神戸製鋼はマイクロソフトカップ進出ならず、近鉄はトップリーグ復帰だ!
久しぶりに、雨の中、花園ラグビー場に向かう。
前日、東芝府中がヤマハに4トライのボーナスポイントを獲得して勝利をおさめたために、勝ち点47に到達したために、残念ながら神戸製鋼はマイクロソフトカップへの進出の途が絶たれてしまい、今シーズン最終戦となった。
ということで、試合に対するモチベーションが少し心配だった。
(ところで、秩父宮の試合は積雪のため試合が延期!マイクロソフトカップ進出チーム決定は来週まで延期となった)
一方、第一試合のクボタと九州電力、そして神戸と戦うIBMは、とにかく入れ替え戦圏内を脱するために必死だったのだろう。
小雨の降る寒い中で熱い試合を楽しんだ。
九州電力が前半リード。後半も立ち上がりに九電が畳み込み、一方クボタはSO伊藤選手のキックの調子が悪く、20-5と中々追い込めない。しかし、途中交替で入ったマクイナリ選手の活躍があり、クボタが連続トライを重ね、27-20と逆転勝利。
クボタは、勝ち点5を加え、入れ替え戦を脱した。
一方、九州電力は、掌中におさめかけていた勝利を失い、がっくり。
7点差以内での負けで、勝ち点1を加え、勝ち点21で、次の試合のIBM(12節終了時勝ち点19)の結果を待つことに。
↓相変わらずの鉄人ぶりの伊藤剛臣。
神戸は、どうも立ち上がりからいまいちの内容。
ラインは横流れし、縦に突き抜ける選手がいない。
また、密集での反則も多い。
一方、IBMは、目の前で九電の結果が分かっているだけに、とにかく勝ち点2以上(引き分け以上か、4トライ以上での7点差以内負け)という具体的な目標があり、モチベーション高く、密集戦への圧力、さらにラインディフェンスへの意識も高い。
前半一時IMBMが逆転、さらに後半にも同点と健闘。
しかし、神戸CTB高倉がトライで突き放す。
その後、試合終了間際、神戸はクリブがシンビンで、試合終了時まで14人。その隙をつき、IBMがトライを奪い、ゴールが決まれば同点。
しかし、昨年、2度、奇跡を起こしてきたFB高のキックがはずれ、敗戦。
IBMの選手たちは、崩れ落ちた。
これで、勝ち点1しか加えられなかったIBMは、九州電力に勝ち点1及ばず、11位。入れ替え戦が決定した。
ところで、昇格組の方であるが、トップチャレンジ1位リーグ戦で横河電機がマツダを破ったために、近鉄、横河がともに1勝、マツダは2敗で、近鉄、横河の1位リーグ戦2位以上が決定。
名門、近鉄は、遂にトップリーグへの再昇格が決まった。(横河は初昇格)
侍バツベイや四宮といったツワモノを補強しただけに、今年の昇格は必達課題であった近鉄。よかった、よかった。
さて、マツダは12位のサニックスとの入れ替え戦。
そして、IBMはトップチャレンジ2位リーグ戦最終戦のワールド対セコムの勝者との入れ替え戦となる。
これ、トップリーグで順位の下であるサニックスの方が、まだ楽なような気もする。
ワールド(orセコム)相手は、きついぞ、IBM。
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近鉄の昇格や、トップリーグ最終節についてエントリーされている方々にTBをお送りいたします。
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