『描かれた神戸物語 -源平合戦から港街・異人館まで-』展@神戸市立博物館
こんな展覧会が始まっていたのを気づいていませんでした。
神戸市立博物館
企画展 震災10年神戸からの発信
『描かれた神戸物語 -源平合戦から港街・異人館まで-』
六甲びとというネットネームからもわかるように、私は
神戸っ子である。
で、一般論として「神戸が世界最高の街」かどうかは
わからないが、私にとっては、これ以上の街は考えら
れないくらい、好きである。
単なるパトリオティズムと言われれば、その通りである
が、ほんとどうしようもないのである。
さて、そんな神戸の街の姿を描いた数多くの絵画作品
を紹介してくれる展覧会が、もっとも神戸らしいエリアで
ある旧居留地内の神戸市立博物館で開催されている。
神戸という街は、明治維新時の開港によってできた
新しい街というイメージがあるが、現在の神戸市域内には
『源氏物語』に描かれた須磨・明石であったり、『平家物語』
に描かれた福原・生田・須磨・一の谷であったり、在原業平
の歌や『伊勢物語』に描かれた布引の滝であったり、と
畿内であっただけに、古典文学に登場する場所も多い。
そして、開港後には、西洋文化流入の窓口ということもあり、
当時の人にとっては最新の西洋風の風俗や建築がふんだ
んにある神戸の風景は、芸術家の創作意欲を刺激した。
そんな神戸を舞台として描いた絵画作品を集めた展覧会。
こういった作品を通じて、神戸という街のイメージがどのように
形成されたのか、私にとってのテーマでもあります。
【開催日】4月29日(金・祝)~6月19日(日)
【開催場所】神戸市立博物館
神戸市中央区京町24
【開催時間】午前10時~午後5時
(入館は午後4:30まで)
【休館日】毎週月曜日
【料金】一般:200円
高校・大学生:150円
小・中学生:100円
【アクセス】JR「三ノ宮」、地下鉄(山手線)・阪急・阪神「三宮」から
南西へ徒歩約10分・旧居留地内
<本日のTB先>
六甲探検隊ふにゃらの日々さんも、本展覧会を紹介されています。
横浜と対比させながら、神戸の街の成り立ちを語り、
「だから神戸に飽きないのかもしれない」とおっしゃっている
神戸~大阪、二都逍遙。さん
SNAP in Kinki さんは、同趣旨(かな?)での前回の
展覧会「よみがえる兵庫津」の感想をUP!
Joy of Tea Light Editionさんは、神戸の旧居留地の風景を
紹介してくださっています。
happy lifeさんも、思いっきり神戸が好きとおっしゃって
いただいています(^^)、お仲間だぁ~。
さらに、Diarioさん。
現在の神戸のいろいろな風景を、写真で紹介して
おいでです。
なかなか綺麗な写真ですね。
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コメント
TBありがとうございました。
市立博物館、今はこんな展示をやってたんですね。
7月から開催の、「ベルリンの至宝展」はチェックしてたんですけれどね。
ちょうど明日は休みなので博物館に足を運んでみます。
投稿: もる | 2005/05/24 09:10
TB、というよりも貴重な情報を教えていただき、どうもありがとうございました。
興味深い展覧会ですね。近いうちに見学してみます。
投稿: maruyan | 2005/05/24 22:42
神戸大好きなお仲間を見つけてしまいました~
またゆっくり遊びにこさせてください。
投稿: MASAYO | 2005/06/28 01:30