おお、西村しのぶ画伯の原点「サードガール」がついに復刻
昨日紹介した「日本のメディア芸術100選」のマンガ部門で、残念ながら結果は50位以内には入りませんでしたが、3作品(『アルコール』『Line』『Rush』)も候補作としてノミネートされていた、一部では画伯とも称される西村しのぶ。
とにかく寡作。
そして遅筆。
ほぼ全ての作品が未完ではないのか。
さて、そんな西村しのぶの初期の代表作にて、最長の作品、『サードガール』。
神戸在住であることを前面に打ち出したマンガ家が、もろ自分の生活していたエリアが舞台とした、しかも馴染み深い神戸阪神間ならではのテイストを生かしたマンガということで、かなりはまったものである。
さて、未完になっていたこの作品が、このたび単行本未収録のラスト2話を最終の第8巻に収録するという完全版として小池書房から復刻再刊されるとのことです。
これは、買いだ!
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コメント
トラックバック、ありがとうございます。
収録されていなかった2話でも完結していないというのが困っちゃうところなんですけど、しかも一冊1200円で8巻ってすでに漫画の金額じゃなくなっている気がとってもするんですけど・・・買っちゃうと思います。ちくしょぉ。
投稿: ぽぽゆり | 2006/10/07 11:31
ぽぽゆりサン、コメント有難うございます。
お返事遅くなってしまい、申し訳ありません。
>収録されていなかった2話でも完結していない
たしかに、そうですねぇ。
でも、あのストーリーは、完結させられない、
永遠にヨリちゃんは、あのふわふわ感のまま浮遊した
感じでいてほしいので、尻切れトンボというのこそ
ふさわしいかもしれません。
値段のほうは…
ま、大人買いをターゲットにしているということで…
なんか、豪華特典もあるみたいだし(^^;)
投稿: 六甲びと | 2006/10/20 14:45