« やっぱり、ルミナリエで神戸は大混雑です | トップページ | 『PAXREX』、元町の写真を中心とした現代アートギャラリー »

2007/12/17

シャンパンと江戸前鮨、京都・北山『日出鮓』【お気に入りの食事処 関西篇その23】

京都北山エリアの京都市営地下鉄松ヶ崎駅。そこで下車して、地上に出ると、目の前に東西に北山通りが走っています。
Dsc01014Dsc08332Dsc01015

北山通りを西へ向かうと、京都屈指の“お嬢様学校”で有名なダム女ことノートルダム女子大及びノートルダム学院小学校が見えると、北(右)へ曲がります。
Dsc01024Dsc08336

宝ヶ池公園スポーツ広場の横を抜けて、「さかい」さんというレストランのある角を、今度は西(左)へ曲がりますと、有名なお店があるとは思えない閑静な住宅街の通りに入ります。
Dsc08331Dsc01029Dsc08324

そこにあるのは、これまた外観は住宅と見紛うばかりの、それほど目立たない建物があります。
Dsc01031Dsc08284Dsc01032Dsc01033
それが、京都でも屈指の人気鮨店、『日出鮓』さん。

以前は、修学院にあった(その時期にお店に行かれたようすをエントリーされているのがコチラ、ゆきモモのグルメ日記さん、ピノクラブさん)のですが、昨年、北山松ヶ崎に移転をされました。

Dsc08288bDsc08316
お店は、カウンターと、お座敷のみのこじんまりとしています。

Dsc08300
若い大将お一人がカウンターに立ち、裏方でご両親(おそらく)がサポートしているという感じです。大将は、江戸前の所謂“良い仕事している”寿司職人であるとともに、ソムリエでもあり、シャンパンはじめワイン類にも非常に力を入れておいでです。

お昼は、ランチセットで、「ちらし寿司」=1,500円、「握り」=2,500円。さらに、握りを中心に前菜、揚げ物、デザートなどがつくランチコースは、3,000円、4,500円、6,000円(各税込み)。
さて、私は、お昼の4,500円のコースを頼んでみました。

まずは、ハーフボトルのシャンパーニュを頼んで、メニューを待ちます。
Dsc08290 Dsc08298

まず、一品目は小鉢もの。
Dsc07290

続いて、前菜3品。蒸し牡蠣、蒸しあわび、帆立煮込みです。
Dsc08292

特に、蒸し牡蠣の火の通り具合が絶妙で、身のプリプリ感が生よりも増していますよ。
Dsc08293

Dsc08295
本ミル貝、しまあじ、鯛(皮を少し炙っています)のお刺身三種盛り。
鯛の皮の香りが立っています。

焼き物は、子持ちししゃもですね。
Dsc08296

揚げ物。野菜の天ぷらですが、やはり京野菜を使っているようで、野菜そのものの味が濃厚に感じます。
Dsc07295

さて、いよいよ握りに入ります。
まずは、剣先いかです。
Dsc08301

ぐじの昆布〆です。
Dsc08302

途中に、茶碗蒸し(ミニ)。梅がほぐして入っていまして、その酸味が、なかなか良い感じ。
Dsc07298

たいらぎ貝の貝柱、スダチに胡麻。
Dsc08305

まぐろの漬けです。
Dsc08306

しゃこ、これも漬けです。私は、鮨ネタとしては、しゃこは好きではなかった(単に、見た目の問題ですが)のですが、身がしっとりとして、これは美味しくいただけました。
Dsc08307

蒸し穴子。
Dsc08308

玉子。
Dsc08309

細巻きは、鉄火。
Dsc08310_2

なすの漬物の握り。
Dsc08311

なめこの赤だし。
Dsc08314

ウニは淡路産のものが入荷していたというので、一品追加で頼みました。これは、ほんまうまい。身がしっかりしていて、軍艦にしなくても身が崩れません。しかし、硬すぎるわけではなく、トロっととろける(決してどろっではないです)食感に、上品な潮の香り、甘みにちょっとした塩味が、最高(o^-^o)っす。
Dsc08315

〆のデザートで、アイスクリームが。
Dsc08317_2

ということで、お昼で、小ぶりながらも、この品数。
握りの一品一品は、いわゆる“仕事をしている”、細かく手が加えられてて、繊細。大将の洗練された腕が感じられます。
満足、満足でございます。

これだけのボリュームを味わってしまうと、当日、夜は、もう軽くいくしかありません。

Dsc07291
お箸の留め紙も、和紙にお店の印。細かいところまで目を配っておいでです。

鮨店ながら、ワインの品揃えは豊富。特に高級ブルゴーニュ・ワインの品揃えがよく、比較的、価格も抑え目。お店主催のワイン会もあるそうです。

日出鮓
住所】京都左京区下鴨南茶ノ木町39-1
Tel】075-711-5771
営業時間】12:00~14:00&17:30~22:30
定休日】月曜休(祝日の場合翌日休)
アクセス】京都地下鉄松ヶ崎駅徒歩約5分

<本エントリーのTB先>
北山の日出鮓への訪問をエントリーされた方々にTBをお送りしておきます。

また、お店の大将がブログをされていました(「寿司(ソムリエ)」さん)ので、淡路産のうにについてエントリーされた日にTBしておきます。

banner
↑もし、このBlogを気に入っていただけたら
 クリックお願いします。

|

« やっぱり、ルミナリエで神戸は大混雑です | トップページ | 『PAXREX』、元町の写真を中心とした現代アートギャラリー »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: シャンパンと江戸前鮨、京都・北山『日出鮓』【お気に入りの食事処 関西篇その23】:

« やっぱり、ルミナリエで神戸は大混雑です | トップページ | 『PAXREX』、元町の写真を中心とした現代アートギャラリー »