日本にとって、残念な一日
本日は、日本のスポーツ好きにとっては残念な一日となってしまいました。
女子テニスの国別対抗戦であるフェドカップ。
第一部と言えるワールドグループⅠのトーナメント戦1回戦でフランスに敗れた日本は、ワールドグループⅠへの残留をかけて、入れ替え戦でドイツと戦うことになった。
この試合のことを知るまで、ドイツが、まさか2部であるワールドグループⅡにいるとは知らなんだぁ。
さて、JSportsでは、このフェドカップを中継。
昨日、シングルスの2戦を1-1で乗り越えた日本女子、今日のシングルスの第一戦に、ドイツのエース(ランキング最高)のケーベル選手に高雄恵利香選手が勝利し、エース格・森田あゆみ選手がマレク選手に勝てば、残留!というところだったのですが・・・。
森田選手は、昨日の粘り強い試合運びとは少し違い、本日は、まさかのストレート負け。
そして、最後の決戦、ダブルスでも、ドイツのマレク選手が勢いを見せます。
特に第二セットは、日本チームがサービスブレークで先行して、セットを奪えそうな場面もあったのですが、マレク選手の力強いストロークを中心に、第7ゲームのサービスゲームをブレークされてから、一気に4ゲームを連取されてしまい、逆転負け。
トータル2-3で、ドイツに勝利を奪われ、日本は残念ながらワールドグループⅡへの陥落が決まってしまいました。
杉山選手が起用できなかったところが、やはり痛かったか。
さて、そのダブルス戦と並行して、アメリカンフットボールの第3回ワールドカップ2007日本/川崎大会の決勝戦、アメリカ代表対日本代表戦も、NHKBSで中継されていました。
日本が、いきなりアメリカにパスのインターセプトから攻撃権を渡し、試合開始早々のタッチダウンを許したのですが、それ以降は、日本がゲームをコントロール。
第4クォータ中盤にタッチダウンを奪って突き放し、17-10とリードしたのですが、ここから、やはり体格の差でそれまでのコンタクトのダメージが蓄積したのか、シンプルなラン攻撃でゲインを稼がれ始め、結局80やードのドライブを重ねられ、同点に。
そして、オーバータイムの後半、日本は攻撃権を得点を得られずに止められたあと、アメリカは着実なドライブで、キックの安全圏に侵入。フォールドゴールをしっかりと決め、20-23で、「さよなら負け」を喫して、3連覇を逃してしまった。
もちろん、ワールドカップというものの、野球以上に世界普及度の低いスポーツ。
さらに、最強のアメリカ代表といっても、NFLの選手もいなければ、NFLドラフトにかかった選手もいないという2線級。
とは言うものの、少なくともこの一戦は、非常に緊迫した、そしてアメリカ代表が、日本代表のことをきちんとリスペクトした、よい一戦でした。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント