高原、森本のゴールは、現地でどういう反応か。
先週末のヨーロッパサッカーで、高原と森本が得点を挙げた。
特に森本は弱冠18歳、日本人最年少での欧州リーグでの得点、それも初出場の試合、交替出場からわずか4分で初シュートをゴールに突き刺すという衝撃的デビュー。
さて、そんな日本人選手たちが、実際現地ではどのような反応なのか、ということを気にしてさがしていたら、シチリアにシチリア菓子の勉強に行かれているイタリア料理スローフード生活さんが、地元ということで新聞や当日夜の現地テレビでの森本のようすを紹介されています。
その一部のやりとり
「イタリアに来る前、イタリアについて、何を知ってたの?」
「パスタだけ」
「パスタ以外では何か知らなかったの?」
「ワールドカップのチャンピオンってこと」
「オオーーーーー」
(会場、喜びで盛り上がる、モリモト選手、うまいぞ)
ふむふむ、なかなか溶け込んでいるんですかね。
今週のナンバーでのインタビューでは、プリマベーラでは別格の存在感を示しながらも、セリエAのトップチームへのデビューへの焦りはあまりない、と言っていますが、今後はずっとトップチームに帯同するのでしょうか。
さて、一方の高原。
中田ヒデ超えなんてのは、まあ置いておいても、たしかにフランクフルトでの今シーズンはなかなか良い動き。もちろんチャンスキラーと言われた絶好機をふかすこともまだあるけれど、ハンブルグの時と違って、チャンスが複数回あるから、安心してアタックできているのかもな。
さて、そんな高原関係の映像で良いもの見つけた。
ゴール裏のフランクフルトサポーターの高原チャント。
「ナオヒロ・タカハラ!ラララ~ララ♪」
おおっ!良い感じで、サポーターに受け入れられているんじゃないか。今週のサッカーマガジンのインタビューでも、フランクフルトのことを“第二の故郷”と思えるって言っていたが、なんかよい関係性が築けている感じがする。
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コメント
こんにちは。はじめまして。
TBと、記事紹介していただいてありがとうございます。
その後、ご存知かと思いますが、カターニア、パレルモ戦で
警察官が1人なくなるという悲劇が起きてしまいました。
今日、お葬式でした。
早く森本選手が、また活躍できる場があるといいのですが。
シチリアの問題の根は、深そうです。
ところで、白洲正子さんのおうちは、うちの近くです。
当時、ど田舎だったであろう、この辺を、白洲次郎さんが、
ポルシェで走り回っていたとは、地元民には、かなり
センセーショナルだったのでは、ないでしょうか?
ちなみに、前には、ユニクロがどーんとあります。
寺めぐり、街めぐり、も、ここイタリアで、携帯接続でほそぼそと
したインターネット環境ではありますが、少しずつ拝見させていただきます。
投稿: Sachiko | 2007/02/06 07:34
Sachikoさん、コメントありがとうごさいます。
カターニァ対パレルモ戦でのサポーター(というかイタリアン・フーリガンか)の暴動は、ほんま残念です。
日本のJサポーターの間の一部では、「フーリガンが一掃されたイングランドよりも、相変わらず“熱い”イタリアこそがサポーターの目標だ」(「狂熱のシーズン ヴェローナFCを追いかけて」のヴェローナなど)みたいな意見もあるのですが、結局サッカー以外のことをスタジアムに持ち込んで、経営的にも、チーム力的にも、チームのプラスにならない連中が、サポーターなのかという点にわたしは疑問を持ちます。
シチリアの場合、社会の問題も大きいのでしょうね。
で、そうですか、白洲次郎正子さんの家の近くということは鶴川のご出身なのですね。
わたしは、二度、武相荘にうかがいました。
また、駅前にないやら豪邸っぽい一角もありましたね。
こんなブログでよろしければ、またのぞいてやってください。
投稿: 六甲びと | 2007/02/07 01:54