神戸の近代建築、見学イベントが続きます。
近代西洋建築の一大集積地である神戸でも、年月の重さに耐えかねて姿を消していくものが多い。
しかし、一方では、地域のシンボルとして、地元の方々の努力のおかげで、命を永らえることもあります。
以前から紹介をしてきております、東灘区住吉山手の旧乾邸。
垂水区塩屋の洋館群のひとつ、旧グッゲンハイム邸は、地元のステンドグラス作家森本康代さんが保存のために購入し、一定の修復もすみ、この秋から多目的スペースとしての利用が始まっています。
また、関西学院、神戸女学院、同志社大学、明治学院大学、西南学院、大丸心斎橋店、山の上ホテル、近江八幡の洋館群など、ある意味では、阪神間山手の住宅街だけではなく、日本の西洋館の基調イメージをつくったとも言える建築家ヴォーリズが設計したほぼ唯一の山荘建築遺構である、六甲山荘も、ナショナルトラスト方式での保存のための募金活動が現在進行中である。
その保存活動の中心になっているアメニティ2000協会が、見学イベントをおこないます。
■旧グッゲンハイム邸
「秋風にのせて ギターとヴァイオリンの調べ
at 旧グッゲンハイム邸」
開催日時】10月21日(日)午後2時(午後1時30分開場)
出演】高本一郎(リュート・アーリーギター奏者)
赤松由夏(ヴァイオリン奏者)
入場料】2,500円(会員は2000円)
定員】70名(要予約))
連絡先】TEL/FAX 0797-35-2181
携帯 080-3138-4164
■旧乾邸内覧会
開催日】10月27日(土)~28日(日)
オープン時間】午前11時~午後4時
(入館は午後3時45分まで)
入場料】300円(資料、飲み物、絵はがき代)
■ヴォーリズ六甲山荘内覧会
開催日】11月10日(土)~11日(日)
オープン時間】午前11時~午後4時
(入館は午後3時まで)
入場料】300円
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