文化の日には、大阪国立国際美術館でアートについて聴こう。
大阪の中之島の国立国際美術館では、特別展「もの派――再考」の
開催にあわせて、戦後の日本美術史を再考察するシンポジウム、
「野生の近代 再考──戦後日本美術史」を開催するそうだ。
現代美術を中心とした今後の館活動の基盤を固めるべく、
中之島への移転新築一周年の記念行事。
初日の11月3日は、同館館長であり、詩人でもある建畠哲氏が
問題提起をおこなったあとに、
まずは、「東京ビエンナーレ・人物と物質」と題しての基調報告を
美術評論家である中原佑介氏がを行い、それを受けて、パネリ
ストによる討議が行われる。
基本はこのパターン(基調講演→討議)で、椹木野衣氏による
「大阪万博・前衛の滝壺」、尾崎信一郎氏による「グタイピナコ
テカあるいは60年代のグローバリズム」など、特に関西の美術
ファンには、興味深げな議題が提起される模様。
最終日の最後のコマでは、浅田彰氏や針生一郎氏などによる
最終討議「再考:戦後日本美術史」のパネルディスカッションが
ある。
そのほか基調報告やパネリストは、尾崎眞人氏、小田マサ
ノリ氏、黒田雷児氏、島敦彦氏、高島直之氏、千葉成夫氏、
中井康之氏、林道郎氏、平芳幸浩氏、正木基氏、光田由里氏、
李美那氏ら。
開催日時】11月3日(木・祝)~5日(土)
会場】国立国際美術館地下1F講堂
時間】13:00~16:30
料金】講堂への入場は無料
定員】150名(各当日先着順受付)
<本エントリーのTB先>
本シンポジウムに参加される
イルコモンズのふた。さん
short hopeさんは、3日目のシンポジウムが気になるそう。
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