桜の名所・下河原の豪邸街
東山山麓は、もともと風光明媚で知られた場所。
院政期の天皇・上皇たちは、白川の両岸に広がる
白河の土地を愛で、六勝寺という大寺を築いた。
南禅寺なんかも元は上皇の離宮だったし、平家
物語で有名な鹿ケ谷の山荘なんてのもあった訳で、
その当時から別荘街だったわけだ。
で、琵琶湖疎水の開通後、その東山から白河に
かけての土地は、その豊富な水を利用した池泉
回遊式の近代庭園を備えた多くの名士の住宅、
別荘が築かれることになった。
そのほとんどの庭園を手掛けたのが、植治こと
七代目小川治兵衛。
對龍山荘、何有荘、真々庵、碧雲荘、怡園など、
功なり名を遂げた実業家たちの豪邸(非公開)が
立ち並ぶ街の中に、こんな風景がある。
知る人ぞ知る、と思うんだけど、ちゃんと
Blogで紹介している方もいた。
⇒京都あちらこちらサン
基本的には住宅街で、観光地ではないので
見に行くときは、マナーを守りましょう。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
ご紹介ありがとうございます。満開になる頃もう一度行こうと思っていたのですが、この様子では急がないといけませんね。
投稿: piita | 2005/04/08 22:53