ヴィッセル神戸とU22日本代表のトレーニングマッチに行ってきた
さて、男子サッカーアジアカップ3位決定戦での韓国戦PK戦での敗戦から一夜明けて、今度は、北京五輪を目指す女子サッカーのフル代表と、男子サッカーU-22代表が、公式戦に向けての準備という段階に入ってきている。
女子代表は、アメリカで強化合宿。
世界最強のアメリカとの試合は1-4と完敗したもようだが、澤がこの試合で、国際試合出場の記録で井原を抜いて日本人最高となった。
そして、U-22は、国内の神戸で合宿。
今回は、先ごろの世界ユース、いや今はU-20ワールドカップだった、で、チェコに悔しいPK戦負けしたU-20世代からも梅崎、デカモリシ、安田らが召集され、話題を呼んだ。
そして、その合宿の最後に、我がヴィッセル神戸のU-21チーム(でも、21歳以上の選手もいたのですが)とトップチームとのトレーニングマッチ2試合が開催されました。
ヴィッセルの公式サイトでもひそかな感じでUPされた程度だったので、Lリーグ程度ののどかなもんやろなぁ、と思って試合会場のユニバー記念競技場に向かう。
おや、めちゃ人いるやないですか!
開放されたバックスタンドの下段に、人がいっぱい。
2,000~3,000人くらいはいたんちゃう?
さて、U-22の方は、レギュラー、サブという仕分けではなく、だいたいイーブンな感じで、一試合目、二試合目のメンバーを分けた感じ。
一試合目は、対戦相手である神戸に敬意を表してくれたのか、ヴィッセルから唯一の選出の河本がキャプテンマーク!
一方、神戸は、U-21は、トップ出場経験のない選手や練習生まで加えてチーム構成。
なんだかんだで、前後半とも、終了間際に神戸DFが開けたゲートに“残っていた”(意図的にもぐりこんだようには見えんのよね)平山にボールが渡り、冷静にゴールに流し込み2-0でU-22勝利。
ただ、平山は、どフリーで、もらった絶好のセンタリングをヘッドで枠外に飛ばしたり、神戸DFの小林(オーバーエイジ)や中田に再三ボールを奪取されたりと、90分を通じては、決してよいプレーではなかったんですけどねぇ。
あと、梅崎が左サイドやっていたんですが、なんか5バックみたいになっている時間も多くて、せっかくの攻撃的センスをあまり見せられていませんでした。
さあ、続いて、第二試合。
神戸は、かなり本気のメンバーを並べます。
中断期間に補強した酒井が先発、デイビッドソン純マーカスもサブに入ります。
しかし、お互いどうもピンとこない試合。
U22は、安田と内田がサイドで孤軍奮闘するものの、柏木は遠慮気味なのか、引き気味で仕留めのプレーにチャレンジしない。
途中、家長が入り、やはりボールを持たせると怖いものの、周囲との連携はいまいちで、決定的なカタチにはならず。
神戸も、ボッティは相変わらず骨惜しみなく広範囲を動くものの、その動きに周囲が乗り切れず。
カンジョや大久保のクロスも精度が悪い。
後半には、うちのキム・テヨンが、本田拓にハードなタックルをかまし、足を痛めさせてしまい、そのあとは、10人のままで試合を進めるU-22。
↓本田を心配し、フィールド内まで入ってきたソリマチンこと反町監督。
しかし、相手が10人になったにも関わらず、神戸も攻勢にかかるわけでもなし。
一人浮くんだから、もっと攻め込んでも良いのに。
近藤祐も、水本にほぼ完璧に押さえ込まれてしまった。
見せ場は、U-22のGKの西川のフリーキックの場面のみと言ってもいいくらい。
壁に跳ね返ったボールがもう一度西川のところにもどり、そこでキープしようとして、神戸の選手がプレッシャーをかけて、ゴールマウスに誰もいない状況でのカウンターになりかけたんですが、神戸も奪取展開しきれず・・・
U22は、この蒸し暑さの中の合宿の最後、神戸も、昨日までのかなりハードな高知合宿から帰神したばかりの強硬日程。
ということで、けっこう疲労していたのでしょうが、お互い、北京五輪最終予選とJリーグ後半戦に向けて、心配の残る一戦でした。
PS;無事、うちの河本は、予選に向けての前哨戦である、4カ国トーナメント2007中国・瀋陽の遠征メンバーに選ばれました。
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