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2006/08/01

御影石の生み出す神戸山手の原風景

高級住宅街として知られる神戸の山手エリア。

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ここの特徴的な風景として、御影石として有名
な六甲山産の花崗岩積の石垣石塀がある。
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山手の住宅開発時の造成の際に、取り出され
た風化花崗岩を再利用したものだ。

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大豪邸はもちろん、さほど大きい訳ではない
ふつうの家でも、御影石の石垣が連なる。

造成時取り出された大きな御影石だけではなく、
花崗岩が住吉川などの川によって流され、小さ
く、角の取れた状態になった、川石(玉石)も利
用活用した石垣石塀もある。

白っぽく輝度の高い御影石に太陽光が反射し
て生み出される明るさは、産まれも育ちも神戸
(まあ山手と言えよう)である私にとっても、きわ
めてなじみ深い、親しみのあるもの。

神戸の山手で開発をおこなう、山手での建築
を設計する場合は、こういった原風景を大切
にしてほしいと思う。

その好例がこちら。

安藤忠雄氏の設計になる、元・ゲストハウス
OLD/NEW六甲

いつものコンクリート打ちっぱなしではなく、外
壁表面に御影石の玉石を埋め込んでおり、周
囲の街並との連続性を担保している。

Rokko

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こちらの方が、詳細に紹介しておいで。
建築+街並探訪サン

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