« スポーツビジネスが各国に占める割合から、放映権料を考える③ | トップページ | さて、大阪/関西は、そんなに『野球帝国/サッカー不毛の地』なのか? »

2007/04/05

「日本近代洋画への道 高橋由一から黒田清輝、青木繁まで」@神戸市立小磯記念美術館

以前紹介いたしました京都国立博物館での「揺らぐ近代-日本画と洋画のはざまに」展に続きまして、また明治初頭の日本における西洋絵画受容の過程をふりかえることのできる展覧会が関西で開催されます。

「日本近代洋画への道 高橋由一から黒田清輝、青木繁まで

会場】神戸市立小磯記念美術館
会期】4月6日(金)~6月10日(日)
開館時間】10:00~17:00/金曜日~18:00
 (入館は閉館の30分前まで)
休館日】毎週月曜日(但し4月30日開館翌5月1日休館)
アクセス】
六甲ライナー「アイランド北口」下車徒歩約2分
料金】()内団体(30名以上)料金
一 般 800円(600円)
高大生 600円(400円)
小中生 400円(200円)

本展覧会は、高崎市美術館・タワー美術館滋賀県立近代美術館目黒区美術館尾道市立美術館など、随分と長い間巡回されてきたものです。

出展される作品は、ヤンマーディーゼルの創業者である山岡孫吉氏(1888-1962年)が収集した「山岡コレクション」を中心としたものです。
日本の近代洋画史を考察する上で貴重なコレクションでありつつも、研究者の間でも永らく「幻のコレクション」とされてきたものですが、2001年に笠間日動美術館に、散逸することなく移譲されました。
この展覧会では、その山岡コレクションを中心に、日本の近代美術を考えるのに重要な江戸後期の洋風画や洋風版画、明治時代の日本洋画の名作で、わが国における西洋絵画の表現技法やスタイルの習得の過程、近代洋画の歩みを紹介するものです。
高橋由一の「鮭図」をはじめ、百武兼「ブルガリアの女」、五姓田義松「人形の着物」、川村清雄「ベニス風景」、青木繁「二人の少女」、そして小山正太郎・和田英作などの作品が注目されるところです。

近場でもありますので、これは見に行かないといけません。

<本エントリーのTB先>
各地の巡回展で、すでにご覧になった方々へTBを送っておきます。

banner
↑もし、このBlogを気に入っていただけたら
 クリックお願いします。

|

« スポーツビジネスが各国に占める割合から、放映権料を考える③ | トップページ | さて、大阪/関西は、そんなに『野球帝国/サッカー不毛の地』なのか? »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「日本近代洋画への道 高橋由一から黒田清輝、青木繁まで」@神戸市立小磯記念美術館:

» 着物はないけど布草履はいちゃいそう [着物はないけど布草履はいちゃいそう]
着物はないけど布草履はいちゃいそう [続きを読む]

受信: 2007/04/05 20:50

« スポーツビジネスが各国に占める割合から、放映権料を考える③ | トップページ | さて、大阪/関西は、そんなに『野球帝国/サッカー不毛の地』なのか? »