ドラマ『鹿男あをによし』、多部未華子は良い味出してる
CX系でドラマ化されて、本日最終回を迎える『鹿男あをによし』(原作は『鴨川ホルモー』の万城目学)。
文章及びストーリーの荒唐無稽具合は読んでいる分には良いのですが、実写ドラマとなると、いかがなもんかと思っていたのですが、絵になってしまうと、意外とそれはそれで見られるなあと。
玉木宏の少しとぼけた感じと、良く見れば鹿っぽい顔が、小川先生のキャラクターにけっこうマッチしていたりして。
↑ちょっと“使いの鹿”っぽい角度で、奈良公園(興福寺境内)で、 写真が撮れました。
ところで、本の中で、多部未華子演じる堀田イトのことを
堀田の顔が少し魚に似ていることに気がついた。目と目の間がわずかばかり離れている。もっとも何の魚かは分からない。涼しげな眼差しを正面に送るその表情は、高一にしてはずいぶん大人びている。
きりりと引かれた濃い眉の下で、二つの瞳は、少々離れ離れになりながら、野生的な香りをそれぞれの色合いに添えている。まさに野性的魚顔である。
と表現しているところ(P30)があるのだが、なんか、まさしく多部ちゃんの顔の造形、及び表情(←このサイトの方のイラスト、ほんとに似ていますね。写真をレタッチしているのかなぁ?オリジナルから書き上げたとしたら、凄いっすね。)を的確に表現しているようで、みごとなキャスティングじゃ。
本の中では、玉木宏演じる小川と堀田が交錯する重要なシーンとなる、近鉄奈良駅前の行基像。
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コメント
こんにちは
私は玉木さんもとても好きです
I come from Taiwan.
Nice to meet U~~
投稿: ぶん ちゃん | 2009/01/10 17:13