“探せるもんなら、探してみ!”京都のシャンパンバー
ABC朝日放送、関西ローカルの夕方のニュースバラエティ『ムーブ!』という番組の中で、勝谷誠彦という“辛口”ライターと、ABCアナウンサーが、グルメ紹介をする「知られてたまるか!」というコーナーがある(らしい)。
で、そのコーナーの中では、店名、場所、連絡先等の紹介は一切無し。
映像でも、店へ行く途中やお店の場所が分かりそうな場合には「ぼかし」を入れるなどして、勝谷誠彦とアナウンサーが、旨そうに飲み食いし、最後に「探せるもんなら、探してみ!」。
ということで、自称“日本一不親切なグルメコーナー”とのこと。
で、そのコーナーで紹介されたお店が本にまとめられて、丁度、東京のミシュランと同時期に発売になり、関西ではコチラの方が売れたと言うようことで、話題になっていた。
その本自身も、店の情報は、袋とじになっていて、立ち読みではわからないという形態になっている。
で、まあ少し気になって、立ち読みしてみたのだが、本文部分だけをパラパラ読んだだけで、その中のけっこうのお店は、袋とじを開けるまでもなく、私程度でもわかってしまうこともあり、そこまで大袈裟に“不親切”とか言うもんかいな、と思わないでもない。
実際、私の過去のエントリーで触れているお店もあったりする。
ということで、こんなレベルだったら、私も“探せるもんなら、探してみ!”ってできるんちゃうかと思い、ちょっと、挑戦してみたいと思います。
まずは、京都のシャンパン・バーから。
①京都の一番の繁華街の交差点から、西へ一筋行きます。
②南へ曲がり、京都のアキバ(とは言っても、サイズは小さい、小さい)とも言える電器街を抜けていきます。
③今の五条通ではなく、昔の五条通を越えます。すると、左手にイタリアン料理屋が見えてきます。
④その向かい側。
でも、一階にはお店はありません。かすかなライトに導かれて、ドアを開けると、そこには階段があらわれます。
⑤2階に上がり、靴を脱いで、スリッパに履き替えると、店主がおもむろに姿をあらわれて、迎えてくれます。
まるで、知り合いの家を訪ねたかのような雰囲気。
⑥店に入ると、思いのほか広い空間に、カウンターが一本すっと伸びています。
カウンターの奥には、美しくライティングされたワイングラスのディスプレイが。
実は、カウンターの左手に、このような、ちょっとミッドセンチュリーな感じの引き戸があります。
その奥には、団体のなじみ客?事前に連絡した方用の、和室のお座敷があります。
RM(レコルタン・マニピュラン=葡萄生産者元詰め)のシャンパンを中心に、基本はフランス系のワインと、店主のフレンチやイタリアンの専門店顔負けのフードを楽しめるお店。
特に、シャンパンの品ぞろえは半端ではなく、希少なヴィンテージものから、ノンヴィンテージのものまで幅広~く、楽しめます。
例えば、生ハムのいちじく添え。
いかがでしょ。
めちゃうまそうでしょ。
前を通っても、なかなかわからないと思いますし、もし見つけても、一見だとなかなか入りにくいかもしれませんが、
さ~、探せるもんなら、探してみ!
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コメント
結構有名ですけど・・・
投稿: hechima | 2008/02/18 22:52
hechimaさん、コメントありがとうございました。
そうですね、お店としては有名だと思います。
京都のワイン好き、シャンパン好きの間ではメジャーですよね。
ただ、一見であのお店を発見するのは難しいと思いますし、
ましてや知らない人が入るのには勇気が要るかなと思い、
「探せるもんなら、探してみ」と、やってみたんですよ。
ただ、本家の番組コーナー及び書籍で紹介されているお店も
場所を探すヒントに触れていないだけで、けっこう有名で、
別に分かりにくい場所にあるわけではないものも多いんですよね。
投稿: 六甲びと | 2008/02/24 16:50