なつかしのATG映画に関するイベントがあります
70年代に一世を風靡した独立系映画制作集団(で良いのかな?)
ATG(日本アートシアターギルド)の特集イベントがあります。
「ATG Film Exhibition」
会場】京都造形芸術大学 京都芸術劇場 春秋座
開催時期】6月8日(木)~6月11日(日)
料金】入場無料、全席自由
内容概要】
日本のミニシアターブームの礎を築いたものの、現在では映画
館はもちろんテレビでも上映される機会が大変少なくなった
ATGの作品の中から、代表的な4作品の無料上映会を開催。
作品上映後には、若松孝二監督や松本俊夫監督、九條今日子ら
当時の監督やプロデューサー、研究者らを招いてのアフター
トークショーも開催
また、同時開催として、6月5日(月)~11日(日)には
ATGの名プロデューサーとして有名な葛井欣士郎氏のコレ
クションの中から、 三島由紀夫氏のサイン入「憂国」原作本
や 岡本太郎氏デザインの蠍座チケット、貴重なポスターや図
録等の貴重な資料の展示もおこなわれます。
■上映スケジュール
6月8日(木)17時30分開場 18時開演
寺山修司監督『書を捨てよ町へ出よう』(1971年)
アフタートーク:
榎本了壱(京都造形芸術大学教授情報デザイン学科長)
×
九條今日子(人力飛行機舎代表)
6月9日(金)17時30分開場 18時開演
大島渚監督『新宿泥棒日記』(1969年)
アフタートーク:
葛井欣士郎(映画演劇プロデューサー)
×
毛利臣男(京都芸術劇場芸術監督・空間演出家)
6月10日(土)13時30分開場 14時開演
松本俊夫監督『薔薇の葬列』(1969年)
アフタートーク:
松本俊夫(映像作家)
×
四方田犬彦(映画史家)
6月11日(日)13時30分開場 14時開演
若松孝二監督『天使の恍惚』(1972年)
アフタートーク:
若松孝二(映画監督)
×
足立正生(映画監督)
モデレーター:毛利臣男(京都芸術劇場 芸術監督・空間演出家)
平沢剛(映画研究者)
ううむ、ATGの作品は、中高生の時代、名画座などでの上映会
に、背伸びして、よく見に行ったな。
分かっていたのか?と問われると、あんまり分かっていなかった
と思う、素直に振り返ると。
でも、なんかスクリーンから感じとれる質感、というか、制作者
や出演者の匂いってのが、強く印象に残っている。
テーマこそ変化してきているものの、最近の日本映画の小品
にも、そういった質感の感じられるものが多く、いい感じの
流れになってきているんやないかなぁ。
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