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2007/06/08

神戸、洋食めぐりです

神戸は、横浜、長崎と並んで、西洋を中心とする海外の文物、文化をもっとも早く受容した街であります。
そのために、中華街(=神戸では南京町と呼ぶ)があったり、多彩な各国の料理店(フレンチ、イタリアン、ドイツ、スペイン、中華、韓国はもちろん、モロッコやらチリやらなど)、及びベーカリーや洋菓子店、輸入食材店の老舗が多いのです。
そして、忘れてはならないのが洋食店。
純粋な西洋各国料理とも日本料理とも違うジャンル、それが洋食です。

神戸の洋食屋さんには、だいたい2系列があると言われています。

日本と世界を結ぶ航路を担った日本郵船。
神戸と欧米間を結ぶ、浅間丸などの豪華客船の日本人コックが船を降りて、神戸で自らの店を開いたというのが、神戸洋食のひとつの系列。

もうひとつは、神戸外国人居留地に明治3年に創業されたオリエンタルホテルのレストランで修行した方々が独立して、自分のお店を開いたという系列。
戦前には、神戸オリエンタルホテルの食は、ラッフルズ(シンガポール)とか、ペニンシュラ(香港)とも並び称されるほどだったという。

そんな神戸洋食屋さんの中で、私がよく訪ねるお店をいくつか。

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↑「ビストロ・ジロー」さん。
三宮センター街の一筋南の三宮本通の、さらに南のエリアの三宮センターサウスエリアにあります。

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↑同じく、三宮センターサウスエリアにある洋食屋さん、「あいはら」。

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↑トアロード沿い、谷崎潤一郎ゆかりの洋食屋さん、「レストラン ハイウエイ」さん。
神戸の洋食特集といえば、必ず名前の出るお店ですな。

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↑北野の路地裏にある、「グリルミヤコ」さん。

他にも、南京町の「伊藤グリル」さん、居留地の「グリル十字屋」さん、元は居留地にあり今はハーバーランドに移転した「明治屋中央亭」さん、三宮南の「神戸キチン」さん、生田神社前の「欧風料理もん」さんや「洋食いくた」さん、新開地の「グリル金ぷら」さんや「グリル一平」など、加納町の「グリル末松」さんなど、神戸の洋食屋さんは、いろいろ巡っても、なかなか尽きませんので。

<本エントリーのTB先>
グルメ紀行ブログさんは、ビストロ・ジローやあいはらをご紹介モーリンのB級なハナシ――くいもの編さんは、ハイウェイを紹介しておられます。 グリルミヤコを紹介されているのは、2匹のヒツジさん。

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