最終予選緒戦、北朝鮮戦、冷や汗の勝利発進
神戸北野の有名なスポーツバー、『League』で、大勢のサポーターと
いっしょに応援。
いやぁ、ほっとした。
オマーン戦とほぼいっしょのカタチ。
試合の入り方としては最高に近い感じだった。前からプレッシャーを
かけたら、基本的にはすべてボールを奪える状態。
ですが、簡単に1点とったことによって、少し圧力のかけ方がゆるん
でしまったのか、いつでも取れるという感じに陥ったのか、北朝鮮に
良いカタチでボールを奪われ始める。
特に、北朝鮮のキム・ヨンスですか、が交替で入ってきてから、北朝
鮮も前の方で球も収まり始めて、押し返される。
そのままなんかいやな雰囲気で、後半の立ち上がり、北朝鮮が一気に
ペースアップ。
猛烈なプレスと、フリーランニングを仕掛け日本を押し込む。
そして、左サイドからのナム・ソンチョルのシュートが恐るべき
シュート軌道を描いて、川口の逆を突き、同点に持ちこまれる。
本来は抜かれてはいけないニアサイド。
一瞬、店内が凍りつく。
北朝鮮は、どうやらこの時間帯に一気にペースを上げて、同点に追い
つき、引き分け狙いだったのだろう。
ここから、徐々にペースダウンし、自陣に引き始める、
そこに、高原、中村が入ったこともあり、敵陣に入って、中盤から前
目でボールを支配し始める。
が、どうにもシュートが枠に飛ばない。
これは、引き分けか、という雰囲気も、店内に漂う。
が、おれは、オマーン戦にしろ、アジアカップのバーレーン戦にしろ、
このチーム、日本代表が集団として記憶してきた、ゲームは最後まで
あきらめたらいけない、を忘れずに、信じていた。
すると、リフレクションを冷静につないだボールが、大黒の前にこぼ
れ、ジャストミートしない感じのシュートがゴールに転がり込む。
まさしく、オマーン戦の再現だ。
課題はやはり残されたが、とりあえず勝利発進。
問題はなんなんだろうか。
遠藤、福西の関係性かな。
今でもありがちだった三都主の雑なボールの失い方。
前線の球の収まりが悪かったこと。
それから、試合の中でのチームとしてのチェンジオブペース。
このあたり、改善を望む。
って、かなり課題多いやん。
やっぱり、2戦のテストマッチ(ラグビーやクリケットで言う“テス
トマッチ”とは意味が違うんで)とは、違うってことか。
当たり前ですが。
さて、実は、女子サッカーのTASAKIペルーレのエースFWにして新主
将の大谷未央選手と、右サイドのアタッカー、土橋優貴選手が観戦&
応援に来ていました。
で、試合後、TASAKIペルーレのグッズを来店者に抽選でプレゼント。
いやぁ、引き分けのあとなんていうことになったら、雰囲気最悪だっ
たところでしたよ。
危なかった、危なかった。
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コメント
管理人さん、こんばんわ。
TBありがとうございます。本当に勝ってよかったです。
この調子じゃ先が思いやられますが、最終予選とはこういうものなのです。
今後も頑張って応援していきましょう!
投稿: マサト | 2005/02/10 21:16
始めましてトラックバックありがとうございます。
管理人さんの記事の通り多くの課題を残した試合でしたね。
でも、問題は多いでしょうが、チームの勝利への執着心とそれを具現化する力が確実に上がっているように思いますね。
日々成長する選手たちに、今後も目が離せません!イラン戦楽しみ!
投稿: FOO | 2005/02/10 21:41
マサトさん、FOOさん、コメントありがとうございます。
最終予選というものは、一般論として厳しいものであるのは事実なのですが、
今の日本代表は、自分から無理やり苦しくしてい
る感は否めません。
そんなことする必要はありませんので。
代表スタッフに、もっとしっかりやって欲しい
ものです。
投稿: 六甲びと | 2005/02/12 00:27