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2008/02/07

来たよ!日本カーリング選手権!

昨年のパシフィック選手権の結果、無事に世界選手権の出場枠を獲得したカーリング女子(でも、男子は、残念ながら出場枠を獲得できなかったんですよね)。

さて、その世界選手権への出場チームを決定するカーリング日本選手権が、長野・軽井沢で開幕になっています。

初日結果(東奥日報)

注目のチーム青森は、さっちゃんこと寺田桜子選手が体調不良のため離脱しており、石崎選手、さらにエリート近江谷選手が加わっての新体制になって、連覇を狙います。
チーム青森最大のライバルのチーム長野、さらにここ2年旋風を巻き起こした、“アンファン・テリブル”元チーム常呂中のJ・J常呂が、やはり3強か。

しかし、カーリングファンに注目してほしいのは、青森からもう一チーム出場している「青森県協会(COCO)」。
そのメンバーである澤田優嗣子、澤田真人香姉妹。

このお二人は、目黒、寺田、本橋各選手が青森に来て、チーム青森となる前、歩タン(;´Д`)ハアハアこと小笠原さん(旧姓小野寺さん)と林さんが、二人だけで、不安を抱えながらカーリングを続けていた頃、2003年、第20回日本選手権『Ringo Stars』として最初にチームを組んだメンバーで、その後もプレーを続けて、日本選手権に戻ってきたのです。

小笠原(旧姓小野寺)さんも、自著「カーリング魂。」の中で、澤田姉妹のことについて、以下のように書いています。

チームを立ち上げた直後、私は言いました」。
「やる以上は本気でやるけど、ついてこられる?」
「大丈夫です。ついていきます!上手くなりたいんです!」

心強い返事が返ってきました。
姉妹は、本当に毎日欠かさず、氷の上で、ひたすら練習していました
ときには、ミスをして涙することもあったふたりです。そんな一生懸命なふたりと一緒にカーリングできる喜びをかみしめていました。

そして、結成数ヶ月にもかかわらず、苦戦の末、その年の日本選手権3位に入賞。しかし、

意気揚々、青森に帰ったのですが、予想外に冷たい反応もありました。
「(予選リーグの)最初の四連敗はなんだったの?」
「小野寺と林がいれば当然だよ」
言葉を失いました。カーリングは四人でプレーします。五輪選手がふたりいても、澤田姉妹の力がなければ、三位入賞はなかった。彼女たちがメダル獲得の原動力になったことは、まぎれもない事実です。
今、青森の関係者は『リンゴスターズ』の三位入賞のことを誰も覚えていないでしょう。あのとき、認めてもらえなかった悔しさをバネに、ふたりは今も頑張っています。私も陰ながらエールを送っています。時には、相談を求めるメールも来ます。

「頑張れ!応援しているよ!」
『リンゴスターズ』での日本選手権三位入賞は、林さんと私の大切な思い出であり、誇りです。

澤田姉妹の青森県協会(COCO)のプレーぶりにも、注目したいものです。

<本エントリーのTB先>
カーリング日本選手権についてエントリーされている方々にTBをお送りいたします。

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