スタジアムも揺れる、なでしこジャパン、華麗なる逆転勝利!!
女子サッカー日本代表の、東アジア選手権に向けての
壮行試合、オーストラリア代表マチルダス戦。
西が丘に行ってきた。
スタジアムに入ると、かなりのお客さん。
ええ感じや~ん(^^)
さて、いつもの通り、ゴル裏に行くと、なぜかTASAKIの
いつものダン幕が。
実は、け~ちゃんサンが、関東方面のTASAKIサポの
方(くっきーサン含む)に託したとのこと。
苦労しながら、貼ったそうです。
ご苦労様でしたっ!
さて、ゴル裏、前から4段目で試合開始を待っていると、
およっ、目の前を小野寺選手を先頭に、ベレーザの選手たちが
バックスタンドの方へ、通り過ぎていきます。
「おっ」と息を呑んでいたら、その雰囲気を察したのか、小野寺
選手が至近距離でこちらを振り向く。
うわっ、思いっきり目があっちゃった(#^^#)。
さて、そんなことで、さらにテンションも上がり、試合開始を待つ。
でも、ゴル裏なのに、あんまり誰も気づかないのよん。
これって、男子で言えば、磐田や鹿島、マリノスとかの主力選手が、
ゴル裏を歩いて移動しているってことなのにね(^_^;)。
さて、選手入場。この日は、いつものブルーシートではなく、
代表発表の日に川上選手が手に持っていたうちわが配布され、
入場時には、これをかかげて迎えることに。
ゴル裏では、Leftyサポさんが、コールリーダーに↑。
さて、日本代表の先発は、こんな感じか。
永里
大野
安藤
澤
柳田 酒井
宇津木 下小鶴 磯崎 豊田
福元
J’sGOALやほかの方のレポでは、大野がもっと左にはっての
4-2-3-1という風に書いている方もいたが、
私には、4-2-2-2と4-2-3-1の整理ができずに、大野が
左にはり切れず、自分のポジションを見失っていたように見えた。
その結果、左中盤にけっこう大きなスペースができてしまい、
かなり危ない状況。
また、とにかくオーストラリアがでかくて速い。
FW12番のキャスリン・ギル選手が、180cmと磯崎選手から頭半分
出ているし、FW11番のリサ・ディバンナは速い。
典型的なポストと衛星役で、日本DFにプレッシャーをかける。
また、中盤でも、運動量が多く、バランスの悪い日本選手が孤立し
かけると、あっという間にボール狩りにかかる。
特に、足が長いのだろう。いつものLリーグでのプレー距離の
感覚でやっていると引っ掛けられて、奪い返される。
こんな状況の中、DFラインでボールを預けられた磯崎選手に、
ディバンナがプレッシャーをかけると、ボールが深く足に入りすぎて、
コントロールミス。
これをかっさらわれて、みごとなミドルのコントロールシュート。
磯崎選手のこんな失点の仕方、初めて見た。
日本は、酒井選手や柳田選手のミドルで応戦するが、サイドで
フォローの距離が遠く、どうも攻撃がカタチにならず、澤までバイタル
エリアまで下がって、ディフェンスに入る。
そうこうするうち、またDFラインにロングボールを入れられ、速さで
突破してきたディバンナに磯崎、豊田両選手が追いすがるが、
エリア内で倒してしまい、PK。
0-2となり、これはやばい、さすが強豪オーストラリア、という感じ。
しかし、オーストラリアがこれで少し安心したのか、中盤での
プレッシャーが少しゆるんで、その隙をついて永里、安藤、
大野らが突破をはかり、日本が怒涛の反撃。
大野選手(だと思う)の左サイドの突破をファールで止め、FK。
安藤選手が、ライナー性のボールを逆サイドに大きく蹴ると、
そこに飛び込んだ柳田選手がジャンプしながら左足で折り返す。
大きく振られた豪DFは、棒立ち。ゴール左前で一人悠々と
浮いていた永里がひざで押し込み1点を返す。
しばらく気づかなかったが、左SBの宇津木選手が、中盤に
位置をあげ、こんな感じの変則3-5-2か。
永里
大野
澤 安藤
宇津木
柳田 酒井
下小鶴 磯崎 豊田
福元
DFも、対応に慣れてきたのか、ヘディングでも一歩早く
ポジションを取り、負けない。
奪い返したボールを、酒井、柳田両選手を中心に、左右に
配給すると、豪MF&DF陣が一歩ずつ遅れだす。
そして、40分すぎ、安藤選手が突然左サイドにポジション
チェンジして現れる。豪DF完全に混乱。中盤を鋭く縦に突いた
安藤選手から、永里選手に縦にパス。今度は、永里選手が
相手DFのチェックを豪快に突き飛ばして縦に切れ込み、
ゴール左前に折り返すと、飛び込んだ大野選手が豪快ボレー。
さらに、今度はゴール右前に侵入した大野が、安藤に折り返す。
安藤選手は、そこからロブ気味のパスをゴール左前に送ると、
永里選手がきれいなトラップから叩き込む。一気に3-2と逆転。
永里選手の高校生とは思えないゴール前の落ち着きも素晴ら
しいが、安藤選手の効果的な攻撃の絡みもみごと。
しかし、20分過ぎまでの展開からは、前半のうちに逆転できる
とは、想像もつかなかった。
後半も、豪の中盤の運動量が戻らず、選手交替を積極的に行い、
態勢を整えようとするものの、日本優勢のまま推移する。
しかし、追加点が奪えない。
ここで大野選手に替えて、大谷選手投入ですよ~(^^)/。
大野選手、1点目の基点となるFKを得る突破とか、2点目の
ナイスゴールなど、ピンポイントでは好プレーを発揮していま
したが、永里選手、澤選手の間で、どうもポジショニングを
見つけられず、全般的には、少し迷っていたように見えまし
たので、ここは純粋FWの大谷選手で、狙え得点です!
永里選手と並んで、大谷選手も前線にきっちりとはって、
ゴール前により数をかける。
それが功を奏する。
大谷選手がスルーパスを永里選手へ送り、そこからの折り返しを
澤選手が落としたところに、酒井選手が飛び込んできて、シュート。
一度は豪DFがブロックしたものの、その跳ね返りを酒井選手が
もう一度冷静にコースを狙ってゴール右隅に流し込んだ。
前半から、ミドルを積極的にうっていた酒井選手。
そう言えば、『Sports Yeah!』でのベレーザ選手の対談で、
「一試合2点を取ったことがないので、狙えと言われている」とか
発言していました。
いや~、いい選手ですわ。
さて、大谷選手も、35分あたりだったでしょうか、左からのセンタ
リングをみごとなトラップで飛び込む相手DFをかわして、ゴール
どまん前GKと一対一になったのですが、左足でのシュートが
ゴールマウスをそれていってしまいました。
うわ~悔しい、残念。
もう一度、右に持ち帰る時間的余裕あったんだけどなぁ~。
試合はそのまま4-2で日本勝利!
⇒J'sGOAL
⇒サンスポ
いやぁ、オーストラリア、いいチームでしたよ。
球際の厳しさとかもあったし、なによりでかくて速い。
東アジア選手権に向けて、いいシミュレーションになったん
じゃないですか。わざわざの来日、ありがとう。
ところで、後半30分すぎ、スタンドが突然突き上げられた。
照明塔もかなり揺れていた。
かなり大きな地震だったのんね。
<本エントリーのTB先>
エントリーが出遅れ気味になってしまいました。
ということで、先にエントリーされている、女子サッカーをサポートして
くれている仲間にTBだ!
ROSER×LOOSERさん
Forza!TASAKIペルーレFCさん
劇団天野屋 Part3さん
たかまるのちょっと一言さん
leftyサポの戯言・・・。さん
子連れVERDYさん
やり抜く意志があれば夢は叶うサン⇒前半/後半
サッカーを語ってみるサン
GO! GO! ブログさん
まったりやったるか。。(´ー`)y-~~~ さん
サッカー情報通-inoran's blogさん
deportista@下野魂さん
いつも記事等をまとめてくださっている女サカメモ(仮)さん
助かります!
そしてなにより元代表野田朱美さんが、いち早くこの
ゲームについてエントリーされています。
野田朱美 サッカー & etcさん
=7/25の追加TB=
++蹴球JAPAN++blogさん
日本蹴球活動倶楽部さん
"SHUNSUKE" Impressions of every dayさん
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コメント
始めまして、“まったりやたるか。。”のjam-linと言います。よろしく。。
TBありがとうございました。
この日、ウチが生息している地域では、放送されず、記事だけの判断ですが、選手達は調子よさそぉ~ですね。安心しました。。
東アジアでもこの感じで、“強いなでしこ”を期待します!
投稿: jam-lin | 2005/07/25 12:38
トラバありがとうございました!韓国行く前にいろんな意味でいい試合見れて嬉しかったですね。ペルーレの選手たちもこの調子だと目一杯輝いてくれそうです☆
投稿: くっきー | 2005/07/25 20:18
良く見たら、違う記事からトラックバックを送ってしまっておりました。すみませんです。
今送り直した方が正解(?)です。
投稿: 劇団天野屋 | 2005/07/26 19:14