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2005/09/10

大分のすばらしい勝利のあとの、本日の港町ダービーは、完全なる力負け。

久しぶりにJリーグの地上波生中継がNHKであった。
ヴィッセル神戸の残留争いの直接相手、大分が浦和と対戦する
ゲームだっただけに、注目した。

前回の神戸との直接対決の際にも書いたが、大分のキャプテン
吉田の奮闘振りは本当にすばらしい。
その吉田に引っ張られて、大分は、地力で上回る浦和に対して、
真っ向から立ち向かっていた。
また、マグノ・アウベスの決定力は、昨シーズンから怖かったが、
今日も決定的な仕事をした。

浦和レッズ1-2大分トリニータ
     (前1-1)
     (後0-1)
18分梅田(大分)
28分田中達(浦和)
71分マグノ・アウベス(大分)

神戸サポとしては、大分が勝ち点を重ねたことは痛いのだが、
一サッカーファンとしては、非常に面白いゲームだったし、大分
の健闘は賞賛に値するものだった。

さて、これで今日は絶対に負ける訳にはいかなくなった神戸。
(いや、もはや、どの試合もだけれども)
気合を入れて、ユニバーに向かう。

だが、
横浜Fマリノスに、チームとしての力の差、そして選手個人の
力の差をまざまざと見せつけられ完敗。

神戸側から見たときは、ほとんど語るべきところがない内容
だった。
かといって、横浜に蹂躙されたわけではない。
なにしろ、横浜のシュートは2本だ。

横浜はあえてボールポゼッションを捨てていたようだ。
しかし、いったん神戸がDFラインでボールを奪い返すと、前線から
鬼プレスがかかる。
すると、技術レベルの低い神戸の選手は、慌てふためいて、蹴り
出すしかない。
なんとか中盤でもおさめようとしても、ここでも鬼プレス。
で、奪い返されると、シンプルに前に運ばれる。

で開始10分たたない間に、中盤左から、上野がパスを浮かすと、
DFをひきつけながら横へ走った大橋が、お腹をひいてスルー。
そこに裏に走り込んだドゥトラが、前に飛び出た神戸GK徳重を
軽くかわして中央へ流したら、そこにグラウがフリーで走り込んで、
楽々とゴールを奪われる。

続いて、グラウがペナエリア右角あたりでボールを持つ。
神戸DFも3人で囲もうとするが、一瞬早く左サイドに浮いた坂田へ
ライナー性のパス。坂田は、みごとなトラップで、GKと1対1に持ち
込み、冷静に右足で右隅に流し込む。
まぁ、悔しいながら、みごとな得点です。

しかし、下を向いている訳にはいかん。
とにかく、なんでもいいから反撃だ!
今のマリノスなら、1点取って、1-2にすると、わからないゾ!
と思うものの、バックパスだらけ。
また、ゴール近くまで迫っても、どうにもシュートが打てない。

ようやく怒涛の攻めを繰り出し始めたのが、後半も30分過ぎ
くらいから。後半45分には、河本をヘッド要員で前線に入れて、
スクランブル。
しかし、これはもうちょっと早くすべきじゃなかったか。
交替出場の北野の戦う姿勢は良かったが、0-2で負けていて
ほんと勝たないとやば状況という中で、全ての選手がもっと貪欲
さを示してほしかった。
体ごと飛び込むくらいの。
たとえ、下手でもいいから。

ヴィッセル神戸0-2横浜Fマリノス
     (前0-2)
     (後0-0)
8分グラウ(横浜Fマリノス)
19分坂田(横浜Fマリノス)
会場:神戸ユニバー記念競技場
観衆:13,876人

試合の終盤、背番号30番台が並ぶところが、今の神戸の状況を
あらわしているなぁ。

DSC02937

<本エントリーのTB先>
vissel神戸非公認さんは、「肝心の試合は経過、結果とも忘れました。」
とのこと。ううむ、その気持ちわからないでもありません。
お気楽 vissel ゴ・ゴッ・ゴ~!! さんも、「惨敗(ーー;)!!
今日はアカン!!ええとこ無しやぁ」とお嘆き。
VISSELKOBE■□芦屋応援団 さんは、「2ヶ月前に戻って
しまった」とお嘆き。

いつも、女子サッカーでTBさせてもらっている
劇団天野屋 Part3さんは、今回はマリノスサポとしての記事。

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2005年9月10日 19時 神戸総合運動公園ユニバー競技場 ヴィッセル神戸 0 [続きを読む]

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