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2004/12/14

日本一の屋台@大阪高津宮

どうも歴史とか由緒ある文化といったものと、かけ離れたイメージで
語られることの多い“大阪”ではありますが、
事実としては難波宮という平安京よりも平城京よりも古く都が置かれ、
かつ飛鳥に都があった時代にも、その外港として重要な地位を占めて
いた訳で、ある意味では日本最古の都市と言っても良いわけです。

その大坂(大阪の旧表記)の中心であった上町台地にある
高津宮という神社。

ここは、大坂を都として定めた仁徳天皇を祭神としています。
仁徳天皇は、仁政を施した天皇として評価も高く、その徳を
のちのちの天皇はひとつの理想としていました。
平安初期に、清和天皇が、難波宮の旧跡地に社殿を築いて
仁徳天皇をお祭りしたのが始まり。
で、その後、豊臣秀吉が大阪城の築城に際し、現在地に遷座
したとのことです。

で、古典芸能好きの方は、歌舞伎でも文楽でも有名な
「夏祭浪花鑑(なつまつりなにわかがみ)」のクライマックスの
舞台が、ここ高津宮の夏祭りの宵宮と言えば、わかってもらえ
ますでしょうか。
平成中村座の大阪公演でも、演目でしたね。

さて、その高津宮で、新年1月10日に、お祭りが開かれます。
その名も「とんど祭り」。
“とんど”というのが、いまひとつ意味がわからないのですが、
大切なのは、ここに出店する屋台の数々!


大阪でも有名なお店が、この日一日限りの屋台として出店
します。
「リストランテ・イタロ」「ラ・トォルトゥーガ」 、
「日本橋・藤久」、「三津寺・ぶいはち」に「焼肉・遊山」等。

桂文枝一門の落語や、もと憂歌団の木村充揮のライブなど
イベントも盛りだくさん。

関西の方は、興味がありましたら、ぜひ足をお運びください。

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