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2006/09/16

狩野永徳の真筆作品が発見とな!

室町時代中期から江戸時代まで、約400年に
わたり、常に日本の画壇の中心にあった日本
絵画史上最大の画派であり、専門画家集団で
ある狩野派。
その狩野派の中でも屹立する、最高峰の存在
それが、安土桃山時代、織田信長や豊臣秀吉
に仕えた狩野永徳(1543~90)。
今は、文献上でしかその存在を窺い知ること
がでいない、安土城や聚楽第などに、その腕
を大いにふるったというが、現存する真筆と
見られている作品は、僅かに数えるほど。
宮内庁三の丸尚蔵館の「唐獅子図」や、京都
大徳寺の「聚光院障壁画」など。
「上杉本洛中洛外図」(上杉博物館)や、
「檜図屏風」(東京国立博物館)は、まだ永
徳筆とは言い切れないらしい。

さて、そんな永徳作とみられる屏風絵が新た
に見つかったとのこと。
画題が、「洛外名所遊楽図屏風」。
これは、すっごいニュースだなぁ。

来年には京都国立博物館で公開。

朝日新聞記事

狩野博幸と辻惟雄が認めたのであれば、それ
はかなり信憑性は高いと言えるかな。
絶対は無いんだけどね。

PS:ところで、狩野先生は、狩野派の末裔?

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