藤吉さんの名前の由来に気づいていなかった自分に絶望した
。
第一期が1クール(3ヶ月)で終了したのに気づいていなかった、『さよなら絶望先生』のアニメ。3ヶ月のブランクをおいて、この1月から、アニメ第2シリーズ(『俗・さよなら絶望先生』)が始まっているのだが、その原作漫画「さよなら絶望先生」の最新刊12巻が出ていた。
で、読む。
この巻の最初の話、それが第百十一話「一見の条件」。
連載が長くなって作者と読者との間に約束ごとが増えてしまい、初めて、絶望先生を読む読者に、ハードルが高いのではないかと言うことで、「初めての方にもわかるやさしい『絶望先生』」にしなければ。
ということで、一見さんがやってきて、登場人物の名前の由来から丁寧に説明するも、突っ込まれすぎて、逆切れした絶望先生。
で、今度は百見さま(=常連)がやってきて、詳しすぎて、また突っ込まれるという話。
ま、こうやって、「絶望先生」をストーリーで説明しても、何も面白く無いんですが…
で、この話を読んで、まあ、個人的に何がショックだったかって、登場人物で所謂BLのカップリング中毒で同人誌制作、コミケ常連の藤吉晴美ってキャラクターがいるのだが、「晴美」という名前は、コミケの聖地「晴海」から来ているってのは分かっていたんだが、「藤吉」という苗字が、腐女子⇒ふじょし⇒ふじよし⇒藤吉だったってのは、この話で説明されるまで全く気づいていなかったこと。
不覚と言えば、あまりに不覚であります。
ところで、腐女子と言えば、「腐女子ってあれだろ BLとか好きなホラ 801ちゃんみたいな」って、この話の一見さんのセリフにもありますが、『となりの801ちゃん』という、彼女が腐女子の男性が書いた人気4コマ漫画ブログがあり、書籍化もされています。
で、その801ちゃんの元ネタとなったのは、京都洛北西賀茂の御薗橋(みそのばし)801商店街のマスコットキャラクター、「やおいちゃん」。
発表当初、そのあまりな造形と、よりによって「やおい」というネーミング(商店街が800mの長さあり、それに未来に向けての1歩を足すと言うことで、御薗橋“801”商店街となったらしい。その「801」を“やおい”と読んで、キャラのネーミングにしたとのこと)から、ネット上でも話題になったという。
私は、その話は知らなかったのだが、上賀茂の方から正伝寺という比叡山を借景とする庭園の美しいお寺へ行く際に、通ったことがあって、街に掲げられているちょっとグロテスクなキャラの絵と名前の「やおいちゃん」ってなんじゃこりゃ?と思って、その昔に、撮影したことがあるんですよねぇ・・・。
ところで、この前のエントリーたちと、落差ありすぎ・・・。
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