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2006/12/20

セルジオ越後さんの講演会に行った(1)

先日、セルジオ越後さんの講演会があった。

大阪広告協会ってトコの主催で、私もまんざら関係なくはない仕事をやっているもんで、会社が所属していたりしていたので、会場の電通関西支社のホールまで聴きにいくことにした。

さて、演目の内容は、おおまかにいって、日本のスポーツ界は、種目ごとの縦割りの“種目文化”であり、競技の壁を超えた“スポーツ文化”にはなっていない、その弊害、もったいなさについての指摘であった。

前回の「やべっちFC」にゲストで来ていた時に、アイスホッケーのクラブチーム、神戸日光アイスバックスのことを中心に語っていたコトを、より具体的に、詳しく、厳しく語ってくれた感じだ。

 30年以上日本にいるけれども、ブラジルで生まれ育った人間から見ると、日本のスポーツ界のありかたには、やはりおかしな部分がいっぱいあるよね。

 特に、一番の問題は、スポーツが種目ごとに分断されすぎていて、日本社会はよくタテ割り社会て言われるけど、スポーツ界もそうなっているな。

 もちろん、サッカーも含めて、個々の種目の中では、より良くしようと頑張っている部分も多いが、タテ割りになっているために、他競技では常識でこちらの競技のためにも役に立つはずのことが全然知られていなかったりする、せっかく役立つノウハウが共有できていないという無駄が多いな。

 それどころか、自分の競技種目さえ良ければ他の競技のことなんか知らないという無関心や、自分の競技のところには他競技には一切タッチさせない、下手したら他競技を邪魔しようとする縄張り争いすらあるよ。

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