て、写真等も撮影
されていますし、情報もチームの方から正式にいただいているそうです。
その結果、アテネ五輪の緒戦、田崎真珠の本社での合同応援にも、
きちんと招かれ、社長や社員の方々と一緒に応援されたそうです。
うらやましい(^^)ですが、それだけサポーターとチームが結びついている証拠。
こういう経験をしているのですから、もし、今後、メダル獲得なんてことになって、
メディアによる一瞬の祭り上げにも、彼女らは舞い上がるようなことはないでしょう。
どんなに注目を浴びるようになっても、女子サッカーリーグが、
完全なプロリーグとして成立することは、おそらくほぼ不可能です。
JFAからの金銭的サポートが増え、少しは自己負担は減るかもしれませんが、
現在の企業チーム(実業団)及びアマチュアクラブチームのリーグとしてしか
運営できないでしょう。
だから、周囲の人々へのサポートへの感謝を忘れず、しかし、あとに続く
「女の子」たちの夢を絶やさないために、ひたむきにプレーすることを
やめないでしょう。
だから、私も、長い目でのサポートをしていきたいと思います。
もし、今回の女子代表に心を動かされた方々は、各チームの後援会に入る、
先輩サポーターに学んで一緒に応援に行く、といったことをしてください。
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