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2006/08/26

とにかく何も言わずに見に行け!稀代の女優、福田麻由子の初舞台『雨の夢のあとに』(1)

以前のエントリーで紹介をした、演劇集団キャラメル
ボックスの公演に、主演として福田麻由子が客演し
た作品、『雨と夢のあとに』の大阪公演。
ブログライター招待企画に応募して参加してきた。
200608260112

原作は柳美里。
テレビ朝日で深夜に、キャラメルボックスの
成井豊+真柴あずき脚本で、全10話でドラマ化
されていたものを、今度は演劇化。

<あらすじ>
桜井雨(福田麻由子)は小学6年生の女の子。
幼い頃に母を亡くし、今はジャズベーシストの父親
朝晴(岡田達也)と二人暮らし。

(このあとあらすじ続きます)

朝晴は蝶の収集が趣味で、「幻の蝶」を捕まえに
台湾へ出かけ、雨は家で一人で留守番。

雨がまどろんでいる間、いつのまにか朝晴が部屋
に戻ってくる。
しかし、隣に住む霊感の強い暁子(岡内美喜子)
が朝晴がすでに死んでいること、幽霊であること
を指摘する。

朝晴は、台湾で夢中で蝶を追ううちに深い穴に
落ち、すでに亡くなっていたのだ。
しかし、雨を一人残して死ねない、雨を守らなけ
ば、その強い想いが、穴の底に身体を残して、
朝晴の魂を雨のもとに引き戻したのだった。

幽霊であることにとまどいつつ、心ゆるせる友
と、せいいっぱい雨との日々をすごす朝晴。

そんな中、亡くなったと聞かされていた母であ
る歌手マリア(岡田さつき)と再会する雨。
実は、マリアは、昔、歌手としての生活を選び
雨を朝晴のもとに残して出て行ったのであった。
しかし、今、朝晴との貧しい生活をする雨を
手元に取り戻すために戻ってきたのであった。

雨は、なにかはっきりしない父・朝晴の態度に
戸惑いながらも、父を慕い続けるが、別れの
時間が近づいてくる…。

そして、雨と朝晴は、ふんぎりをつけるように
思い出の観覧車で、二人だけの最後のひと
ときをすごす。

あれから一年。
お父さんがこの世にいないなんて、今でも信じられません。
だって、私は毎日、お父さんを感じているから。
お父さんが使っていた部屋。
お父さんが使っていた机。
お父さんが使っていた本棚。
私はお父さんに囲まれて暮らしています。
真でも私を守ろうとしてくれたお父さんとの日々を

私は一生忘れません。

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