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2005/12/22

「1リットルの涙」最終話、なぜ5年間の空白があったのか

昨日、日本中で多くの涙を誘っただろう
「1リットルの涙」の最終話。

でも、これまで見続けてきた方の中には、
亜也が遥斗に、書き綴ってきた日記を読ませた
シーンから、突然5年間時間を飛んだことに
納得がいっていない方もいらっしゃるようです。

私も少し唐突に感じなかった訳ではありません。

しかし、本ドラマの企画意図は、
企画担当のフジテレビの関谷さんの言葉を、
日経エンタテインメント!の記事の中から
先日のエントリーで紹介したように、

原作の手記を読んで、その文章に感動しました。こんな素敵な言葉の行間をドラマ化したいと思ったのがきっかけです。そこで、医療以外にも家族、青春という柱を立てて、それぞれに中心的な人物を配し、なぜ原作のような言葉が出てきたのか。その心の動きをじっくり描くことを考えました
つまり、
このドラマは、あくまでも、木藤亜也さんの残した
言葉を軸に、脚本演出を広げていった訳です。

ですが事実として、20歳を過ぎて、フェルトペンも持て
なくなり、亡くなるまでの5年間、木藤亜也さんは、
もう日記を、言葉を、記すことができなかったそうです。
(文字盤でのコミュニケーションは、僅かにできたが)
だから、行間を描こうにも、残念ながら、行間がなかった
のです。
もちろん、この病気の特性上、たとえ表現はできなくても、
いろいろなことを亜也さんは、頭の中で考えてたはずです。

しかし、実際の言葉が残っていない限りは、作り手が
勝手に、亜也さんの頭の中を想像して補完するという
ことはできません。
亜也さんが残してきた言葉を冒涜することになります。

だから、描きたくても描けなかったのだと思います。
そして、描くべきでもなかったのでしょう。

この5年間の空白は、作り手の良心、誠意だったと
思います。

<本エントリーのTB先>
前のエントリーでTBできなかった「1リットルの涙」
サポーターの方々にTBします。

明日は明日の風が吹くサン
【eko's lifework】さん
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すーぱーかなこの日記さん
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はいせんすになろう!! サン
Happy☆Lucky さん
FULL OF LOVEさん
blue bleuさん
MILD7さん
まぜこぜサン
ミッキーの就職日記@シーズンⅡ Part23さん

12/27追加
いわぴいのドラマ日記 さん
本ドラマのまとめを、エントリーされ始めておいでです。
5年間の空白について、

>ドラマのラストは「飛ばした」のではなくて「描くことが出来なかった」んだと思います。事実、彼女の手記は20歳の時間で止まったままなのです。彼女が時間を止めないために綴り続けた「言葉」は永遠に20歳のままで閉ざされてしまったんです。ですから、彼女の言葉で語られてきたこのドラマはここで幕を下ろさざるを得なかったんでしょう。

と、判断しておいでです。

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