フランク・ロイド・ライト設計の建物で、建築を学ぼう
先日、仕事で、東京の某広告会社に行った時に、
そのオフィスビルの2階オープンスペースで、
フランク・ロイド・ライトの撮った日本の風景写真の
展覧会があった。
で、そこに興味深い公開講座の案内があったので、
ピックアップしてきた
建築界の巨人、フランク・ロイド・ライトが設計した
自由学園の旧校舎、明日館で開催される公開講座です。
【住所】
〒171-0021
東京都豊島区西池袋2-31-3
【アクセス】
JR池袋駅メトロポリタン口より徒歩5分
JR目白駅より徒歩7分
「ライトが受けた日本の影響」
建築の巨匠フランク・ロイド・ライトが国外に遺した業績は、現在4件あるのみ。すべて日本に遺っています。ライトと日本の深い関わりを想わせます。従来、ライトが日本に影響を与えた事例の指摘はあったものの、その逆の、ライトが受けた日本の美術や建築の影響についての指摘は、余り多くはありませんでした。このことに焦点を絞って、検討、解析を試みる内容の講座を新たに開講します。【講師】谷川正巳(谷川正己フランク・ロイド・ライト研究室主宰)
【開催日時】
11月5日(土)~2006年3月18日(土)の間、土曜日全8回
午後1時30分~午後3時30分
【受講料】28,800円(税込)
「心地よく美しい住まい」
すっきりと使いやすく、美しく暮らすには、今の家でどうするか、どんな家を建てるか。自分でも良く解らないのが現実ではないでしょうか。要件や要望を具体的に挙げて整理し、自分達にとって心地よい住まいは何かを考えましょう。建築家と一緒に、F.L.ライトをはじめ、様々な実例を見ながら楽しく学ぶクラスです。【講師】遠藤現(遠藤現建築創作所主宰)
【開催日時】
10月22日(土)~2006年3月25日(土)の間、土曜日全6回
午後1時30分~午後3時30分
【受講料】21,600円(税込)
「明治・大正・昭和の建築 日本近代建築史」
維新以降、政治、経済、文化、あらゆる面で近代化を果たそうとした日本。建築においても、西洋建築に学ぶことから始まり、それまでの日本になかった新しい表現を模索・実現しました。明治、大正、昭和初期の日本近代建築史の流れを学び、その文脈の中で考えると、大正時代、F.L.ライトによって設計された自由学園明日館の姿も浮き彫りになってきます。先期とは取り上げる建物を換えてお話します。【講師】米山勇(江戸東京博物館助教授)
【開催日時】
2006年1月14日(土)~2006年3月11日(土)の間、全3回
午後1時30分~午後3時30分
【受講料】10,800円(税込)
いやぁ、これ、行きたいけど、関西から通うわけにもいかず。
近所の方、いいなぁ、うらやましいなぁ。
<本エントリーのTB先>
明日館を写真で紹介されているフォトブログbearsさん
いやあ、美しい写真ですね。
夜の明日館を紹介されておいでの、風景(画)さん
これまた、美しい。
MasslogueさんにもTBだ。
ライトアップされた明日館の感想を述べておいでの
shijimiさん
MetalなNEKOのアイドリング・デイズさんは、見学の際に
気に入った食堂の照明について、ライトの逸話をご紹介
しておいです。
Geish@Tokyoさん、今日の隊ちょ〜サンも、見学会の
感想をエントリーされておいでです。
ZERO-ONE BLOGさんは、「有機的建築論」 というロイドの
建築論について触れておいでです。
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