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2006/12/31

『ALL JAPAN メダリスト・オン・アイス2006』は大盛況

来年3月、東京で開催されるISU世界フィギュアスケート選手権大会 2007への出場権をかけて、昨日まで、名古屋での日本選手権で大熱戦を繰り広げていたフィギュアスケーターたち。

世界選手権や四大陸選手権、世界ジュニアなどへの出場者が決まり、本日、場所を大阪にかえて、壮行試合ともいえる『ALL JAPAN メダリスト・オン・アイス2006』が開催されました。

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フィギュアスケートが、他のスポーツ種目とは違うのは、オリンピックや世界選手権といったチャンピオンシップのあとにすら、エキジビションという勝負に関係の無い観客にとっても選手自身にとっても“お楽しみ”があるということ。

数年前から、日本選手権のエキジビションだけを独立させて、よりショーアップしたかたちで展開している、このイベント。

昨日までギリギリの神経戦の熱戦を繰り広げていた名古屋から、大阪に移動し、本日昼の部、夜の部2回公演という強行日程。

選手のみなさん、本当にお疲れ様です。

さて、このイベントのためのスペシャルな演出として、なんと金聖響さんを指揮に迎えての生オーケストラでの演奏をBGMとして、スケーターたちが銀盤の上を舞います。
そのため、なみはやドームのアリーナにステージを設営。アイスリンクの上に設営したために、かなり冷えていたとは思いますが、京都市交響楽団のみなさんにゲスト演奏者を加えて、オープニング・エンディングや第二部のスケーターのBGMを演奏していただきました。

また、明日のフジテレビ系列での放送のために、ステージ横にはインタビュー撮影用のブースを設け、世界選手権への出場が決まった選手を迎えてコメントをいただきます。
聞き手は、元フジテレビアナウンサーの内田恭子さんに、フジテレビアナウンサーの高島彩さん。ドレスアップしたお二人は、やはりなかなかの美しさ(#^^#)。
そして、ゲストですが、フジテレビ系列のフィギュア、特に女子フィギュアをずっと担当していたのが国分太一さん(昨日までの日本選手権もそうでしたね)でしたが、今回はスケジュールの関係か、タッキー&翼のお二人でした。

しかし、今日の観客にとっては、この四人よりも、なによりもスケーターたちの方が遥かにスター。特に、有名選手が登場した時の、会場内の盛り上がりは、なんか良い感じ。

たしかに、高橋大輔選手、浅田真央選手、中野友加里選手、村主章枝選手らの氷上でのたたずまいは、本当に輝いています。
それぞれ、ストレートラインステップ、トリプルアクセルにワンハンド・ビールマンスピン、ドーナツスピン、アップライトスピンといった見せ場を、エキジビションらしく、強調したプログラムは、観客を一気にひきつけます。

また、昨日、右肩を負傷した安藤美姫選手も、世界選手権に向けての意気込みを、きちんと自分の口からファンに伝えたいということで、2部の最初にインタビューブースに登場。観客のみなさんも、安藤選手の演技が見られなかったのは残念でしょうが、あたたかい拍手声援を送ってくれました。

しかし、なによりゲストとして最後を飾った荒川静香選手。
あらゆる種目で、日本人選手で威風堂々たる“世界の女王”という称号がこれほど似合う人はいないのではないか。
彼女の代名詞ともなったレイバック・イナバウアーひとつで、会場中が「コレを見られて良かった」と納得させられる美しさ。

ちょっと仕事で裏方に関係しておりまして、明日の放送(21:00~23:00)をご覧になっていただければ嬉しいです。

あ、でも、テレビだけでなく、一度スケートの試合会場にも足をお運びください。

トップスケーターのスピード、リンク全体を使う演技の大きさ、エッジがアイスを削る音、テレビでは見えないフィギュアの魅力が感じ取れると思いますよ。

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