体操はそれなりにニッコリ、ハンドボールは激しくガッカリ
ドイツ・シュツットガルトで開催されていた世界体操選手権。
NHKのBSや教育でも放送されておりましたが、
⇒男子は、残念ながら中国に及ばす団体銀メダル
⇒女子は、なんとも久しぶりに団体での五輪出場権獲得
女子団体の総合予選では、最初の跳馬で2人が着地に失敗。いつもどおりの日本女子であれば、もうこの段階で、精神的に崩れてしまい、ずるずると立て直せない流れ。
しかし、最も得意の段違い平行棒で、着実な演技を見せて、一息つくことができた。
そして、最も不安だった平均台。主将の椋本が落下。しかも、右太ももを強打するが、演技を必死に続行。
その姿が、他の選手たちへにさらに気合を入れたのか、ギリギリのところで落下を耐え、大減点を避ける。
ここが、カナダや北朝鮮とのギリギリでの得点争いで、大きかったかな。
最後の床運動。
例えば、モントリオールとかロスの頃に比べると、日本代表ですら、ロンダードからのムーンサルトとか、伸身の2回半捻りとか、すごいレベルの技なんだけど、周りの技のレベルのアップが凄すぎて。
メダルどころか、団体の決勝進出にすら届かないんですよね。
続いて、男子。
アテネでのみごとな団体金があったが、その後の採点法の変更によって、技の難易度による加点要素が不足することになり、再び中国などの後塵を拝していた。
しかし、今回は、前大会に比べて、プログラムをさらに進化させ、加点要素を高めてきている。また選手層も厚くなってきているので、あん馬さえ、克服すれば、十分に北京でも金メダル争いは可能だろう。
一方、愛知県豊田市で開催されていた、ハンドボール2008北京オリンピック男子アジア予選。
こちらも、NHKBSで放送。
この大会で一位なら、アジア代表として、五輪出場決定。
2位ならば、世界最終予選に進出となるのだが、最終日の昨日、2勝1敗で並んでいた韓国に敗れてしまった。
せっかく、日本協会の努力で、日本での開催というホームアドバンテージを得たのだが、一方では、アジアハンドボール連盟を支配する中東の審判の判定の偏りがあったと指摘された。特にクウェート戦での不可解な反則判定は、日韓ともに大不満だった。
しかし、最終戦の韓国に完全に力負けした段階で、言い訳は聞かないなぁ…
残念だ。
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