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2006/04/19

京都の桜は、やっぱりいいなぁ~、花の寺・勝持寺編

桂川の西岸、京都の西山は、北の老ノ坂峠から小塩山を
経て天王山へと続く山並みと、阪急京都線の西側にこん
もりと続く丘陵地帯にはさまれた小畑川の浅い盆地状の
谷に、穏やかな農村地帯が広がる。

その代表が、平安貴族の狩猟地としても、風光の地とし
て多くの和歌にもうたわれた大原野と呼ばれる土地。

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しかし、今や洛西ニュータウンがその東半分を占め、の
どかな田園風景も風前の灯。

その大原野の西端、小塩山の山腹に、花の寺として有名
な勝持寺があります。

花の寺・勝持寺は、白鳳時代、役行者の開基とされる、
京都でも屈指の古い寺と伝えられています。
この言い伝えが本当かどうかわかりませんが、長岡京遷
都の際、藤原氏が春日大社を勧請した大原野神社の神宮
寺として、長い歴史と格式を持っています。

Dsc05259 大原野神社の前の道を

Dsc05247 進んでいきますと

Dsc05253 古さびた仁王門の立つ参道。

Dsc05255 仁王門を抜けると

Dsc05256 ゆるやかな登り道の参道。

参道を登りきると豪壮な石垣と白壁に囲まれた
境内に到着します。

Dsc05241 なかなかなたたずまい。

100本を越える桜の木が境内を埋め尽くしており、
満開時には全山が桜色に染まってしまうほど。

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西行法師が、勝持寺で出家をして、庵をむすび、一株の
桜を植えて、この桜を愛し、和歌にうたいました。
そのお手植えの桜は“西行桜”と呼ばれ有名ですが、今
は三代目と言われています。
西行法師の物語は、謡曲「西行桜」や「小塩」や、白洲
正子さんの手になる評伝などで描かれています。

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