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2007/02/10

塩屋のシンボル、竹内油業寮(旧グッゲンハイム邸)は、個人の方が保存のために購入!

先日、須磨離宮道のランドマーク、旧室谷邸の解体という悲しいニュースについてエントリーをいたしましたが、今回は嬉しい、すばらしいニュースが!!

神戸西部の塩屋の町は、昭和初期から、神戸の外国人の別荘地として開かれた土地。
特に、塩屋駅から北西へ急坂をのぼったジェームス山と呼ばれる一角は、英国人貿易商アーネスト・ウイリアムス・ジェームス氏が、広大な山を買い取り、自宅を含めて、英国人専用の貸住宅街を建てた場所で、多くの外国人が闊歩していました。
町のシンボルとなっているライオン像や、赤い洋瓦と円型展望塔がある旧ジェームス邸(現在三洋電機の迎賓館<望淡閣>として使用)など、北野とはまた違う雰囲気の異人館・洋館住宅が建ち並び、独自の雰囲気をもっています。

そして、同じ塩屋駅の東北にも、JRの線路際に、電車の中からも見ることができる洋館の建ち並ぶ一角があります。Shioyatakeuchi2

異人館・竹内油業㈱塩屋寮( 旧グッゲンハイム邸 )は、その美しいたたずまいと、塩屋の駅や電車車中、海沿いの国道2号線からその姿をのぞむことができることから、塩屋のシンボルになっていました。

グッゲンハイム邸はじめ塩屋異人館の画像アルバム

旧グッゲンハイム邸は、神戸・北野の「シュウエケ邸」などを手掛けた英国人建築家アレクサンダー・ネルソン・ハンセルの設計で、1916年に、ドイツ人貿易商であるグッゲンハイム氏が自宅として建築。

昭和40年代に、竹内油業という石油販売会社の社員寮となりましたが、阪神・淡路大震災や台風などで被災し、数年前から無人となっていました。公開もされておらず、その保存について、心配されていたのですが、このたび、この塩屋のシンボルを守ろうと、一人の方が立ちあがったというニュースが。

神戸新聞記事

いやぁ、すばらしいなあ。
こうやって、歴史というのは、次の世代に引き継がれていくものなのです。
寄付にはわたしも協力したいと思います。

<本エントリーのTB先>
塩屋地区の散策のようすをエントリーされているひろの東本西走さん
美し都 神戸からさんも、舞子から塩屋近辺を散策されているようすをエントリー。

この嬉しいニュースを、MINUTES / 旧室谷邸の解体を考えるサンに、『第二の室谷邸を出さないために』というエントリーにも伝えておきます。

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コメント

こんばんは。

TB&リンクありがとうございました。
旧グッゲンハイム邸に救いの手が差しのべられて良かったです。
今年1月に見たときにかなり荒れていたので心配になっておりました。

地元の方が保存のために購入されたというのが素晴らしいです。旧室谷邸が残念な状況になっているだけに拍手喝采ですね。
私など”大パトロン”の出現を期待するしかないかなと思っていた(但し望み薄?)のですが、”家族四人の共同名義による購入を決意”・”老後の資金などを充て費用を捻出”されたとのこと、本当に頭が下がります。

「私個人で所有したいのではなく、地元の財産として地域で一緒に利用法を考えたい」とのお考えも素晴らしいです。
保存・活用はかくありたいと思いました。

投稿: ひろ009 | 2007/02/10 23:54

ひろ009さん、コメントありがとうございます。

>地元の方が保存のために購入されたというのが素晴らしいです。

本当に、我々街並み好き(というか、どう表現すればいいのかな、古建築好きと書くと、もっと古い法隆寺とかになっちゃって、少し違いますからね)にとっては、本当にありがたいですよね。

>「私個人で所有したいのではなく、地元の財産として地域で一緒に利用法を考えたい」とのお考えも素晴らしいです。

本当に頭が下がります。
少しでも基金なり、寄付なりして、できる範囲でわたしも協力できればと思っています。

投稿: 六甲びと | 2007/02/14 01:24

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