もう少し長い目で、ゆっくりと・・・
さて、オリンピックも終わり、ようやくゆっくりと、ものを考えられるようになった、
かな、と思いきや、Jリーグも再開したし、ワールドカップ一次予選のインド戦だ。
リーガ・エスパニョーラも開幕したし、ヨーロッパチャンピオンズリーグも一次グループ
リーグの組み合わせも決まった。
何回か書いたけれども、サッカーを見ていると、とにかく次から次へと皿が出される
感じで、ひとつひとつのゲームをきっちり咀嚼しにくい。
で、ついつい目の前の一試合一試合で、感情と感想の起伏が激しくなりがちである。
しかし、たとえば、アテネ五輪でU-23代表が予選リーグで敗退したからと言って、
それだけで日本サッカーが終わる訳ではない。
もちろん、少し後退した感はあるが、それでも日本のサッカーは、ずっと継続していく。
それを、山本監督や那須や曾ヶ端が、まるで日本サッカーを殺したみたいな騒ぎ方を
するのはいかがなもんだろう。
たとえば、今回のアテネ五輪で28年ぶり(本当は7大会ぶりって言った方が正しい
と思うのですが)に優勝した男子体操団体。
28年ですよ。
その間の雌伏の期間も含めてこそ、今回の体操団体の復活(新しい出発と体操関係者
はおっしゃっているが)の重みを感じ取れる訳です。
選手たちは、自分の現役期間中という時限設定があるわけですが、見ている側には
そんなことはないんだから、もう少し長い目で、ゆっくりと見つめていくってのが、
スポーツを応援する、道楽者としては正しい姿ではないかなぁと思うのです。
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