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2006/01/20

めちゃめちゃ心が痛い。マンガ『どんぐりの家』で、そんな甘いものではない“障害者”の事実を知る。

ドラマ「1リットルの涙」をはじめ、猿渡瞳ちゃん
宮越由貴奈ちゃんらの言葉を受け止めて、
変化の兆しのある私の気持ち、こころ。

何かできることを探るために、昨年夏に逝去された
クロネコヤマトの宅急便の創始者である元ヤマト運輸
社長小倉昌男さんの本を読んだ。

小倉さんは、ヤマト運輸の会長を退任後、個人保有の
ヤマト運輸の株式を拠出して財団法人ヤマト福祉財団
を設立しました(一度、心ならずも会長に復帰したが)。

小倉さんは、障害者の就労施設兼デイケア施設である
共同作業所で働く人々の月給は1万円にも満たず、自
立など夢のまた夢である現状を知る。
その現実を解消するためには、国や地方公共団体の
福祉に頼るのではなく、作業所の経営改革を行う必要
があると指摘。

障害者の月給10万円を目指して、作業所の運営者を
対象に経営セミナーを開催。「経済とは何か」「経営とは
何か」と題し、市場経済の仕組みの中で「もうかる経営」
を実践し、障害者が「自分で稼いで生きていける」仕組
みをつくるための具体的な経営ノウハウや、モデル事業
を提供していきました。

その小倉さんが、涙なくしては読めず、「今まででいち
ばん感銘を受けた書物」だったという、小規模作業所が
社会福祉法人の認可を勝ち取るまでを描いたマンガ、
山本おさむの『どんぐりの家』を読み始めた。

痛い。
これは、痛い。
聴覚障害と知的障害等を併せ持つ“ろう重複障害児”
本人と家族、さらに教師の“社会との戦い”を描いてい
るのだが、これを読むと、大変申し訳ない言い方だが
亜也さん家族や猿渡瞳ちゃん、「電池が切れるまで」の
闘病の子どもたちですら、まだマシだったのではないか
と思わされるほどだ。
それほど、厳しい現実。
重複障害という障害のあり方など知らなかった。
聴覚障害だけでも厳しいのに、その上に、なんで知的
障害までが重なるんだろう。
あまりにもきつい。
家族にとっても、関わる人々にとっても。
心の中に重たい石を置かれたような感じだ。
痛い。
心が痛い。
「なにか“障害者”の方の力になれれば」などという程
度の考えの甘さをつくづくと感じさせられてしまうよ。

<本エントリーのTB先>
『福祉を変える経営~障害者の月給1万円からの脱出』
の読後エントリーをされている joy さんと
スローライフしながらRichさん、
Shop人にやさしくサン
joyさんは、小倉さんの経営指導によって立ち上がった
スワンベーカリーのことを書いた書籍『はばたけスワン
ベーカリー』もご紹介しておいで。
武蔵野市議 川名ゆうじの武蔵野blogさんは、スワン
ベーカリーも含めて、社会福祉法人が運営しビジネス
的に成功してパン屋さんを紹介されています。

ホームヘルパー井戸端会議さんは、
小倉さんの逝去時に冥福の気持ちをエントリー。
R30::マーケティング社会時評さんは、大塚由紀子さん
の小倉さんに対する哀悼の辞を紹介されておいで。

天竺堂通信さん、なれのはてサン、
はな家の毎日サンは、『どんぐりの家』を紹介。

綾部市議会議員の塩見まりこの心の扉 diaryさん
は、特定非営利活動法人 「どんぐりの家」の総会
のようすを紹介されています。

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» 『どんぐりの家』 [天竺堂通信]
 民度の低い田舎に住み、ダウン症などの障害を持つ子供がいると、いろいろと理不尽な目に遭う。そして親は「こんな理不尽な社会で、我が子の将来は…?」と不安にさいなまれる。  …と書いたが、私の立場は兄。弟について心配はしていても、親の気持ちを書くことはでき....... [続きを読む]

受信: 2006/01/21 08:25

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11月4日、社会福祉法人恵那たんぽぽの運営する「スペイン式石窯パン工房」を視察してきました。 ここは、地域の障害児の保護者の運動が大きく花開いた、最もビジネス的に成功している福祉工場のひとつと言えます。 恵那インターから「スペイン式石窯パン工房」と書かれた巨... [続きを読む]

受信: 2006/01/26 15:21

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