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2005/09/30

阪神タイガースが、プロ野球セリーグ2年ぶり優勝で、やっぱり街は大騒ぎ!?

本日、別の用事で大阪のミナミ(堀江)に行った。
その用事が終わった時間は、9時30分すぎ。

その時点では、阪神タイガースが、本拠地甲子園球場で、
巨人を破って、2年ぶりの優勝を決めていた

で、ミナミの街は、やはり、三々五々トラユニ着た人が
集まってきているようです。
200509292305200509292318200509292306

で、ワゴン車の後部を改造して、「♪六甲颪」に、各選手の
応援歌をかけていると、そこに人が集まり、合唱が始まる。
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箱乗りやら、サンルーフから頭を出したりもしている。
200509292321200509292332
ただ、暴走ではなく、安全運転の車が多かった。

こういった大騒ぎ、非難も多いようですが、
「いいんじゃないの?」というのが私の感想。

なんだかんだと言いつつ、国内スポーツとしては、プロ野球が
まだNo1であることは否定できない。(絶対的な存在だった過去に
比べると、One of Themになったが、相対的にはまだNo1だろう)

かつ、そのプロ野球で、関西圏においては、圧倒的なNo1人気を
誇る阪神。
(もちろん、関西人が全部阪神ファンなんてことじゃないよ。でも
 相対的には、やっぱり圧倒的にNo1でしょう)

そのチームが、リーグ優勝ってのは、たとえて言えば、昨年の
リーガ・エスパニョーラでのFCバルセロナの優勝あたりに匹敵
するんじゃないか、地元にとっての意味は。

あるいは、中田がいた時のセリエAでのASローマや、一昨年の
ブンデスリーガのヴェルダーブレーメンの優勝とか。
(サッカーの例ばかりでごめんね)

その時も、それぞれの街でえらい騒ぎだったよね。
かなり、とんでもなかったよ。
街のメインストリートでクラクション鳴らしまくったり、箱乗りの
程度もかなりとんでもなかった。
外灯とかモニュメントとかにも昇って、チームフラッグとか大いに
振りまくっていたし。
噴水に入って、半裸状態で大騒ぎなんて図もよくあったよ。

海外のああいった事例は、地域密着の象徴で、街の文化になって
いるから良くて、阪神、大阪は“民度が低い”みたいな感じで批判
されるってのは、海外コンプレックスみたいなもんじゃないかな。

<本エントリーのTB先>
阪神ファンのブロガーのみなさん、おめでとうございます。
福岡在住の小学校の女の子、あついっすよ、熱い!
「虎キチ人生、一直線(・∀・)」さん

祝!阪神優勝!次は日本一や!~もう巨人はどうでもいいやサンは、
阪神タイガース優勝記念でブログのタイトル一時的に変えている
そうです(^^)。すごい気合。

阪神と僕さん、★ Redstar53‐net.com ★さん、にゃほにゃほたまくろーサン、
へっぽこ主婦の徒然日記。さん、まぃかの日々さん、トラが中心の日常をさけぶサンら
みなさん、感無量のご様子。

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2005/09/29

BONNIE PINK@心斎橋クラブ・クアトロ、デビュー10周年ライブはシングル全曲演奏

行ってきました、BONNIE PINK 10th Anniversary SPECIAL EVENT。
BONNIEPINK

会場は、心斎橋のクラブクアトロ。
QUATTRO

その無国籍なサウンドと、独特の落ち着いた滋味のある声質で
ポップス界に独自の地位を築いているBONNIE PINK。

95年のデビューから10年ということで、東京と大阪の2会場のみ
でのスペシャルライブでした。

スペシャルということで、シングル全曲を演るかもなぁ、と内心
予想はしていたが、本当にシングル全曲を演る!というのは、
BONNIEくらいのキャリアのある人だと大変。
一部メドレーになった曲もあったが、これは仕方がない。

昔の曲も良いのですが、「Private Laughter」「Last Kiss」
「Tonight,the Night」、そして「So Wonderful」といった
比較的新しいシングルは、その楽曲の造形そのものは、
めちゃくちゃポップなのに、それが安易に流れずめちゃくちゃ
クオリティが高い!!

私にとっては、トッド・ラングレンと並んで、ポップとクオリティの
トータルバランスが極めて高いアーティストとして、位置づけて
います。

続いて、10月以降、ニューアルバムをひっさげての全国ツアーも
あります。

お、さらに大阪の人は、こんなイベントもありますよ。

「Golden Tears -BONNIE PINK 十年の軌跡-」

デビュー10周年を迎えたBONNIE PINK。
彼女がリリースしてきた8枚のアルバムを軸に、ジャケットから制作過程、プライベートまでデビュー以来撮影されてきた写真やメモを数多く展示。
ボニーが歩んだ10年の軌跡を体感できる展覧会です。

日時】10月18日(火)~11月6日(日)
   平日、土日祝日:11:00~21:00
   木曜日:11:00~18:00
定休日】月曜日
会場】rec from loji   〒550-0015
   大阪市西区南堀江1-14-26中澤ビル2F
おっ、ここ昔よく髪切りに行ってたところだ。
よっしゃ行くぞ!

PS;姓名判断により、bonnie pinkやBonnie Pinkといった小文字
ではなく、BONNIE PINKと全て大文字表記にしたとのこと。
ファンのみなさん、大文字表記、徹底しましょう(^^)

<本日のTB先>
東京公演の渋谷AXの感想をUPされている方々をご紹介。
champlasonic weblog さんは、なんとBONNIEのデビュープロジェクトの
名古屋エリア担当者だったそうです。
ラーメン二郎を食べつつダイエットはできるか!?さん。
Easy Way Outさん
uchi-aブログさん
こんなんありましたぁ。サン
ボウケンの日々さん
みなさん、大激賞!!

それから、m-floとのコラボレーションでも活躍の女性ボーカリスト
YOSHIKAさんが、公式Blogで、BONNIEのライブに行ったという
エントリーをされておいでです。
「彼女のように沢山の人を幸せな気持ちにさせられるアーティスト
になりたいなと改めて思った」とのこと。
ガンガレ、超ガンガレ!

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2005/09/28

クラブユースの東西対抗オールスターに観衆1万人だって!さらに、天皇杯の横浜FC戦がNHK地上波で生中継ですよ!

定期購読をしている週刊サッカーマガジン。
その今週号で、「メニコンカップ2005 日本クラブユースサッカー
東西対抗戦(U-15)」
の記事があった。

その名の通り、クラブユースの全国大会「第20回日本クラブユース
サッカー選手権(U-15)大会」
の出場チームの中からの優秀選手を
選考し、東西に分けて戦う一戦。

すでに、11回目を迎えたこの大会。
第1回目には大黒が、第2回目には阿部(ジェフ)や石川(FC東京)が
出場していたそうだ。

で、今年は、オールイーストが6-0と快勝
横浜FマリノスジュニアユースのFW斉藤学選手がハットトリックの活躍で
MVPに選出されたとのこと。

しかし、なによりこの記事で驚いたのが、観衆の数。
なんと、10,087人!!

すごい、すごすぎます。
Lリーグはもちろん、ジェフや大宮の観客より多いじゃないですか。
※ちなみに、JやLの観客数をまとめてくれているのは、こちらの
 Jリーグの観客動員数を語るblogさん。
 最新節までの平均入場者数
 ⇒J1
 ⇒J2
 ⇒Lリーグ

サッカーの未来は、ますます明るい……のか?


それから、もうひとつ良いニュースが。

サッカー天皇杯の3回戦が、NHK地上波での中継が決定!

放送予定されているのは、横浜FC対FCホリコシ戦(10月9日、三ツ沢)。

横浜FCに所属するFW三浦知良(38)の人気に着目したとのことで、
天皇杯3回戦の地上波中継は異例だとのことです。

Jの地上波での生中継の視聴率がまったく振るわない中ですが、
    ∩
    ( ⌒)     ∩_ _
   /,. ノ      i .,,E)
  ./ /"      / /"
  ./ / _、_   / ノ'
 / / ,_ノ` )/ / NHK!
(       /  GOOD JOB_!
 ヽ     |
  \    \
  _n
 ( l    _、_
  \ \ ( <_,` )
   ヽ___ ̄ ̄  ) NHKグッジョブ!!
     /    /
今回はよくやった!

<本エントリーのTB先>
さすが、++蹴球JAPAN++blogさんは、ちゃんと大会開催の翌日に
エントリーをされています。目配りがきちんと行き届いていますね。
すばらしい。
グランパスサポの反逆のレフティーさんは、ちゃんと観戦に行かれ、
写真付きでご報告しておいで。これもすばらしい。

天皇杯の生中継のニュースについては、
いろいろあるんですけど・・・さん、ジャンクワードの森さんも、ビビッドに
反応されておいでです。

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2005/09/27

先輩Lサポーターは凄すぎる、11年前のLリーグ本をお持ちです。で、15歳の川上直子選手。

さて、TASAKI対高槻戦で先輩サポの方が凄いものを持ってきはった。

↓これ
DSC03059
なんと、11年前、1994年の「日本女子サッカーマニュアルBOOK」とな。

私は、95年の第2回世界選手権(慣例で女子ワールドカップと呼ばれて
いたけど、正式名称はこちら)の試合を見た記憶がある。(どこで、放送
されていたんだったけ?)
ブラジルに勝って、大会初勝利をおさめ、しかも8強となり「決勝トーナメ
ント」に進出し、アトランタ五輪の出場権を得た大会だ。
そして、96年のアトランタ五輪での女子サッカーのゲームもきちんと見
ていた。
しかし、さすがにLリーグを見に行くにまでは至ってなかったのだ。
うん。

いやぁ、そんな時代以前のガイドブックですよ。
すごいすごい。

で、その中の一部。
DSC03061
↑当時の女子日本代表
右ページ中段右が大部選手
右ページ中段真ん中は野田さん
左ページ上段は凄いメンバー。
右から、木岡さん、高倉さん澤選手
さらに、左ページ二段目左は半田さん。
左ページ下段真ん中は大竹奈美さん

大部さん、幼い顔しているなぁ。
大竹さんも、ややおぼこい感じ(o^_^o)。

しかし、このとき既に高倉さん、ベテランと呼ばれています。
DSC03060


あと、TASAKIのページを見ていたら、この選手が。
DSC03062
15歳の時の川上直子選手ですよ~っ!(^^)


<本エントリーのTB先>
劇団天野屋 Part3さんも、『Lリーグ年鑑1995』の「笑撃」の
川上直子選手の写真を紹介しておいで!

あと、「浦和系唯一無二の川上直子応援サイト」の
日本活動蹴球倶楽部さんにもTBしておきましょう。

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2005/09/26

Lリーグ、第3クール再開!大谷選手のハットトリックで、TASAKIペルーレは好発進

東アジア選手権、そして国体で中断していたLリーグがいよいよ再開。

日テレベレーザを勝ち点差3で追う現在2位のTASAKIペルーレ

さて、意気揚々と、高槻駅からタクシーに乗って、試合会場に向かった。
が、なんか様子が変。
どんどん山の方へ向かっていく。
タクシーの運転手に確認をしたら、なんと萩谷に向かっている!
違うって!
同じ「総合」がついても、総合スポーツセンターの方だって。

ってことで、キックオフに間に合わず。
なんとなく、テンションが下がったまま、サポーター仲間の集う
スタンドの方ではなく、前半、バクスタ側から立ったまま観戦。
すでにTASAKIが2点取っている。
DSC03049DSC03053
↑近い、近い(^^)
DSC03051
↑特に、タッチライン際を駆け上がる土橋選手が近い!

で、後半からは改めてスタンドに行き、サポーター仲間と合流。
ベレーザとの得失点差を縮めるために、とにかく、大量点を取りたい。
そして、エースでキャプテンの大谷選手は、得点王を奪い返すとともに、
澤選手を抜いて、歴代最多得点の名誉も得たい!

ということで、大谷選手に声援を送る。
DSC03063DSC03067

その期待に応えて、大谷選手が、前線やや右サイドでボールを受けると、
DFとの一対一をスピードで振り切り、体ひとつ前に出たところで、
右足一閃、逆サイドのゴールネットに突き刺さる。
スタンド大興奮!

さらに、続いて鈴木智選手がゴール前を脅かし続けます。
そして、ペナルティエリア内右サイド深くに侵入した鈴木智選手を、高槻
DFがたまらず倒してしまい、PK。
大谷選手は、PKをゲットした鈴木智選手にキックを譲ろうとしますが、
チーム全員が大谷選手を促します。
得点王奪還、通算得点を、チーム全員も意識しているのでしょう。

DSC03065
↑きっちりゲットで、ハットトリック。
これで、大谷選手は通算104得点となり、澤選手に抜かれるまで
1位だった大竹奈美選手(元ベレーザ)に追いつきました。

TASAKIは、その後、攻め上がった磯崎選手の右中盤からのアーリー
クロスが、高槻DFラインの頭を超え、ゴール前左でひとり浮いていた
山本選手が右足インサイドであわせてゴール。

ただ、後半は、14本もシュートを放ち、高槻のシュートを0本に抑え、と
圧倒しただけに、もう少し点を取って、得失点差を稼いでおきたかった
ところです。
ちょっと残念。

スペランツァFC高槻0-5TASAKIペルーレ
        (前半0-2)
        (後半0-3)
6分大谷未央(TASAKI)
17分山本絵美(TASAKI)
50分大谷未央(TASAKI)
60分大谷未央(TASAKI)
76分山本絵美(TASAKI)

DSC03069DSC03071
↑選手たちは内容に満足の様子。


しかし、ベレーザは取りこぼしませんな。
澤選手も1点を加えて、通算得点記録をさらに伸ばしたそうな。
しかも、荒川選手が復活ゴールに、小林選手も復帰とのこと。
こりゃ、万全の体制だなぁ。
ううむ、どっかで転んでくれないかな。
マリーゼ、くノ一、がんばって!
引き分けでもいいから!

<本エントリーのTB先>
いつものTASAKIサポ仲間、Forza!TASAKIペルーレFCさんは
一足早くゲームレポートをアップされておいで。
ROSER×LOOSERさんは、残念ながら参戦できずですが、
大谷選手の次節での「澤越え」を期待しておいでです。

一方、ライバル、ベレーザのサポーターのみなさんも、
再開緒戦、当然ながらきちんと観戦に行かれておいで。
劇団天野屋 Part3さんは、「大量得点とはいかなかったが、
まあ危なげない勝利ではあった。」と納得のごようす。
たかまるのちょっと一言さんとleftyサポの戯言・・・。さんは、
小林弥生選手の復帰を勝利で祝ったことに、満足のごようす。
やり抜く意志があれば夢は叶うサンは、この試合でもアテンダントを
していたごようす。じゅんまじっくの偉大なる航路さんとともに、応援に
来た豊田選手のお友達にビビッドに反応。
でも、みなさん、今度の皇子山では、負けませんよ!

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ちょっと待って、こんなことしてるひまがあるのかい、ヴィッセル神戸サンよ!

裏天王山と呼ばれた東京ベルディ1969戦、アツが、300試合出場を
自ら祝う電光石火の先制点を奪いながらも、結局引き分けに終わった
ヴィッセル神戸。

ヴィッセル神戸1-1東京ベルディ1969
     (前1-1)
     (後0-0)
0分 三浦淳宏(神戸)
30分 ワシントン(東京V)
会場:神戸ユニバー記念競技場
観衆:12,958人

そして、試合のたびに書いているような気がするが、とにかくこの結果は、
ほんとに痛いです。
17位(ベルディ)との勝ち点差が4のまま。
16位(大分)との勝ち点差は6。
まだしもの救いは、12位以下の清水エスパルス、FC東京、大宮
アルディージャ、柏レイソルらも勝ち点を伸ばせなかったことのみ。


アツは、本当に獅子奮迅の動きだった。
だが他の選手たち、奮闘はしていたのだが、なにかまだ足りない。
アツの発する熱が他の選手に伝播しているのか、どうか、客席からは
今ひとつわからない。
ブーイングをするまではいかないが、心の底から拍手を送るには
至らない。
まだ足りない。
なにかが。

とにかく、2連勝。2試合で勝ち点6を取ることが必須だ。
それによって、初めて降格圏脱出の筋道が見えてくる。
特に、次節の柏戦。
アウェーながらも、とにかく必勝。
ユニバーの惨劇を繰り返してはならない。

アツ、ほんとに頼みます。


ですが、そんな中、よく意味の分からないニュースが。

10月6日(木)に、韓国・昌原市にて、親善試合【慶南FC創団記念
馬山MBC招請 韓日プロサッカー大会『FCソウルvs.ヴィッセル神戸』】
開催
って??(@_@;)??

ちょっと、オールスター期間中に、残留に向けて、ほんま最後の修正の
チャンスなのに、なぜ親善試合??

こんなことをしている余裕がある訳ないですよね。
いったい何なのだろうか?

<本エントリーのTB先>
After22さん、この試合は会場で会えませんでしたね。
「みんな闘志を見せてはいた。
でも、アツがスライディングまでして、
相手のボールに食らいついていく姿を見ると、まだまだ足りない。」
同じ感想です。
そうですよね、なにか、まだ足りないですよね。なにかが。

VISSEL KOBE 11stones footballさんは、「まだ、終わったわけでは
ない。行くしかないでしょう。」と力強い一言。
その通りです。

ジロブログさんは、冷静に今後の展望をしておいで。
私も、「長くずっと続いていく事で、終わりというのはない」という考えは
共通しています。J2に落ちようが、逆に“奇跡の”優勝なんてことがおこ
ろうが、それで終わりではない。
それでも、どんなに無様でもやはりJ1を続けてくれているにこしたことは
ない訳で。諦めないよ、最後まで。


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2005/09/24

またも完敗だった神戸製鋼KOBELCOスティーラーズ、このままでは残留争いなのか。で、JRで室井選手を見た。

本日、近鉄花園ラグビー場で開催されたラグビーTOPリーグの
第2節、神戸製鋼対クボタのゲーム。
久しぶりのラグビー生観戦。

だが、その感想は…、
…(しばし絶句)…
言葉にならない。
ショックはでかい。

神戸製鋼Kobelcoスティーラーズ7-28クボタスピアーズ
(前半 1T1G 7 - 21 3T3G)
(後半 0 - 7 1T1G)

とにかく、チャンスらしいチャンスがなかった。
仕留めの前の仕掛けである崩しのプレーが、まったく機能して
いなかったため、ほとんどのプレーが苦し紛れという感じ。
しかも、DFは、ここぞという場面において、淡白。

第一節の完敗は、相手が大本命の強豪・東芝ということもあったので、
ある種仕方がない、という感じであった。
しかし、失礼ながら地力的には下位にランクされるクボタ相手に、
この完敗では、今年開催される「トップリーグ残留決定戦」に
回ってしまうのではないだろうか。
あの、98年のヴィッセル神戸のJ1参入決定戦(札幌との一戦!)を
思い出してしまいます。

※「トップリーグ残留決定戦」(この呼称は私が仮につけました)
来年から、トップリーグが14チームになります。
昨年までトップリーグの下位2チームと自動入れ替えだった
トップイーストリーグ10、トップウエストリーグ10、トップ九州リーグ1
の各1位チームによるリーグ戦の1位、2位はそのまま昇格。
そして、残りの1チームと、各リーグ戦の2位の合計4チームが
トップリーグの9位~12位の4チームが対戦します。
shikumi05
各試合の勝者がトップリーグに参入ということ。

ううむ、現在の神戸製鋼のできであれば9位以下という順位に
終わることは、十分に考えられます。
とにかく、がんばれ~っ!


ところで、
夕方のJR神戸線で、ヴィッセル神戸の室井選手を見かけた。
ん、明日、正念場第一弾の試合なのに、なぜ?

<本エントリーのTB先>
ココロミさんも、神戸製鋼のふがいない試合にあきれ気味。


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2005/09/23

澤野工房出身の女性ジャズピアニスト、山中千尋のコンサートもあるぞ

女性ジャズアーティストで注目株の山中千尋の大阪公演がある。

山中千尋は、ちょっと前に紹介したこともある、ジャズの
インディーズ・レーベル、澤野工房より、2001年にアルバム
「Living Without Friday」でデビュー。

当時は、「バークリー音楽院を主席で卒業し、在学中からその才能は
高く評価されていた」と煽られていたなあ。

昨年の12月、京都での公演に行く予定をしていたのが、
仕事で残業を余儀なくされ、結局足を運べなかった。

で、今年に入って、澤野工房からメジャーレーベルのユニバーサルへ
移籍。
「東京JAZZ 2005」にも出演し、
ユニバーサルでのメジャー第一作『Outside by the Swing』が、
今月頭に発売された。

この新作を引提げての、大阪ライブということになる。

日時】10月19日(水)19:00開演
会場】バナナホール
料金】\6,500(全席自由席)
チケットはこちら

行けるかなぁ?

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2005/09/22

きっと聴きごたえがあるのだろうな、渡辺美里のディナーショー@大阪南港ハイアットリージェンシー

渡辺美里が、大阪南港のHyatt Regency Osakaでディナーショーを
おこなうそうです。

美里のディナーショーって、記憶にないなぁ。
少なくとも関西圏では初ではないでしょうか。

Christmas at HYATT
MISATO 2005 "utanoki"

場所】ハイアット・リージェンシー・オーサカ
   リージェンシー ボールルーム(宴会棟3階)
日時】12月19日(月)18:30開場
   19:00~ディナー
   20:40~ライブ
料金】1名様 33,000円(全席指定、税金・サービス料込)
   ※12才以下のお子様は、ご入場不可 

「うたの木」シリーズでは、以前“SEED”で神戸の外国倶楽部という、
こじんまりした空間でのライブがあったが
、それ以上の近距離で
美里の“うた”が聴けるというのは、非常にめぐまれた音空間体験に
なるかと思います。

ただ、ディナーショーと言うのは、シンガーであると同時に
エンターテイナーでなければ、なかなか時と場がもたないと
思います。
美里の場合、シンガーとしての実力は、120%問題ない訳です
が、エンターテイナーとしては、どうか。
ライブでのMCレベルと違い、客あしらいのうまさも必要とされ、
時事ネタ的なものをまじえての笑いの一つも取ることすら要求されると
思うので、そこまでいけるか?と言うと、やや心配。

まぁ、行くのはファンだから、ライブのMCの延長線上でも
大丈夫なのかなぁ。


で、さすがディナーショー。
お値段が、高い!
33,000円ですって!!
3万円オーバーですよ(@_@;)
これは、いくら私でもつらい。

チケット入手は、こちら

通常ツアー「Misato Sing and Roses Tour '05~'06 
~歌とバラの日々~」
の、11月27日(日)神戸国際会館こくさい
ホール公演にしておきますか。

美里との距離感が全然違うだろうけど。

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2005/09/21

「必勝チラシ」なんか、配布したんだったら、ほんまに絶対に勝つんだぞ、神戸の諸君よ!

本日のお昼に、神戸の中心街、三宮センター街で、
今週末に迎える、残留争いの直接のライバル、
東京ヴェルディ1969戦での必勝を目指し、
ヴィッセル神戸の選手、スタッフ、ファンやサポーターが
一緒になって、「神戸みんなで勝利を勝ち取ろう!」と題し、
試合告知チラシ[必勝チラシ]を配布したそうだ。

ヴィッセル公式サイト

配布する選手たち
イヴォ選手
栗原選手、田中英雄選手

ほんま、たのむぞ。

<本エントリーのTB先>
VISSEL KOBE 11stones footballさんも、After22さんも、
この記事にヴィヴィッドに反応されておいで。

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2005/09/20

神戸のフットボールファンにとっては、あんまり良い週末ではなかったなぁOTL、どうなのよコレ

国内ラグビーフットボールシーズン、いよいよ開幕ですよっ!

さぁ、神戸製鋼が奪冠に向けて、昨年に続いて、開幕戦で
東芝府中(昨年のチャンプ)に向けて決戦ですっ!

昨年のマイクロソフトカップでの0-41の屈辱的な完敗に対する
雪辱を果たすために、ファンとしても気合を入れていました。

しかし、みごとなまでの返り討ち。
点差こそ、9-24
とさほど広がらなかったものの、神戸製鋼は
ノートライ。はっきり言って、まともなトライチャンスすらほとんどなく、
東芝には余裕で守りきられた感じでした。
しかも、失トライのかたちがあまり脆い。
東芝も、さほど好調とは思えず、全体としては、異様にまったりと
したゲームのペースで、全般的には神鋼の守備も健闘していた。
しかし、神鋼のディフェンスにほころびが見え、いったんチャンスと
見ると、東芝は一気にパワーとスピードを上げ、きっちりトライを
取りきる。

これでは、神鋼の先が心配です。

一方、同じ神戸本拠のワールドは、無事緒戦勝利v(^_^)v
地力がやや劣るセコム相手だけに、勝利を得ることは必須だった
のですが、それでもきちんと勝つことは大切。
でも、今シーズンから四宮洋平がワールドにいたのん?
知らんかったわ。

ただ、花園のあまりのガラガラっぷりにショックです。
本当に大丈夫なのか、国内ラグビーシーン。
スポーツニュースでも、ほとんど映像が流れていなかったようで
すし、一般のスポーツファンにどこまでトップリーグの開幕が認知
されているのか、心配です。


さて、一方、アソシエーションの方のフットボール。
つまり、サッカーですヨ。

J1残留に向けて、正念場が続くヴィッセル神戸
首位争いをする鹿島との一戦は、なんとNHK地上波で生中継でした。
アウェイツアーには行けなかったので、テレビの前で念を送る。

が・・・
同じ残留争いをしていた、先週NHK生中継の大分とは全然違い、
今週の神戸は、見るに耐えない内容のゲーム。

ここしばらくあまり調子がよくない鹿島相手に、前半から防戦一方。
北本のスーパーブロックには、戦う姿勢を見ることができたものの、
そこに至るまでのあらゆる局面で、ずたぼろ。
後半立ち上がりに、鹿島FW深井の突破から、アレックス・ミネイロに
ゴールを割られてからは、もう打たれ放題。
とても、同じカテゴリーで戦うレベルとは思えない。

一サッカーファンとして見ると、鹿島の深井選手の躍動感は、
非常に楽しいものでしたが、神戸サポの立場から見ると、
本当にうざったい。「こいつがいなければ、まだしも、もう少しまし
だったのでは」と思ってしまった。

再開直後のあのゲームはどこにいったの?
アツがいないと、このざまなのでしょうか。


ちなみに、鹿島VS神戸戦の視聴率は、東京地区で約2%
関西でも3%程度だったとのことです。
うわぁ、二週続けて、NHKが生放送してくれているのに、この数字。

東京地区の裏のプロ野球、CXでのデーゲーム横浜vs巨人は3.8%
プロ野球の視聴率を語るblogさんによる)だったそうですが、こりゃ
また目くそ鼻くそですわ。
何度でも言う、焼き豚サカ豚と罵り合っている場合や無いよ。

あと、天皇杯でも、兵庫県代表のパンディオンセ神戸が、
二回戦で岡山県代表の三菱自工水島FCに0-2で敗退


その前の週には、国体成年女子サッカー決勝で、兵庫県代表
(=TASAKIペルーレの単独チーム)が、東京都代表(=日テレ
ベレーザの単独チーム)に敗北
するし、
とにかく、神戸のフットボールファンとしては、なんとなく憂鬱な
感じが続いています。

今週末、なんとかこの流れを払拭してほしいと思います。
たのむぞ、再開LリーグでのTASAKI_!
ほんま、なんとかせい、ヴィッセル!
そして、神戸にワールド、がんばって!

<本エントリーのTB先>
ラグビーシーズン開幕に盛り上がっておいでの皆さん、
神戸対東芝のゲームについて、それぞれ感想を上げておいで。
RUGBY STAITIONさんは神戸の全試合のレポートを目論んでおいで。
ココロミさんは、多数の写真でご報告。
ノーサイド「大元よしき」二本目ラガーマンの挑戦!さんは、第二試合の
ヤマハ対クボタ戦もあわせてアップ。
酔いどれ日記 マスターKのblogさん
NO SIDEさんも、神戸の現状に厳しい視線。
うまねんblogさんは、東芝側からの感想かな?

プラマイ・ケイコさんは、花園での開幕戦、トヨタ対サントリー戦に
ついて、その試合内容と、プロモーションのひどさに辛口コメント。

で、真打、ラグマガ元編集長の村上晃一さんのラグビー愛好日記
は、神戸の前途にやや明るい見通しのごようす。

一方、ヴィッセルサポのみなさん、鹿島戦の感想はいかがだったでしょうか。
Crimson Wings さんは、「差がないようで歴然とした差」と総括。
NO FOOTBALL , NO SPORTS LIFE!さんは、「言い訳できるものなら
やってみろ、という程の完敗」と厳しいご指摘。
夢はココから ~dream story~さんは、「アツが抜けたチームからは
『勝ちたい・絶対残留する』という強い気持ちが伝わってきません」と
のこと。うん、私も少しそんな感じがするのです。
GO! GO! ブログさんは、「前半の守備は粘っこくてヨカッタ」「来週の
裏天王山にむけて、良い調整ができた」とは、これはもしかして
嫌味なのでしょうか?


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2005/09/19

東京写真美術館のギャラリーショップには、センスのあるものがいっぱいで、見逃せません

東京の恵比寿ガーデンプレイス東京都写真美術館がある。
日本唯一の総合写真美術館と言えるでしょう。
(個人の写真家の美術館としては、植田正治写真美術館
 土門拳記念館などがある。また、奈良市写真美術館も
 事実上、入江泰吉の個人写真美術館とも言えるだろう)
200506201611
↑恵比寿ガーデンプレイス入り口

200506201702200506201700200506201701
↑写真美術館入り口

いろいろなエンタメ遠征で、東京に行った時などには、なるべく
寄ってみるようにしている。

さて、そんな写真美術館、展覧会も当然良いのですが、中でも
お気に入りは、ミュージアムショップ
アートショップグループ、「NADiff」のプロデュースによるもので、
展覧会の図録、写真集、写真論本といった当然の書籍ものに
加え、絵葉書やプリント、写真を生かしたデザインのTシャツ。

さらに、ちょっとかわったトイカメラ類。
ピンホールカメラや、フィッシュアイカメラなどもある。
DSC02953DSC02952
↑フィッシュアイを買ってしまったので、今後、これでちょっと
 撮影していきたいと思う。


だが、このショップで、一番気になって、購入したのがこちらの
バッグ。
↓こんな感じのものがばら売りされている。
DSC02939
↓で、よく見ると、こんな留め具が。
DSC02940
↓ハトメに留め具を通して、重ねます。
DSC02945DSC02947
↓こんな感じですね。
DSC02946
↓で、留め具を折ります。
DSC02949
↓出来上がりはこんな感じ。
DSC02950

パーツはもう少しいろいろあり、カラーバリエーションもある
ので、自分の好きなように組み合わせがつくれます。

これは、なかなかおしゃれですっ!

ほかにも、おもしろい感じのバッグがあるので、のぞいてみる
価値はあると思いますよ。

あと、恵比寿ガーデンプレイスで、お気に入りの場所は、1階に
アルマーニ・ジーンズが入っているグラス・スクエアの地下1階に
ある「R gath」。
世界のミネラルウォーターとワインのバーで、ちょっとした時間を
過ごすのに、良いですよ(^^)
ebisugarden4

<本エントリーのTB先>
東京都写真美術館の最新の展覧会、「ブラッサイ展」を
紹介されている出かけよう、感じよう-東京アート日和さん

NADiff代表の芦野公昭が、パリの書店「LA HUNE」と、
西武美術館の書店「アール・ヴィヴァン」の誕生話などを
紹介されている、パリノルール blogさん

構成作家・谷崎テトラさんが、松蔭浩之さんが一日店長
されておいでの際に、NADiffに訪問されたことを書かれている
テ・ト・ラ・ノ・オ・トさん

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2005/09/17

視聴率の低空飛行がサッカーに与える影響について、少し考えてみた。

もちろん、サッカーは、巨人戦のホームでの放映権収入がかなりの
シェアを占める現在のプロ野球(セリーグ)のビジネス構造と違い、
各チームの収入に占める地上波の放映権収入の割合は、かなり低い
(とされている)。

しかし、今のままの地上波での視聴率の低空飛行が続いても、
本当に影響はないのだろうか?

True Faith ~浦和レッズファンサイト~ さんや、
Graceful Urawa Reds [BLOG]さんが、
まとめておいでの、埼玉大学で開講されていたスポーツ・マネジメント
概論で、浦和レッズの犬飼社長サッカー評論家の大住良之さんの
講義
を参考に、少し考察してみようと思う。


そこで使われている金額は、年度が少しずつずれているので、
以下の計算は、正確ではありませんが、これらの数字をベースに、
ある程度の方向性はつかめるかなと思います。

まず、大住さん曰く、J1のチームの場合、リーグからの分配金の
平均が、3億7100万円(2003年度)。
その原資は、どうなっているのか。

2005年のJリーグの予算から見ると、総収入は110億円で、
内訳はTV放映権料収入50億、リーグスポンサー料収入が40億円、
その他20億円。
総収入に占める放映権料の比率は、45.4%。
ただ、これは地上波とJスポーツの合計だから、地上波分だと、
約半分と考えると22%程度。
一方、Jチームへの分配金は65億円となっています。

お金に色はついていないから、Jチームへの分配金のうち、放映権料で
賄われている金額は、65億×45.4%=約29.5億。
地上波分の放映権料は、半分とすると15億弱となっています。
それがJ1の各チームへ配分されると、リーグからの配分額の
平均3億7100万の45.4%だから、1.7億弱。
地上波分は、半分とすると8500万程度となります。

それに対して、ホームゲームの入場料収入は、平均だと5億8500万円。
最大級のレッズの場合は、20億くらい。
(犬飼社長の2004年度の数字)

また、各チームの広告費は、平均13億強。
これは、レッズも同程度のようです。

この他の収入も合計して、総収入は、平均が28億強。
レッズが、55億。

こうして見ると、Jのチームに関しては、放映権料からの収入に相当する
額は、全収入の10%をはるかに切っていることになります。
レッズなんかだと、3%程度。

なるほど。
これは、プロ野球とはまったく異なる構造で、ここが少々増減しようが、
各チームの運営・経営にはあまり関係が無いように思えます。


しかし、だからと言ってプロ野球と違って、放映権料に影響する視聴率
なんか関係ないかと言うと、そうではないと思います。

さっきも言った通り、Jリーグ機構の総収入に占める放映権料は、
45.4%。地上波でも、22%です。

リーグの運営に必要な費用がどれか、費目から正確には分からないの
だが、大住さんによると26億円。(Jでは「その他」って費目がこれに
当たっている)。
管理費ってのが16億円。
少なくとも、この合計は、Jリーグの維持のために必要な金額と言える
だろう。
つまり40億円強程度。
ぎりぎりリーグスポンサーからの協賛料収入と拮抗する感じだが、
つまりクラブへの配分等を考えると、放映権からの収入は、リーグ
全体の運営にとっては、きわめて大きな意味を持つ。

放映権料収入の増減は、各チーム運営・経営上ではあまり影響が
ないかもしれないが、リーグ運営・経営上では、やはり非常に影響が
あると言うことだ。


プロ野球の方の放映権料が、現在の視聴率見合いでダウンすること
が考えられる今、Jリーグのこのままの視聴率で、今の放映権料が
維持できるのだろうか。
テレビ局的視点からいうと、野球でこれだけの割合でダウンなんだ
から、Jリーグもそれに並行して大幅ダウン提示というのは、十二分に
考えられないだろうか。

そうなった場合、Jリーグは本当に大丈夫なのだろうか。

プロ野球の視聴率の低空飛行によって出来するかもしれない、
ビジネス構造に大きな影響を与える放映権料のダウンは、
サッカーにとっても、Jリーグにとっても、決して、対岸の火事では
ないのではないだろうか。


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野球=巨人戦の視聴率低下を嘲笑しているばかりでは、あんまり生産的ではないと思う今日この頃。

先週の神戸ユニバーでの試合前にNHKで見た、Jリーグ
浦和対大分戦。

せっかくのひさしぶりのJの地上波での放送で、ゲーム内容と
しても面白かったと思ったんだけど、残念ながら、どうやら
視聴率はふるわなかったらしい。
東京地区でも3%強、関西では2%強だったらしいです。
うわ~っ、つらいです(--;)。

ちなみに、プロ野球の視聴率を語るBlogによりますと、珍しく
ジャイアンツのデーゲームのあった今月、9月3日(土)の
広島戦(TBS14:00~15:54)の東京地区での視聴率は
4.8%、9月4日(日)の同じく広島戦(日本テレビ14:30~
16:25)は5.6%だったとのこと。

同じ9月4日(日)、首位争い真っ最中の阪神対横浜戦
(TBS15:00~17:00)の東京地区では、えっ、4.1%?
首位争いよりも、最下位争いの方が、高いのかよ。

東京の野球ファンは、こんな状態になっても、他地区の
首位争いより、ぼろぼろの巨人なのかいな。

まぁ、最近のプロ野球は、昼だけではなく、ナイターでも、
一桁から抜け出れないらしく、一昨日の巨人対阪神戦
(日本テレビ19:00~20:54)も、東京地区では5.8%
だった
とのこと。

もちろん関西地区(讀賣テレビ19:00~20:54)では20%は
いったらしく、さすが関西での阪神パワーは、衰えずと
いったところかもしれません。
また、名古屋地区では、ローカル中継の中日対横浜戦(東
海テレビ19:00~20:54)も、なんとか二桁はいったらしいです。

しかし、東京地区のプライムタイムで6%弱なんて、トータルで
見ると、テレビ局さん的には、昼のJの3%なんて結果よりも
ひどい、ってことなるのでしょうね。
特に、放映権料のことを考えると。


ですが、曲がりなりにも、国内スポーツの最高峰であるはずの
プロ野球、そしてサッカーのJリーグ(大相撲と並んでかな)が、
いずれもこんな視聴率しか取れないというのは、けっして良い
こととは思えないのです。

サカ豚だの焼豚だのと罵り合っている場合ではないような気も
します。

地域密着で、スタジアムの観客は増えている、と言っても、
それは濃い人たちであって。

大丈夫か、日本のスポーツ全般。
サッカー日本代表や、女子バレー日本代表は良いとして、
国内のスポーツ環境、スポーツに対する関心の幅広い支えが
無くては、頂点は低くなってしまうぞ。

特に野球を見ていた層が、他のスポーツに流れて、有力種目に
平均的に分散してくれているならば良いけれど、どう見ても
野球を含めた、スポーツ全体の視聴率=一般的関心が
減っていないか。
オリンピックの時だけは大いに関心を持たれても、その競技に
とっては一瞬の仇花に過ぎない。

支えるのは、残り3年11ヶ月の期間。

この期間を支えてくれる、スポーツ一般に関心を持つ人の
底辺は狭くなっていないか。

そこが、少し心配である。

<本エントリーのTB先>
Jリーグの最新節までの観客動員をまとめてくれている、
Jリーグの観客動員数を語るblogさん
観客動員は堅調なんだけどなぁ。

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2005/09/16

来週からいよいよLリーグが再開ですので、いろいろと動きがありますね。一方、今週末からは、ラグビーだ。

今朝、朝日新聞のスポーツ欄に、「Lリーグ25日再開」の記事が
載っていました。
私は関西在住でして、見たのは大阪本社版でしたが、TASAKIが
フィーチャーされていました。

見出しは「TASAKI逆転Vなるか」「残り7試合『開き直る』」。

100試合連続出場の新甫選手と、最速通算100得点達成の大谷選手が
写真つきで紹介され、首位の日テレと勝ち点3を逆転するためには
大谷選手の得点力が鍵とのこと。
国体決勝の結果もふまえて、大谷選手の「改めていい刺激になった。
もう負けられない」と言う言葉と、仲井監督の「開き直りも必要。
(再開後の)1、2戦目をきちんと勝って、自分たちの力を出し
切りたい」という言葉で、まとめています。


それから、レッズオフィシャルで見たのですが、明日、17日(土)から
3日間、 浦和レッズレデイースの選手が、オフィシャルショップ
「レッドボルテージ」のショップスタッフとして来店だそうですよぉ(^^)。

◆9月17日(土)17:00~18:30
山郷のぞみ選手&若林エリ選手&法師人美佳選手

◆9月18日(日)13:30~15:00
高橋彩子選手&木原梢選手&中池桃子選手

◆9月19日(月・祝)11:00~13:00
田代久美子選手&槇寛美選手&保坂のどか選手
※9月19日(月・祝)も休まず営業

安藤選手は、来店しないようですな。

ファン的には、高橋選手に、もうひとりの“コズエ”、木原選手、
桃子選手の18日が一番良いメンバーなのでしょうか?
それとも帰ってきた守護神、山郷選手の17日でしょうか?
いかがなんでしょう。


また、
日刊スポーツのサイトに、ニッカン蹴球倶楽部っつうコーナー
ができて、川上直子選手がBlogを執筆!

でもコメントもトラックバックもできないようです。
ちょっと残念ですが、
まぁ、直子タンには、変なファンが荒らしに来るかも
しれないもんな。
仕方がないですね。


さて、女子サッカーは来週から再開なのですが、こちらは今週末から。
最後に、ラグビー関連です。
同じ日刊スポーツで、今週末からラグビーシーズンということで
トップリーグ、関東、関西の大学リーグ、さらには高校選手権まで
集めたポータル(?)をつくってくれています。
これは、スケジュールを見るのに、便利便利(^^)

<本エントリーのTB先>
川上選手のBlog立ち上げにいち早く反応されておいでの
TASAKIサポ仲間のForza!TASAKIペルーレFCさんと
直子サン萌えの日本活動蹴球倶楽部さん

いつもながら女子サッカー情報をまとめていただいている
女サカメモ(仮)さんは、レッズレディーズの来店の件もチェック!

ラグビーの開幕に向けて、元ラグビーマガジン編集長、
ラグビージャーナリストの村上晃一さんが、今晩、前夜祭を
司会されていたそうです。⇒ラグビー愛好日記
その様子も、報告していただきたいもの。
ココロミさんは、その前夜祭に行かれたもよう。

瑞穂のラグビー好き さんは、開幕に向けて、トップリーグの
各チームの見所を、自分なりにまとめておいでです。

RUGBY STATIONさんは、開幕戦の展望を予想されて
おいでです。

やまけんのひとりごとサン、
rugrugさん、
NO SIDEさん、
petit buffle &petit tigreさんも、
明日の開幕を待ちきれないご様子!


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2005/09/15

今週末以降、いろいろありますが、なにをおいても「仲秋の名月」です

さて、サッカーだったり、美術展だったり、舞台だったり、と
忙しい私なのですが、ちょろちょろと触れているように、
寺めぐら~、京都めぐら~でもあります。

で、9月の寺、京都といえば、なにを置いても「仲秋の名月」
の観月会です。

太陰暦、つまり昔の暦では、1~3月を春、4~6月を夏、
7月~9月を秋、10~12月を冬となっています。
で、よく言われる「仲秋の名月」ですが、中秋というのは
「秋」の「中」の月、つまり8月のことです。
太陰暦では、月始めが新月、真ん中の15日目が満月、
ということなので、旧暦8月15日が、仲秋の満月となる訳
ですな。
で、しかも、この仲秋の頃が、一年の間で一番空気が澄ん
でいて月がきれいに見えるということで、この時期に、名月
を愛でる席を設けることとなったとのこと。

ただ、どうなんでしょうね。
昔の仲秋の時期はめっきり秋めいた気候だったのでしょうが、
最近は、9月もまだまだ残暑という感じで、10月の方が秋め
いて、観月会にはふさわしい感じがしています。

あと、日本では完全なる満月だけではなく、少し欠けた「十三夜」
の月を愛でる習慣があります。
「十五夜」と「十三夜」はセットで愛でるものとされ、片方だけを
観ることは「片見月」として嫌われていたとのことです。


で、京都の観月の名所といえば、なんといっても嵯峨野の大覚寺

嵯峨野御所と呼ばれ、仁和寺青蓮院などと並び、門跡寺院の
中でも、格式が高いお寺。御所風の寝殿造りのたたずまいが、
あたかも平安時代の貴族の世界を醸し出してくれる。
DSC01218

大覚寺平成17年観月の夕べ(お月見)のご紹介
日時】 9月16日(金)~18日(日)の予定17:00~21:00
場所】大覚寺五大堂、大沢池一帯
料金】大沢池畔へは、夜間特別参拝料として、
    大人500円・小中高生300円が必要。
アクセス】京都市バス「大覚寺」バス停下車すぐ
      JR山陰線「嵯峨嵐山」駅より徒歩約15分

さらに、大沢池には、龍頭船と鷁首船といった屋形船3隻を
浮かべ、池を一周しながらお茶をいただきながら、水面に
浮かぶ名月を愛でることができる。(約15~20分)
料金】茶席券/船席券  1200円

また、大沢池の側に建てられている望雲亭のお茶室や、
大沢池の近くに設けられた立礼のお茶席でも、名月を
望みながらお茶を楽しむことが出来ます。
料金】席券/立礼券 各600円

ここは、一生に一度でも良いですから、日本人ならば、
行っておく価値はあると思いますよ、ほんと。

続いて、上賀茂神社の「賀茂観月祭」。
上賀茂神社の神苑内、外幣殿で行われる観月の催し。
舞楽・謡曲などの奉納も行われ、今が平成という時代である
ことを忘れそうです。

日時】9月18日(日)
   観月祭(17:30頃~)
   舞楽の奉納(18:00頃~)
場所】上賀茂神社境内
料金】境内無料
アクセス】京都市バス「上賀茂神社前」「御薗口町」下車すぐ


また、下鴨神社でも「名月管弦祭」が行われます。
糺の森を流れる御手洗川の橋殿(重文)を舞台に、神事の後、
古式ゆかしい舞楽や十二単(ひとえ)の王朝舞、管弦楽などが
二時間にわたって奉納されます。

日時】9月18日(日)17:30~
場所】下鴨神社境内
料金】境内無料、お茶席1,000円
アクセス】京都市バス「下鴨神社」下車すぐ
      京阪「出町柳」駅下車徒歩5分


北野天満宮のとなりにある平野神社でも、「名月祭」が開催。
DSC01425
神前にずいきや里芋、月見団子などをお供えして神事が
行われた後に、こちらも琴や尺八の演奏などの奉納行事が
行われます。

日時】9月18日(日)神事は18:30~
場所】平野神社境内
料金】境内無料、抹茶接待300円
アクセス】京都市バス「衣笠校前」下車すぐ

観月茶会というものも、各所で開催されます。
代表的なものとしては、妙心寺の退蔵院
DSC01379
精進料理をいただきながら、ライトアップされた昭和の名庭「余香苑」
庭園と、名月を愛でることができます。
また、かくれ茶席である「囲の席」も特別公開されます。

日時】9月17日(土)・18日(日)16:00~
場所】妙心寺退蔵院
料金】9,000円(税込み)
アクセス】JR山陰線「花園」駅下車徒歩3分

また、高台寺でも「秋の夜の観月茶会」が開催されます。

満月時期に限らず、期間中の金・土・日曜日に開催です。
呈茶、高台寺「羽柴」での点心、高台寺と圓徳院の庭園観賞、
高台寺「掌美術館」の見学、石塀小路でのコーヒー又は紅茶の
接待などがセットになっているそうです。

日時】9月9日(金)~10月2日(日)受付16:00~18:00
場所】高台寺
料金】5,500円(申し込みは参加前日の午後4時まで)
アクセス】京都市バス「東山安井」バス停下車徒歩5分
      阪急「河原町」駅・京阪「四条」駅下車徒歩15分

そのほか、東寺宝物館特別公開二条城本丸特別公開
青蓮院の本尊特別公開、大徳寺本坊の曝凉展、銀閣寺の
本堂・国宝東求堂・弄清亭秋の特別公開、仁和寺霊宝館
秋季名宝展などなど、 スケジューリングが大変だなぁ。

<本エントリーのTB先>
一昨年の大覚寺での観月会を紹介されておいでの徒然にサン
京都人ブログさんも、観月イベントを紹介されていますね。
*** Life Style ***さんは、月頭の大覚寺と大沢池のようすを
写真で紹介されています。

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2005/09/13

関西のエンタメ情報blogが集まったbuzzlogというものが立ち上がっていますね、で「がんばっていきまっしょい」に号泣

今日、某所でフリーペーパーを見つけた。

『ど関西×人脈マガジン buxxlog(バズログ)』 Vol.00

どうやら、関西の広義のエンタメ情報、
グルメ、音楽、映画、さらに街のおでかけ情報らしい。

それは、単にフリーペーパーだけの展開ではなく、
関西どっとコムの一角を構成するblogポータルと連動しての
展開のようである。
従来、ペーパーものとの連携は公式サイトだった訳だけれども、
より簡便なblogの方が、展開がフレキシブルなんでしょうね。

で、その中の「ど関西×グルメ人人脈」の「食べ放談」に、
私の食堂(^^)、『クロ・ド・ミャン』のオーナーシェフ、宮永さんの
インタビュー
なんぞがあります。

このblogは、なかなか要チェックって感じです。


って、こんなことを打ちながら、関西テレビのドラマ
「がんばっていきまっしょい」を見ていて、
今、エンディングのaikoの「キラキラ」のサビの部分で
号泣してしまっています(;_;)。
ここに来るたびに、ほんまなぜか涙が自然に出てくるん
ですよ。

田中麗奈主演の映画は、劇場で3回見て、DVDも買って
いました。
このドラマは、その映画とはちょっとそのトーンは違いました。
映画の方が、登場人物も昭和40~50年代初頭の朴訥とした
感じで、全体的に静かで、ゆったりとしていたのに対して
ドラマの方は、すこし急ぎ足な感じもあり、また登場人物も
現代風な部分もあるし、くどい演出もある。
しかし、いずれも、素直な青春物語で、良かったですよ。
細かい部分の突っ込みどころはいろいろあるよ、もちろん。
でも、いいじゃん、現代のリアルを描く、という名目のもと、
刺激的なエピソードだけをこれでもかと突っ込むドラマなんか
より、こんな感じのまっとうな青春を描いたドラマ(^^)。

ドラマ化にあわせて、新たな特典映像を収録した
コレクターズ・エディションが発売されるそうです。

<本エントリーのTB先>
映画「がんばっていきまっしょい」の紹介と、DVDに収録されている
撮影日誌についての感想をエントリーされているaozora blogさん

こちらも映画の方の感想をエントリーされているお気に入りの映画サン
感想の書き方が、映画の進行とシンクロしてリズミカルで
おもしろいですね。

桂木ユミの「日々の記録とコラムみたいなもの」さんも、
映画の方を、「どこかノスタルジックで、懐かしい匂いが
この作品には感じられた。」と語っておいで。


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2005/09/12

コメントを頂いた際に、どうすべきかが、自分としてのスタンスがまだ決まらない(-_-;)

以前、「トラックバックのルール」ということについてエントリーした
ことがある。

@ニフティからメールで送られてくる「ココログマガジン」で、
「3. 特集:トラックバックのマナーについて」で、書かれていた
TBのルールについて紹介した。
「自分の記事の中で、トラックバックした先の記事にリンクを
貼る」ということだ。
それまでの自分のTBの失敗を反省し、その後、このルールに
なるべく従ってきたつもりだ。

しかし、Blogで、もうひとつ大きな特徴であるコメント機能。
こちらについてのスタンスを、いまひとつ確立しきれていない。

一時期は、こちらからTBをした際に、相手先のコメント欄に
「TBさせてもらいました」という挨拶コメントを入れていた。
ただ、これは、上記のTBルールに従い、こちらのエントリー内で、
先方エントリーの紹介や内容へのコメントを入れることで代替
するようにした。


また、TB先からTB返しをいただいた際に、こちらのコメント欄に
先方から、TBへの感謝とTB返しをした旨のコメントをいただく
ことも多かった。
それらひとつひとつに対して、TB返しへの感謝コメントを、こちらの
コメント欄に書き込むことをしていた。

こちらのコメント欄にメッセージを記入いただいた方に対しても、
ひとつひとつお返事をかえすこともしてたりした。

しかし、そうやっていくと、
←こちらの『最近のコメント』のところで、コメントを書いてくださった
方の名前をどんどん追い出して、自分の名前がずらっと並ぶと
いうことになってしまった。
ううむ、自分のBlogに、自分の名前が並ぶのはいかがなものか。
せっかく、コメントを書いていただいているのだから、それが表
から見えるように、なるべくその方の名前が残る方がいいな。
ということで、あまりコメント欄には自分では書き込みはしない
ように、最近している。

しかし、これはこれで、せっかくコメントを書き込んでくださった
方を無視しているみたいで失礼だなぁ、とも思い始めている
のであります。

どっちがいいんだろう?
ううむ、悩むなぁ。

みなさんは、どうされていますか?

<本エントリーのTB先>
コメント(及びトラックバック)についてみなさん悩んでおいでの
ようですね。
ご自分のブログでの、TBとコメントに関するルールを明示されて
おいでの方もいらっしゃるようです。
例えば、
kikka's blog :大人になりきれない人の日記(仮題)さん
閑。さん
ただ、相手さんに対して希望されるルールやガイドラインのよう
ですね。ふむふむ。
こういったガイドラインを提示される方は、ご自分にはどのような
ルールを課しているのかなぁ、興味があります。

移転前のat most countableさん(移転後はこちら)も
コメントについてのエントリーをされています。
相手先にトラックバックを打つよりも、相手のブログのコメント欄に
コメントを書く方が、ブログ間の交流には役立つ、という意見を
述べておいでです。
ですが、こちらでもご自分はコメントに対してどういうルールで
対処しているか、の指針までは書いておいででないなぁ。

まぁ、そんなことは表に書くことではないのか。
ううむ。

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2005/09/10

大分のすばらしい勝利のあとの、本日の港町ダービーは、完全なる力負け。

久しぶりにJリーグの地上波生中継がNHKであった。
ヴィッセル神戸の残留争いの直接相手、大分が浦和と対戦する
ゲームだっただけに、注目した。

前回の神戸との直接対決の際にも書いたが、大分のキャプテン
吉田の奮闘振りは本当にすばらしい。
その吉田に引っ張られて、大分は、地力で上回る浦和に対して、
真っ向から立ち向かっていた。
また、マグノ・アウベスの決定力は、昨シーズンから怖かったが、
今日も決定的な仕事をした。

浦和レッズ1-2大分トリニータ
     (前1-1)
     (後0-1)
18分梅田(大分)
28分田中達(浦和)
71分マグノ・アウベス(大分)

神戸サポとしては、大分が勝ち点を重ねたことは痛いのだが、
一サッカーファンとしては、非常に面白いゲームだったし、大分
の健闘は賞賛に値するものだった。

さて、これで今日は絶対に負ける訳にはいかなくなった神戸。
(いや、もはや、どの試合もだけれども)
気合を入れて、ユニバーに向かう。

だが、
横浜Fマリノスに、チームとしての力の差、そして選手個人の
力の差をまざまざと見せつけられ完敗。

神戸側から見たときは、ほとんど語るべきところがない内容
だった。
かといって、横浜に蹂躙されたわけではない。
なにしろ、横浜のシュートは2本だ。

横浜はあえてボールポゼッションを捨てていたようだ。
しかし、いったん神戸がDFラインでボールを奪い返すと、前線から
鬼プレスがかかる。
すると、技術レベルの低い神戸の選手は、慌てふためいて、蹴り
出すしかない。
なんとか中盤でもおさめようとしても、ここでも鬼プレス。
で、奪い返されると、シンプルに前に運ばれる。

で開始10分たたない間に、中盤左から、上野がパスを浮かすと、
DFをひきつけながら横へ走った大橋が、お腹をひいてスルー。
そこに裏に走り込んだドゥトラが、前に飛び出た神戸GK徳重を
軽くかわして中央へ流したら、そこにグラウがフリーで走り込んで、
楽々とゴールを奪われる。

続いて、グラウがペナエリア右角あたりでボールを持つ。
神戸DFも3人で囲もうとするが、一瞬早く左サイドに浮いた坂田へ
ライナー性のパス。坂田は、みごとなトラップで、GKと1対1に持ち
込み、冷静に右足で右隅に流し込む。
まぁ、悔しいながら、みごとな得点です。

しかし、下を向いている訳にはいかん。
とにかく、なんでもいいから反撃だ!
今のマリノスなら、1点取って、1-2にすると、わからないゾ!
と思うものの、バックパスだらけ。
また、ゴール近くまで迫っても、どうにもシュートが打てない。

ようやく怒涛の攻めを繰り出し始めたのが、後半も30分過ぎ
くらいから。後半45分には、河本をヘッド要員で前線に入れて、
スクランブル。
しかし、これはもうちょっと早くすべきじゃなかったか。
交替出場の北野の戦う姿勢は良かったが、0-2で負けていて
ほんと勝たないとやば状況という中で、全ての選手がもっと貪欲
さを示してほしかった。
体ごと飛び込むくらいの。
たとえ、下手でもいいから。

ヴィッセル神戸0-2横浜Fマリノス
     (前0-2)
     (後0-0)
8分グラウ(横浜Fマリノス)
19分坂田(横浜Fマリノス)
会場:神戸ユニバー記念競技場
観衆:13,876人

試合の終盤、背番号30番台が並ぶところが、今の神戸の状況を
あらわしているなぁ。

DSC02937

<本エントリーのTB先>
vissel神戸非公認さんは、「肝心の試合は経過、結果とも忘れました。」
とのこと。ううむ、その気持ちわからないでもありません。
お気楽 vissel ゴ・ゴッ・ゴ~!! さんも、「惨敗(ーー;)!!
今日はアカン!!ええとこ無しやぁ」とお嘆き。
VISSELKOBE■□芦屋応援団 さんは、「2ヶ月前に戻って
しまった」とお嘆き。

いつも、女子サッカーでTBさせてもらっている
劇団天野屋 Part3さんは、今回はマリノスサポとしての記事。

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2005/09/09

『送り手のメディアリテラシー ―地域からみた放送の現在』で関西メディアを考えてみましょう

以前、メディアリテラシーについてのエントリーもしたことがあり
ますが、関西に住んでいる人間としてメディアリテラシーを考え
るのに、なかなか良い本が出ました。

日本放送労働組合関西支部でおこなわれた連続セミナーをもと
に、関西の放送業界の人間、メディア研究者などが寄稿したもの。

構成は、以下の通り。

序章 送り手のメディアリテラシー―関西の放送はどうあるべきなのか
第1章 関西ローカルの新しい形をめざして
第2章 関西のスポーツジャーナリズムを考える
第3章 メディアリテラシーの空間・学校・家庭
第4章 “共生”のために求められる地域放送とは
第5章 地域の放送資源の再発見のために
対談 地上デジタル時代の地域放送に向けて
    ―送り手に求められるもの(音好宏/黒田勇)

われわれ関西のスポーツファンとして、特に注目すべきは
第2章の1.「プロ野球報道の偏りと無定見 関西、パ・リーグ、
南海ホークスという立場から」です。
この節の担当は、『南海ホークスがあったころ』という著作の
ある関西大学社会学部教授の永井良和先生
(“赤き血のイレブン”じゃないよ~(^^))

以前、私もオリックスと近鉄の合併問題の際に関西メディアの
阪神偏重の問題についてエントリー
したことがある。

私が、感覚的に語っていたにすぎないことを、事実を踏まえて、
関西メディアの阪神報道の量的偏向についての批判的検証を
おこなっておいでです。

もともとは、関西のプロ野球でも、本来はメディアによって支持
するチームが異なっていました。
例えば、関西テレビは阪急、朝日放送は近鉄でした。(南海は
記憶がないんだよな)
それは、メディアだけではなく、関西圏独特とも言える私鉄沿線
文化の象徴でもあったのです。

もちろん、巨視的に言えば、阪神が一番だったことは間違いない
し、85年の21年ぶりの日本一の時は阪神一色だったのですが、
それでも、その後も、10・19の近鉄であったり、「がんばろう神戸」
の際の仰木・イチローのオリックスなど、揺り戻しもあった。
しかし、一昨年の阪神の優勝の際には、完全に阪神一色に集
約され、塗りつぶされてしまい、その後もかわらない。

そんな中で、去年大阪近鉄がなくなってしまったわけですが、
その過程で関西のローカルメディアは、多様な関西文化や大阪
文化の危機だという意識で伝えなかったことが、本当に問題で
した。
特に、関西の文化の複雑性や多様性を支えていた私鉄沿線文
化の崩壊という視点で、メッセージを出すことができなかったの
が致命的であったように思います。

東京から発信される、関西=大阪=阪神=道頓堀というステレオ
タイプに、大阪のメディア自らが乗ってしまった。

それは、大阪がメトロポリタン(大都市)性を失った象徴とも言える
でしょう。本来、大阪ぐらいの巨大都市になれば、当然のこと、多
様性を持っており、単一のイメージなどでは括れないんはずです。
しかし、全国ネットとローカルという関係性から、東京のメディアが
完全に大阪=関西のことを一地方都市という視点でかため、ステ
レオタイプで大阪を切ってしまうようになった。
そして、ここが問題なのですが、それを大阪のメディア人が、完全に
受け入れてしまう。
そして、最悪なのは、メディアの中だけでステレオタイプなイメージが
垂れ流されるだけではなく、それを大阪人(メディア人だけではなく)
も、受け入れるがごとくそのイメージに合う行動を行うようになって
きてしまったことです。

永井先生は、他の研究で、ハワイのメディア上のイメージの研究を
されておいでなのですが、ハワイもアメリカのメディアや音楽、映画
などが押し付けた「最後の楽園」というステレオタイプを、完全に飲
み込んでしまい、自分で脚色して自己イメージを変えて生きてきた
ということを、論述されています。

それと類似のことが、それぞれの国において、シカゴであったり、
バルセロナであったり、上海であったり、メルボルンであったり、
釜山であったり、に相当する大阪という街におこってしまった。

しかし、永井先生の研究の最後にあるのですが、ハワイ側も最近
多様性を取り戻そうというさまざまな試みを行い、その結果アメリカ
本土のメディアとの大きな文化摩擦に直面しているとのことです。

大阪が、このまんま、東京メディア発のステレオタイプを内在化して
生きるのか、メディアの中でも多様性を取り戻すことができるのか。

特にスポーツ面や文化面での多様性の復活には、メディアが大きな
力を担うことになります。
本書は、ステレオタイプなローカル像の再生産ではない、ローカル
アイデンティティの構築を行うために、送り手に求められる視点とは
何か、をメディアに関わる人が、さまざまに論述しています。

一読に値すると思います。


あと、阪神タイガースが関西=大阪の象徴となってしまった、
そのプロセスを、カルチュラル・スタディー的に検証をされている
本が、井上章一先生の『阪神タイガースの正体』です。
こちらもご参考に。

<本エントリーのTB先>
本エントリーでは、関西での阪神戦偏重の問題を語って
いますので、プロ野球中継の問題をトータルに語っている
プロ野球の視聴率を語るblogさんにTBしておきます。

関西のマスコミやメディアはなぜ「阪神ダイガース」一辺倒なのか、
という問いを掲げておいでのドラジェfrom北河内さん


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2005/09/07

柴田淳を音楽サイトBARKSがプッシュ&プッシュ!全発表曲試聴の大キャンペーンだ!

「ガールポップ」の系譜を、現在まで継ぐ数少ない女性シンガーで
ある柴田淳
(いわゆるDIVA系ってのは、厳密には「ガールPOP」ではないと
 思っている私です)

その儚げでたおやかなたたずまいと、伸びやかで落ち着きのある
アルトの声、穏やかなメロディと日本語の美しさを生かした歌詞の
楽曲で、その活動歴はすでに4年目。
大々的に注目を浴びるまでには至っていないが、“しばじゅん”の
愛称で親しまれ、それなりなミドルヒット曲もあり、一定のファンの
支持を得ている。

ガールポップにどはまりであった私も、デビュー曲を聴いた瞬間から
興味を持ち、梅田のジャズライブハウス「ロイヤルホース」で開催
されたデビュー記念のファンイベントに行ったこともある。
飯島真理、森高千里、谷村有美、國府田マリ子、松たか子、
倉木麻衣、坂本真綾あたりほどにははまりきっていないのだが、
それ以来チェックを続けてきていました。

さて、そんな柴田淳ですが、来る9月21日に、発表した全シングルの
楽曲を収録した「Single Collection」と、プロモーションヴィデオ集
DVDの第2弾「柴田淳 Jun Shibata Music Film Collection しば漬け2」
をリリースします。

で、それを記念して、音楽サイトBARKSで、大々的なしばじゅん
プッシュ企画が開催されています。

柴田淳、試聴52曲大公開!“あなたの1曲を投票してください”

柔らかなメロディと繊細な歌声--
シンガー・ソングライター柴田 淳はそんな“儚げ”なイメージだけど、女性ならではのアクの強さや毒も孕んでいて、根強いファンを多く持つ。
その彼女が、11枚のシングルをすべて収録した『Single Collection』と、ビデオクリップ集第2弾『しば漬け2』をリリースする。
その発売を記念して、全52曲試聴、11曲のTVスポット動画公開!
そして、あなたのお気に入り1曲投票企画も!!

だそうです。
え、キャリアで公表した全52曲の試聴??
これは、ものすごい企画だなぁ。
もともとBARKSさんは、しばじゅんの情報はかなり充実していたけど
こりゃ、スタッフに熱狂的なファンがいるのでしょうか(笑)
FM802に谷村ファンがいたように。

せっかくのこんな機会ですので、しばじゅんをご存じない方も、
知っているけどあんまり聴いたことがない方も、ぜひ試聴してみて
ください。


私は一曲投票するとすれば、「♪なんかいいことないかな」かなぁ。
あ、でもシングルコレクションの中から選ぶのか。
ならば、「♪あなたとの日々」かなぁ。

ただ、“しば漬け”ってタイトルはいかがなものか。

<本エントリーのTB先>
いちはやくBARKSさんの企画にビビッドに反応されておいでの
歌唄いメセナさん
なんかいいことないかなサン

しばじゅんファンの日刊 「美しい人」 さん
4thアルバム「わたし」のレビューをされておいでの
艦長の公開日誌さん
梅田のタワレコでの柴田さんの公録イベントに参加の
Start in my Blogさん
直筆サインに握手まで。うらやましいです。

Life with No Nameさんは、目をつけたアーチストが必ず
大成する妹さんが、しばじゅんも応援しているそうです。

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2005/09/06

ぴあ総研の『エンタ白書05』が発表、野球の不調が響きスポーツ市場は縮小気味

ぴあ総合研究所波頭亮所長)が、演劇やコンサート、
スポーツの試合などのライブエンターテインメント産業の
市場規模をまとめた『エンタテインメント白書2005』を
9月8日に発行します。

演劇、音楽コンサート、映画、スポーツ観戦、遊園地・
テーマパークの5つをライブエンタテインメント産業として、
各分野のチケット販売額と遊園地・テーマパーク内の
飲食・物販の売上高合計を市場規模として算出した。

発行を前に、その概要のニュースリリースが発表になって
いました。

ライブ・エンタテインメント市場は、2000年以降、動員数は
増加基調にあり、2004年には延べ約3億5,000万人。
ただ、市場規模は総額1兆1,060億円、対前年比0.5%の
マイナスと2年連続で微減傾向とのことです。

そのうち、スポーツ市場は、前年比2.3%減の918億円。
サッカーが、動員数が6.3%増、市場規模も3.7%と、
いずれも前年を上回る好調な推移だった。
一方、プロ野球は、動員数は前年比7.4%の伸びを示した
ものの、市場規模は前年比1.5%の減少となった。
動員数が伸びたにもかかわらず市場規模が減少したのは、
セ・リーグより単価の安いパ・リーグを中心に動員数が増加
したのに加え、単価の高いシーズンシートの売行きが全般
的に低迷したためと、ぴあ総研では分析しています。

さらに、格闘技と相撲は、動員数でそれぞれ前年比11.9%減
と10.7%減、市場規模でも前年比7.9%減と11.9%減と大苦戦。

一方、演劇市場は5.4%増の1020億円。
ミュージカルが、前年比で動員数4.3%増、市場規模4.6%増と
好調であるのに加え、十一代目市川海老蔵襲名披露などで
活況を呈した歌舞伎など古典芸能も好調で動員数13.3%増、
市場規模24.5%増だそうです。


ところで、この市場に、私はえらい貢献しておりますな。
家計に対するエンタメ消費(CD、書籍購入あたりまで入れて
考えていますが)の比率をエンゲル係数ならぬ“ぴあ係数”と
勝手に称しています。
これが、異様に高いんやわぁ。


<本エントリーのTB先>
プロ野球ビジネスの先行きに警鐘を鳴らしている
プロ野球の視聴率を語るblogさん

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2005/09/05

澤野工房が主宰するコンサート『アトリエ澤野コンサート2005』今年も開催

「JAZZの楽しさ・親しみやすさを多くの方にお届けしたい」を
合言葉に、大阪・新世界と言う、JAZZとはまったく無縁と
思われていたような場所を本拠として、優れたジャズアル
バムを送り出してきた澤野工房

<いちど、お話をうかがったことがあるので、その経緯を
 以下にまとめてみます>
澤野工房は、もともとは大阪の新世界にある「さわの履物店」
という老舗の履物屋さん。ここの4代目の若旦那(^^)、澤野
由明さんは、ものすごいジャズ好きだった。
で、澤野さんは履物屋は継いだのだけれども、「やっぱり
ジャズにかかわる仕事もしたい」と思い、日本のジャズ盤を
輸出する澤野商会を設立し、二足のわらじを履き始める
(弟さんが、フランスへ移住したのがきっかけだったとか)。
輸出業が軌道に乗り始めると、こんどは、弟さんを窓口に
日本ではあまり知られていなかったヨーロピアン・ジャズ
の作品を輸入販売するようになった。
アーチスト&作品選択の基準は、「自分が聴きたい作品」
ということ。
関西を中心に知り合いのレコード店に少しずつ置いてもらった
ところ、徐々にジャズファンの間で評判になり、
通信販売も展開し、全国へと販路を広げる。
勢いにのって、98年に「澤野工房」と社名変更し、ついには
廃盤状態の名盤の原版権をとり制作販売にまで手を出す
ようになった。
優れた音源のみを厳選し、幻の名盤と言われている作品は
可能な限りオリジナルに近い形で復刻。
特に、紙ジャケットの再現性の高さは評判だ。

さて、そんな澤野工房が、その活動の発展形として、
コンサート主宰に乗り出した。
最初は、中之島の中央公会堂のリニューアル・イベントの
一環として行われた2002年のコンサートが始まりでした。

当初は、公会堂のリニューアル記念の一度っきりのお祭りの
はずだったのですが、CDとは違うライブ演奏の素晴らしさを
澤野さんご本人も再認識され、ジャズ文化の情報発信の場と
して続けていくことを、決断されました。

それが、「アトリエ澤野コンサート2005」

大阪公演は、
日時】12月1日(木)19:00開演
会場】なんばHatch
料金】全席指定\6,500(1ドリンク付)
出演アーチスト】
■ジョバンニ・ミラバッシ・トリオ guest:フラヴィオ・ボルトロ(tp)
ジョバンニ・ミラバッシ(p)/ジルダ・ブクレ(b)/ルイ・ムタン(ds)
■キヨシ・キタガワ・トリオ
北川 潔(b)/ケニー・バロン(p)/ブライアン・ブレイド(ds)

東京公演も決定だ。
日時】12月3日(土)17:00開演
会場】すみだトリフォニーホール・大ホール
料金】S席 \6,500/A席 \5,500

あ、谷村のクリスマスコンサートと同じ会場だ。

道楽を追及し、それを仕事としても成就させている澤野
さん、ほんとにすばらしく羨ましい人生だ。
もちろん、実際のみちのりは、そんなに簡単なものでは
なかったはずだ。
しかし、澤野工房のことを語る、その口調には、愛と熱が
あふれ、聴いているこちらまで幸せになる感じだった。

<本エントリーのTB先>
澤野工房の作品を順次紹介されておいでの
ジャズCDの個人ページBlogさん
昨年のコンサートのもようをレポートされている方々
BOA NOITE!さん
JAZZと映画・本さん
日々あれこれサン

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2005/09/02

うわっ、これ行きたいなぁ。映画「リンダ・リンダ・リンダ」公開記念オールナイトイベント@シネセゾン渋谷

現在公開中の映画「リンダ・リンダ・リンダ」。

===================================================
ほどよい田舎の高校の軽音部に所属する女の子バンド。
高校生活最後の文化祭のステージに向けて、オリジナル曲の
練習を重ねてきたが、文化祭まであと3日という時になって
ギターの萠が指を骨折。
そのことをきっかけに、キーボードの恵(香椎由宇)とボーカルの
凛子が喧嘩してしまう。

残されたドラムの響子(前田亜季)、ベースの望(関根史織)と
恵は、3人でできる曲を探し、部室に残されていたカセットテープを
再生すると、流れて来たのはブルーハーツの♪リンダ・リンダ。
「これなら私もギター弾ける!」と恵。
しかし、ボーカルはいない。

通りかかった韓国からの留学生・ソン(ぺ・ドゥナ)に声をかけた
ところ、なにを思ったかソンはボーカルを引き受けてしまう。

準備期間は、わずか3日しかない。

4人は、文化祭で、本当に演奏できるようになるのか?
===================================================

私は、最近の邦画の小品は、素直に良い作品が多いと思う。

「ウォーター・ボーイズ」にしろ、「スイング・ガール」にしろ、
「下妻物語」にしろ、それぞれ方向性や演出トーンは違うものの
良質な青春映画として、しかも非常にエンターテインメントな
ポピュラリティが感じられる。
もちろん、上記3作のわかりやすぎる明るさ、ギャグとは、
本作は違う。
トーンやリズムが非常に落ち着いており、淡々と進んでいく。
もちろん笑わせる部分もあるのだが、それは、ちょっとした
シチュエーショや会話のズレで、クスッという感じのもの。

青春ものと言っても、熱い友情であるとか、努力や特訓だ、
みたいな、少年ジャンプ的なノリはありません。
また、中年の男性監督が陥りがちな少女憧憬趣味もありません。

実は劇的なことなんてあんまりない、高校生の日常の日々の
リアルさが、柔らかに、ユーモラスに描き出されています。
(上記3作は、アンリアルさ、作品世界の中で完結した
 ふっきれ具合が楽しいのだが)

特に、夜の校舎の屋上の会話の場面とか、ソンが夜の体育館の
中でメンバー紹介をする場面。ライブに遅れたメンバーの場つなぎ
のために、萠や田花子が歌う場面。
よかったなぁ。


私は、大阪のテアトル梅田で見た訳だが、それなりにお客さんは
入っていた。

で、東京でもヒットしているらしく、今週末、渋谷でオールナイト
イベントが開催されるらしい。

『リンダ リンダ リンダ』公開記念オールナイトイベント
「東野翠れん plus 湯川潮音 BLOG off」

映画『リンダ リンダ リンダ』で圧倒的な歌声を披露している湯川潮音。この作品に特写として参加した東野翠れん。
映画の舞台設定でもある「文化祭」で出会ったこのふたりの『リンダ リンダ リンダ』にまつわるトークショーをふたりの選んだ「“女子たちの青春”映画」のオールナイト上映ともにお送りします。

【開催日】2005年9月3日(土)午後11時30分start
【開催場所】シネセゾン渋谷
【トークショーゲスト】湯川潮音、東野翠れん
【上映作品】『リンダ リンダ リンダ』
       『ベルヴィル・ランデブー』<東野翠れんセレクション>
       『地下鉄のザジ』<湯川潮音セレクション>
※『地下鉄のザジ』はプロジェクターでの上映となります。
【入場料金】2500円均一
(『リンダ リンダ リンダ』前売使用で差額料金1000円で入場可)
当日10:45(劇場オープン時)より整理番号付チケットを販売。

映画を見たら、こちらもどうぞ。

<本エントリーのTB先>
本イベントをサポートしているJ-Waveのサイトで、萠役の湯川さんが
Blogをやっている。
『東野翠れん plus 湯川潮音』
高校時代・文化祭の想い出のエピソードをコメント欄で募集してます。

本作をご覧になり好感をもたれた方々が感想をエントリーされてます。
日々徒然ゆ~だけサン
It's a Wonderful Lifeさん
京の昼寝~♪さん
Cinema-Absolutismさん
さぼてん道楽軒さん
Swing des Spoutniksさん
平気の平左さん
デスマッチだよ、人生は! さん
Blog・キネマ文化論さん

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2005/09/01

残念ながら建築博物館ギャラリーの方は終わっていますが、『建築家 清家清展』です

ネスカフェ・ゴールドブレンドの「違いのわかる男」のCMにも
出演するほど有名な建築家であった清家清氏が、今年の4月に
86歳で亡くなった。
3月の丹下健三に続いて、建築界の巨人が亡くなった訳だ。

しかし同じ巨人とは言え、実際手がけた作品は、国家的
プロジェクトの多かった丹下とは違い、小品が多い。

神戸では、以前、ちょっとふれた華道小原流家元の小原流家元会館・豊雲記念館higashinada23があるが、なんと言っても代表作は戦後日本住宅史に残る名作といわれる「私の家」。
清家が1950年代から設計した一連の住宅は、障子や畳、欄間と
いった伝統的な日本建築のエレメントを、近代建築の技術や手法と
見事に調和させてモダンな住空間を生み出した。
中でも、自宅として設計した15坪ほどの小さな住宅は、さまざまな
実験的試みが詰め込まれており、その後の日本の住宅設計全般に
大きな影響を与えた。

そんな「私の家」をテーマにした展覧会が汐留で開催されている。

建築家 清家清展「≪私の家≫から50年」
【開催日】~2005年9月25日(日)
【開催場所】松下電工 汐留ミュージアム
【開催時間】午前10時~午後6時
【休館日】月曜日
【入館料】一般:\500
      大学・高校生:\300
      小中生:\200
【アクセス】
JR・東京メトロ・都営地下鉄「新橋」駅より徒歩5分
都営地下鉄「汐留」駅より徒歩1分

清家の家づくりの知恵の集大成はこちら。

<本エントリーのTB先>
本展覧会のシンポジウムを聴講され、その報告をされている
Y'not Report Revivalさん
toshixpress さん

展覧会に行かれて、その感想などをエントリーされている
日毎に敵と懶惰に戦うサン
secret of annexe2さん

清家さんに追悼の言葉を述べられている
K’s Mansion Diaryさん
GAEAさん

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