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2007/05/27

ラグビーのコンタクトの激しさに、サッカーを少し考える

youtubeで、ラグビー関連の映像を見ていたら、ちょっと考えさせられる動画が出てきた。

ラグビー対サッカーということで、両競技の前回のワールドカップの決勝戦(ラグビーは2003オーストラリア大会のイングランド対オーストラリア戦、サッカーは2006ドイツ大会のイタリア対フランス戦)から、接触プレーをピックアップして、ダイジェストにしたもの。

この動画の製作者は、明らかにラグビーファン(あえて言えばアンチサッカーも加わるかもしれない)で、その意図は、サッカーに比べてラグビーのコンタクトの激しさ、それに耐える“男らしさ”とフィジカル面での優位性を示して、サッカーよりもラグビーの方が、すごいスポーツだろう、ラグビーワールドカップ2007フランス大会を見ろ、と主張することでしょう。

私は、どちらのスポーツも好きなので、どっちが優れたスポーツという風には語りたくはありません。

この違いは、単にスポーツとしての特徴でしかありません。ルールによってハードなコンタクトが抑制されているサッカーですので、サッカー選手がコンタクトに弱くても、それはそのスポーツに適合しているだけです。

ただ、たしかに、この動画が示しているように、ラグビーも見慣れている者とすると、シミュレーションと時間稼ぎのために倒れるシーンは、サッカーファンであったとしても、いらいらすることがあります。

例えば、前回のヴィッセル神戸のホームゲームだった神戸対大宮戦などは、神戸サポの側から見たら、大宮側のエニウトンや斉藤、小林らはちょっとふれられただけで腰砕けのようにころころ転がるわ、明らかな時間稼ぎでそこらでゴロゴロと横たわるわ。波戸なんか、あれで脱臼って、どんだけ軟弱やねん・・・と。

インプレー中がどれだけ魅力的であっても、あれが頻繁におこなわれば、観客も辟易とするだろう。私は、あれをマリーシアなどと称揚したくない。

サッカーでのコンタクトの際の処置は、ゲーム運営上、なんらかの改善は絶対に必要なのではないだろうか。

例えば、ラグビーでは、プレー進行中にコンタクト等で選手が倒れた時には、ドクターがフィールド内に駆け込んで、試合の邪魔にならないようにしつつも、フィールド内でチェック&治療をします。ですから、試合は途切れません。
コンタクトのハードさから、本当に重症になる場合もサッカー以上に多いラグビーですが、その場合は、ドクターたちが肩を貸してフィールド外に出たり、ゲームが止まってからタンカを入れて、フィールド外に出されます。

サッカーも、そうすりゃいいのにと思うんですよね。
ドクターが走って来いよと。
そうやってプレーが止まらずに流れるのであれば、自チームが数的不利でゲームが進行してしまうので、あからさまな演技はなくなる訳で。
本当に重症の場合は、選手を見たドクターが主審に対してアピールをすれば良いのであって。

お互い、他のスポーツのゲーム運営上の良い点は真似すれば良いんではないかと。

さらに、激しいラグビーのタックルやコンタクト(リーグラグビーのものも含まれるようです)の動画は、こちら。

こりゃ、怪我するよなぁ。

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コメント

それにしても凄いぶつかり合いですね。
ラグビーはNHKでたまに見る程度ですが迫力があります。

ワールドカップの映像は意図的に倒れているシーンをチョイス下のだと思いますが、大袈裟に倒れるシーンには辟易します。
日本のアマチュアでもたまに見かけるのですが、こういうところは真似して欲しくないですね。

投稿: 設楽 | 2007/05/27 18:03

設楽さん、コメントありがとうございました。
お返事遅れまして、申し訳ありません。

ラグビーのコンタクトに関しては、おそらく、あらゆるスポーツの中でも、最も激しいもののひとつだと思います。
試合会場で生観戦すると、防具の無い、生タックル、生コンタクトなのに、バチッとかドカーンとか、ほんま、ものすごい音がするんですよ。

これを見ていると、サッカーでのコンタクトへの弱さ、特にシミュレーションは辟易しちゃうんですよね。
特に、ジュニアサッカーで、子どもが真似しているのは・・・。
もう終わってますよ、それは。
そんなもんは、マリーシアではないです。

投稿: 六甲びと | 2007/05/31 12:25

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