MIHO MUSEUMで、白洲正子の骨董の師匠、青山二郎展開催
滋賀県湖南の山ふところ深く抱かれた、
日本屈指のユニークな建築をもつ美術館
であるMIHO MUSEUM。
神慈秀明会という新興宗教の会主・小山
美秀子(みほこ)のコレクションを展示する
ため、この美術館は、「桃源郷」をイメージ
して造られたというだけあり、恵まれた自
然環境のなかにあります。
美術館の建物は、ルーヴル美術館のガラ
スのピラミッドで有名なI・M・ペイ。
建築容積の約八割が地下に埋没させるな
ど、周囲の自然景観保全に配慮した、非
常に特徴的なデザインであり、この建築を
見るだけでも、訪ねる価値があります。
しかし、それと同様、いやそれ以上にこの
美術館を価値あるものにしているのは、
そのコレクション。
優に2千点を超えると言われるコレクショ
ンは、ギリシア、ローマ、エジプト、中近東、
ガンダーラ、中国、日本など、幅広い地域
と時代に渡るもので、国内有数のもの。
特に、仏像類には見るものが多い。
また、コレクションだけではなく、白洲正子
や小林秀雄などをテーマにしたユニークな
企画展も多い。
そんなユニークな企画展がこの秋も開催
されます。
それは、白洲正子の骨董の師匠、小林秀
雄の盟友、青山二郎をテーマにした秋季
特別展「青山二郎の眼」展。
会場】MIHO MUSEUM
(滋賀県甲賀市信楽町桃谷300)
アクセス】JR石山駅からバス約50分
会期】9月1日(金)~12月17日(日)
開館時間】10:00~17:00(入館は16:00まで)
休館日】毎週月曜日(9/18、10/9開館翌日休館)
料金】大人 1000円(800円)
高大生 800円(600円)
小中生 300円(100円)
※( )内は20名以上の団体料金
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