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2006/04/12

街中の図書室、『カフェ・ビブリオティック・ハロー』@京都二条通

京都の中京二条通、特に河原町通りから烏丸通の間
は、新京極やら三条通やらのいかにも観光的な賑わ
いとは違い、もう少し地に足着いた生活文化を中心
とした店舗が息づいている街です。

INODA MOTORSや吉田染色店、町家活用の先駆的な存
在であるiremonoya design labo、さらにはコロッ
ケの大惣、“無二膏”の雨森商店などなど。

Cafebibliotic03_1それらの中に、

カフェ・ビブリオティック・ハロー

があります。

ビブリオティックとは、図書室を意味する語をアレ
ンジして、店主小山さんが造語したもの。「図書室のよ
うなカフェ」を目指して名づけたそうです。

開店は3年ちょっと前。
築約百年となる町屋を、半年がかりで改装。レンガ
風の壁や、石や木の板を貼った床、暖炉、梁がむき
出しになった吹き抜け、暖色系を生かした照明など
若い頃から建築デザインに関心を抱いていた店主で
ある小山さんのアイデアがふんだんに注がれた、お
しゃれながらも落ち着ける空間となっています。

Cafebibliotic01 Cafebibliotic02

二階まで吹き抜けになった壁面にしつらえられた書
棚には、約七百冊もの本が並んでおり、その目的ど
おり欧米の図書館の一室に入り込んだような錯覚に
とらわれます。
揃えられた本の種類は、小山さんが学生時代から自
分で購入したものを中心に、人から頂いたものも含
めヨーロッパ建築や装飾デザイン、インテリアを
扱ったものが目立ちます。ですが、中には美山荘の
ご主人の摘草料理の本があったり、雑誌もあるなど、
結構幅広いです。

本棚にある本は、もちろん席に持ち込んで読むこと
ができます。

静かに読みふける方、ビジュアル系の本を中心にし
てなにやら語り合うグループ。
また、通常のカフェレストランとしても、こだわり
の感じられるメニューがあり、楽しめます。

ゆったりとした贅沢な時間をすごせるのでは?

【カフェ・ビプリオティック・ハロー】
京都市中京区二条通柳場東入晴明町650
電話:075-231-8625
営業時間:平日11:30~23:00
定休日:不定休

レビューサイトでの評価はこちら

<本エントリーのTB先>
SUNDAY BOOKSさんは、『ブックカフェものがたり』と
いう本をご紹介されており、巻末に掲載されている個
性派ブックカフェの中に触れられている、カフェ・ビ
ブリオティック・ハロー!を見て、「もっとも行きた
くなったお店」とのこと。

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