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2004/11/24

「日韓ワールドカップの覚書」

「日韓ワールドカップの覚書 日本サッカーの未来のために」
川端康生著、講談社、2004年10月発行

以前に紹介したフジテレビ系の「熱き夢の日」という、
日韓ワールドカップ誘致の日々を描いたドラマの元本とでも
言えるのでしょうか。

86メキシコ・ワールドカップのアジア最終予選、伝説の日韓戦の
第2戦に、日本代表団長としてソウルに赴いていた村田忠男氏
(現兵庫県サッカー協会会長)が、日本がワールドカップに出場
するためには、日本でワールドカップを開催すればよいと言う
思いつきに近いところから始まる、壮大な夢が現実となるまでの
過程を、広範な取材をもとに書き上げたドキュメント。

村田氏はじめ長沼元サッカー協会会長、岡野前サッカー協会会長、
川淵現サッカー協会会長、小倉純二現FIFA理事といったサッカー界の
人々に加え、諸橋三菱商事会長、宮沢元首相といった政財界の人々、
さらに事務方としてのサッカー協会長谷川女史、下田氏、電通濱口氏
といった人々が、その当時、日本においてサッカーとどういう関係が
あり、どういう思いをもっていたのか。
そして、何を考えて、どう行動したのか、ということが非常に明快に
書かれています。
もちろん実際のプロセスは、ここまできれいに整理されて進んでいった
訳ではなく、各人の考えや行動に、揺らぎや混沌もあっただろう。
ここには描かれていない失敗や誤りもあったでしょう。
しかし、彼らの働きが無ければ、今、私たちは、こんな環境で
サッカーのサポーターなどできていないでしょう。

彼らへのリスペクトをこめて、紹介したいと思います。


これと同時代のJリーグ創設と言う、もうひとつの偉業を描いた
「空っぽのスタジアムからの挑戦」も並行で必読の書。
(木之本興三氏をクローズアップした「プロジェクトX」
元本とでも言えるでしょう)
これについても、いつか書くつもりです。

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コメント

トラバありがとうございます。この2冊、早く読まないと…。

投稿: pata | 2004/11/25 10:33

pataさま、コメントありがとうございます。

サッカー関連の書籍には、読みごたえのある本が
多く出てくれて楽しいですね。

投稿: 六甲びと | 2004/11/30 18:33

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