環の音楽 京都
行ってきました、
以前にエントリーした「環の音楽」。
そぼふる雨の京都、祇園の町屋の間を抜け、
建仁寺裏の祇園甲部歌舞練場という、ふつうでは
足を踏み入れない空間でのライブ。
普通だったら、こういったジョイントライブは、
アーティストチェンジの間が、セットチェンジや
サポートメンバーの準備などで、微妙に間隔が
空いてしまい、空気が冷えることが多い。
しかし、今回は、ギターの小倉博和、ベースの
有賀啓雄、さらに斎藤有太のピアノに、ドラム&
パーカッションの三沢またろうという手だれの
サポートメンバーだったので、同じメンバーで
4名のアーティスト、すべてを一気通貫。
よって空気が冷えることも無く、歌う4名、
一十三十一(ひとみ・とい)、畠山美由紀、
渡辺美里、大貫妙子が心地よくパフォーマンスを
つなげていく。
しかも、会場が、単に珍しい場所というだけでなく、
音響的にも非常に良かった。
私は、コンサートや舞台などで、細かい音要素を
聴き取るために、両手を耳たぶにあてて、前方に
立てて、前から来る音を逃さないようにすることが
ままある。
普通のライブなんかだと、それでめっちゃ音の
感じが変わるのだが、今回は、それをやっても
やらなくても、音の構成要素がほとんどかわら
なかったのだ。
そういった環境の中でパフォーマンスした
このメンバーたち。
この環境もあいまって、彼女らの四人四様の
艶のある声が、客席を覆った。
いやぁ、貴重な体験だった。
春に都踊りに行ってみようかな。
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