御影石の生み出す神戸山手の原風景
大豪邸はもちろん、さほど大きい訳ではない
ふつうの家でも、御影石の石垣が連なる。
造成時取り出された大きな御影石だけではなく、
花崗岩が住吉川などの川によって流され、小さ
く、角の取れた状態になった、川石(玉石)も利
用活用した石垣石塀もある。
白っぽく輝度の高い御影石に太陽光が反射し
て生み出される明るさは、産まれも育ちも神戸
(まあ山手と言えよう)である私にとっても、きわ
めてなじみ深い、親しみのあるもの。
神戸の山手で開発をおこなう、山手での建築
を設計する場合は、こういった原風景を大切
にしてほしいと思う。
その好例がこちら。
安藤忠雄氏の設計になる、元・ゲストハウス
OLD/NEW六甲。
いつものコンクリート打ちっぱなしではなく、外
壁表面に御影石の玉石を埋め込んでおり、周
囲の街並との連続性を担保している。
こちらの方が、詳細に紹介しておいで。
⇒建築+街並探訪サン
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