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2004/08/25

女子サッカー日本代表(なでしこジャパン)、おかえりなさい

女子サッカー日本代表が帰国した
いや、男子サッカーU-23日本代表も、柔道各階級の日本代表選手たちも
水泳の各種目代表選手たちも帰国した。

あのアメリカ戦以降、少し呆けてしまった。

2失点目が、オフサイドだったんじゃないか。いや、絶対にそうだ。
それを言うなら、1失点目も、アメリカ選手はシューズ裏を見せて、山郷選手の
前に飛び込んできていたぞ。
いや、しかし、たとえそれが取り消されていても、勝つイメージは残念ながら
見出せなかった。
たしかにチーム力としての距離は近づいてきていたのかもしれないが、
それでも超えられない壁があったようにも感じた。
特に、スウェーデン戦ではみごとに機能した集中守備だが、アメリカ戦では
いったん奪ってもアメリカ選手のセカンドエフォートによって奪い返されるシーンが
連発していた。
せっかく奪ったあそこで、チームとしてボールキープができないと、それは苦しい。
個の力という表現でよいのか、どうか悩むが、素直にアメリカの方が上だった。

それでもなお、日程のアンバランスによる体力的ハンディがアメリカ側にあった訳で
千載一遇のチャンスであったこともたしか。
くやしい。

しかし、これで終わりではない。
半田さん、木岡さん、大竹さん、高倉さん、野田さん、大部さんらといった、
ある意味では女子サッカーの黄金世代を擁したアトランタ五輪時の女子代表以降、
いったん暗黒時代に落ち込んだ女子サッカー日本代表は、
ようやく再スタートをきったばかりなのだ。

川上直子選手のこの言葉

大きな仕事を2年間にわたってやり続けてきた選手たち…気持ちを切り替えるには少し時間を必要とするだろう。「気持ちの切り替え・・・」としばらく遠くを見つめる川上選手。「じゃぁ、今何がしたい?」と聞くと、「なんか私、やっぱり練習がしたい」と、まっすぐこちらを見た。

この気持ちさえあれば、その意思さえあれば、さらなる成長が望めるはずです。
諦めるまで、成長には限界がありません。

女子サッカー代表戦士のみなさん、
少し体を休めた後、また思い切り練習してください。

Lリーグ後半も応援に行きます。
みなさんもぜひ。
日程は、こちらまで。

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