神戸で浮世絵を見るという体験
菱川師宣、喜多川歌麿、葛飾北斎、歌川広重…。
江戸時代に活躍した代表的な浮世絵師たちが描いた肉筆の
浮世絵が、アメリカ・ボストン美術館から里帰り。
明治時代に来日したアメリカ人医師のウィリアム・ビゲロー氏
は多くの浮世絵を買い集め、そのほとんどをボストン美術館に
寄贈しました。
しかし、その寄贈点数があまりにも膨大なため、その作品の
調査は進まず、その全貌は明らかにされてこなかったとのこ
とです。
そこで、日本人研究者が1996年に訪米し、現地で調査をした
ところ、版画と違って1点しかない肉筆浮世絵と呼ばれる貴重
な作品が700点近くもあることが分かりました。
今回、神戸市立博物館での展覧会は、里帰りするこのコレク
ションを中心に、選りすぐった約80点の名品を世界に先駆けて
紹介。世界に数点しかない、鈴木春信の肉筆画や、完全な
形で初めて発見された北斎の幟(のぼり)絵など、貴重な作品
を展示するとのことです。
会場】神戸市立博物館(旧居留地内)
アクセス】JR、阪急、阪神三ノ宮駅下車後徒歩約10分
会期】4月15日(土)~5月28日(日)
開館時間】10:00~17:00
(金・土は19:00まで、入館は閉館の30分前まで)
休館日】毎週月曜日(但し5/1(月)は開館)
入館料】( )内前売り券
一般 1300円(1100円)
高校・大学生 900円(800円)
小学・中学生 500円(400円)
シルバー 650円
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