営利企業への問題提起映画「ザ・コーポレーション」、應典院にて上映会!
関西のアートNPO界では著名な應典院の秋田光彦
住職から案内が来ました。
転載歓迎と言うことなので、ご紹介いたします。
今度、應典院で同志社大と一緒に映画をやります。私、試写で見ましたが、相当中身の「濃い」内容で、お勧めです。
企業社会論だけでなく、地域共生とかグローバリゼーション、社会広告、消費の心理、非営利の経営論など、いろいろな見方のできるドキュメンタリーです。問題の発見、整理にもなります。ぜひご鑑賞ください。
コミュニティシネマシリーズVOL3として 映画「ザ・コーポレーション」プレミア上映とダイアログを行います。
「企業と市民によるソーシャル・イノベーションは可能か」
映画「ザ・コーポレーション」は、昨年末より東京で大ヒットしている、カナダ発の異色のドキュメンタリー映画。 耐震設計偽装問題やライブドア事件など相次ぐ今だからこそ、目からウロコの問題作として話題です。 当日は、一般公開を前に映画のプレミア上映と、「企業と社会」の問題を市民の視点からどうとらえるべきか、 刺激的な論戦を展開します。 あなたとともに「ソーシャル・イノベーション」を考える貴重な場となることを願い、開催します。
「これ、すごいよ、必見」(坂本龍一)
《映画「ザ・コーポレーション」情報》
【メッセージ】 CSR (企業の社会的責任)という言葉が巷間を賑わせるように企業は、いまや収益だけでなく、環境や社会的側面も、経営の全プロセスに組み入れることが、21世紀の企業競争力の源泉となろうとしています。 それはまた、これからの企業経営にとって企業サイドからの変革だけでなく、市民サイドからの変革が求められていることの証左でもあります。 “資本主義社会サバイバルシネマ”と銘打った映画「ザ・コーポレーション」は、政治システムを超えてグローバル化した企業の正体を数多くの貴重な証言によって浮き彫りにしながら、日々の暮らしや文化が市場によって支配されているのではないかという問題を提起します。 企業を変えることは、社会を変えることに他なりません。それは企業だけが負う責任ではなく、私たち市民一人ひとりの応答と参加の責任であり、両者の協働関係によるCSR はよい社会を創り出す「ソーシャル・イノベーション」を実現していく上で重要な幹のひとつに位置づけられるものといっていいでしょう。同時に、いま日本の新しい経営システムとして誕生しつつある、コミュニティビジネスや社会起業の透視図としても、この映画から学ぶものは少なくありません。 一方的な企業糾弾という壁を超え、企業の変革を通して、私たち市民に何ができるのか、この映画が新しい「ソーシャル・イノベーション」を考える貴重な契機となることを願ってやみません。
【映画上映概要】
■タイトル:映画「ザ・コーポレーション」プレミア上映
「企業と市民によるソーシャル・イノベーションは可能か」
■日時:2006年3月10日(金)18:00開演(21:40閉会予定)
■会場:應典院本堂ホール(地下鉄日本橋、谷町九丁目より徒歩8分)
■主催:應典院寺町倶楽部
■共催:同志社大学大学院総合政策科学研究科
■協力:アップリンク・シネ・ヌーヴォ・edge実行委員会
■後援:社会福祉法人大阪ボランティア協会・
特定非営利活動法人大阪NPOセンター・
特定非営利活動法人きょうとNPOセンター
特定非営利活動法人関西国際交流団体協議会
■料金:1,800円(前売り券1,500円) 学生1,500円
企業の社長は割引 1,000円(名刺を提示)
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【スケジュール&ダイアログ】
18:00 開会の辞
18:05 映画「ザ・コーポレーション」上映
20:30 休憩
20:40 ダイアログ
「企業と市民によるソーシャルイノベーションは可能か」
ゲスト:新川 達郎氏(同志社大学大学院総合政策科学研究科長・教授)
田村 太郎氏(edge実行委員会・実行委員長)
コーディネーター:山口 洋典(財団法人大学コンソーシアム京都研究主幹)※
※2006年度より應典院主幹就任予定
21:40 終了
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<本エントリーのTB先>
先に東京での上映をご覧になって感想をエントリーされて
いでの方々。
どうやらブログを持っている人なら、感想を書いてトラック
バックするという条件で試写会に行けたらしいですね。
おそらく音楽・映画に関する徒然書きサン
くだらないことに愛を込めて・・・blogさん
Takuya in Tokyoさん
デートでお出かけ♪さん
日っ歩~美味しいもの、映画、子育て...の日々~サン
弁護士紀藤正樹のLINC TOP NEWS-BLOG版さん
小暮先生の
アーツに であう には ∝∝京都橘大学の片すみで∝∝
では、「株主のためが4番目」に位置づけられている
ジョンソンエンドジョンソンの社是を紹介されておいです。
本映画で描かれている営利企業の姿に対して、ある意
味でのアンチテーゼになり得るのでしょうか。
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コメント
こんにちは。
TBありがとうございます。
この映画を見ると、少し世界観が変わるかと思います。
安い商品といっても、実はその負担を途上国に押しつけているだけのことであって、知らずにそのような商品を買うのは、とても恐いことだと思います。
投稿: じー太 | 2006/02/24 13:27