女子サッカー日本代表、貫禄の凱旋試合
すでに本大会出場を決めた女子日本代表が、女子サッカー北京五輪最終予選の最終戦、タイ女子代表戦を国立競技場で12日日曜日に行なった。
なにやらチケット売れ行き不振とやらの男子U22代表の五輪予選の告知も並ぶ。
いつもどおり、Lサポ連とともに声出しをおこなう。
ただ、さすがに、勝敗が結果に関係ない言わば消化試合ということもあってか、人が少なかった。
高円宮妃殿下が両チーム選手を激励。
いつも、足をお運びいただく妃殿下には感謝したいです。
ゲームの方は、開始27秒にFW大野選手がドリブルでDFを振り切って、中途半端に前に出ていたタイGKの隙を突く、まさかというタイミングでシュートし、あっさり先制。
しかし、その後、タイ代表が、非常に浅い位置にDFラインを設定し、徹底的に縦のスペースを消しにくる。
しかも、個々の選手のチェイスがひたむき。
そのため、中盤で、日本のパスがひっかかり、逆襲を喰らうこともしばしば。
また、前後半で下手したら20本くらいオフサイドを取られたのではないか。
もちろん、実力差はあるため、チェイスをかいくぐり、パスをつなぎ、アタックをかけ続ける日本。
前半終了間際にヘッドでの連続ゴールで4-0として、ようやく試合を決定づけた。
しかし、後半は、数多くあったCKも、後半投入のMF阪口選手のヘディングでの1点だけと、ちょっと残念。
ただ、前回のアテネと違い、圧倒的な余裕を持って五輪出場権を獲得したし、この暑さ(スタンドには夜風が吹きぬけ、けっこう涼しかったのではありますが)では、まぁ仕方が無かったのかなぁ。
だからこそ、私としては、せっかくの機会だったので、モチベーションを考えて、控え選手を特に澤選手の代わりを誰が務められるのか、宮間選手や安藤選手、さらには阪口選手などを起用して欲しかった。
後半、相変わらず本来のポジションと異なるサイドバックで起用していた安藤選手を交代して、しかもそこに柳田選手をポジションチェンジするくらいなら、澤選手を引っ込めて、安藤選手をトップ下に持っていくくらいすれば良いのに。
この試合に関しては、そうやって、フレッシュな気持ちで、試合に向かわせるべきではなかったかなぁ。
試合後は、大橋監督と我らがキャプテン磯崎選手が挨拶。
サポーターからは、「イソザキ・ニッポン!」コールも。
一方のタイ女子代表は、事実上試合が決まっていても、最後まで運動量も落とさず、ひたむき。
しかも、試合終了後のセンターでの挨拶後、日本ベンチにまで来て、一列に並んで挨拶。
いやあ、非常に好感の持てるチームでした。
<本エントリーのTB先>
試合に足を運ばれたり、応援されていた女子サッカーサポーター仲間にTBを。
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