蕎麦激戦地夙川の『土山人・馳走侘助』【お気に入りの食事処 関西篇その17】
土山人さんは、芦屋に本店のある、近年の阪神間の蕎麦ブームの火付け役と言ってもよいお店。
大阪市内の北浜や天満橋に支店を出したり、業績好調なのか、積極的な展開をみせています。
その土山人が、蕎麦懐石ということで、支店を出したのが、こちら、「馳走侘助」
珪藻土の土壁や、民芸風のテーブルなど、町屋風のたたずまい。
和室にテーブルで、ゆったりと落ち着きますね。
メニューから、前菜とお蕎麦を選びますよ。
まずは、黒豆のくみ上げ湯葉とビールで。
湯葉も黒豆だと、甘みとかすかなコク?苦味が濃いですな。
今の季節ならではの春野菜の天ぷらから、タラの芽の天ぷら。しかも四万十産だそうです。春の新芽ならではの苦味もあり、これもビールにあう。
さ、いよいよお蕎麦です。こういう場合、ざる、せいろといった、シンプルなものも良いのですが、少し冷え込んだので、温かい汁蕎麦を選びました。
焼き海苔をシンプルな汁蕎麦のセットである、花巻蕎麦。
温かい出汁に海苔を乗せると、海苔の香りが、ふわ~っと鼻腔にひろがります。海苔が徐々に出汁に溶け出していき、風味が増していくのが、また良いですね。
また、薄味の出汁にワサビを溶き込むと、味にピリッとポイントが利く感じです。
これは、なかなかですな。
なお、蕎麦懐石という名の通り、前菜や椀物などからメインの蕎麦まである、3,000円台とか4,000円台のコースがあり、こちらは要予約だそうです。
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