10月9日、へぽたいや~@ZeppOSAKA
さて、今週、おもいっきり開演が押したコンサートは、
10月9日、ZeppOSAKAの“岡村ちゃん”こと岡村靖幸。
先週のジョアン・ジルベルトとは、こらまたえらいジャンル違い。
ジョアン・ジルベルトとは、まったく違う意味で、「生きる伝説」に
なっていた岡村ちゃん。
岡村靖幸を見た、っていうことが都市伝説になっていたくらいだから。
さて、私が岡村ちゃんを聴いたきっかけは、多くの方と同様、渡辺美里の
楽曲の作者がデビューをするっ!ってことだった。
デビューアルバム「YELLOW!」とか、「早熟」とか、そして、あの伝説の
快作アルバム「家庭教師」など、
和製プリンスとも呼ばれたファンクで黒っぽいダンサブルなサウンドと
独自の詩の世界、さらに、ライブで繰り広げる独特なボーカルスタイルと
パフォーマンスで、ある意味カルト的な人気があった。
決してルックスが良かったとも思えないが、女性からの人気も高く、
ブランク前のライブでの女性比率はかなり高く、しかも結構“良い女”系
比率が、角松とかと並んで、高かったと記憶している。
「背が179」っつうても、その程度で高くもなかったんだけど。
(“ベイベー”とかいう呼びかけ方からして、ミッチー的であったかも
しれない)
しかし、突然活動が停滞、川本真琴やCHARAやらSOPHIAやらのプロデュース
ワークと、散発的なシングルでしか、その名前を聞くことはなくなっていた。
しかし、昨年、満を持してライブパフォーマンス活動も再開し、
今年になってオリジナルアルバムも出したのだ。
しかし、私は、そのブランクに、ちょっと怖い感じがして、昨年のライブには
行かなかった。
しかし、今回、昨年以上のしっかりしたツアーということで、パフォーマンスも
安定しているだろうと読み、ついに10年ぶりの生“岡村ちゃん”体験。
少しどきどきしながら、南港コスモスクエア駅に着き、ZeppOSAKAに向かうと、
えらい人の列が並んでいる。
どうやら、台風で機材到着が遅れたらしく、開演予定時間の午後6時になっても
まだ開場していない状態。
グッズ売り場に下りていくと、なかからリハの音が漏れてきている。
こりゃ、押しに押すなぁと思いつつ場内へ。
なにやら、期待感が空間に充満している。
そして、ついに一時間半押しの午後7時30分に開演!!
始まると、もう、とにかくはしゃぎまくり。
新作に関しては、歌詞やアクションのタイミングがつかめていないところがあったが、
自然に体が動くし、歌詞も口から自然に流れ出る。
♪青春って、1,2,3、Jump!♪で、ジャンプだ!
「君が」に、「ダイスキッ!」で応える。
客観的に見れば、あのダンスも、今や何も知らない人から見ると、パパイヤ鈴木かいな、
という感じもするかもしれないし、
ボーカルも、ちゃんと声の出ないところを別フレーズでごまかしているとも取れる
部分もたしかにある。
しかし、昔日の岡村ちゃんを知っている人間から見ると、涙モノだった。
いやぁ、これだけ思いっきり汗をかいた2時間30分ってのは、久しぶりだった。
岡村ちゃんは、ようやっとライブに行けたので、
今度、横山輝一のライブに行ければ、嬉しいんだけどな。
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コメント
はじめまして。TBありがとうございます。こちらからもTBさせていただきますね。
大阪は台風が過ぎ去った後だったのですね。当日でなくて何よりです。
昨年のライブをご覧になっていらっしゃらないようですが、昨年はそれはそれは惨いものでしたよ。声などまったく出ていませんでしたから。それに比べれば今年はとてもクオリティが高かったです。今年でもまともに歌えてないところは多々ありましたが・・・^^;
それでも盛り上がってしまうのが岡村ちゃんのライブですね。ホント昔からのファンには涙ものです。
投稿: hiberion | 2004/10/12 00:53