吉田秋生「海街Diary」シリーズの舞台を歩く
少女マンガ家・吉田秋生の最新シリーズ「海街Diary」。
出版社からの内容紹介>
海の見える街、古都・鎌倉を舞台に清新なタッチで描く、家族の喪失と再生のものがたり。
吉田秋生が新境地に挑む、畢生(ひっせい)の感動シリーズ!
男の部屋で朝を迎えた三姉妹の次女・佳乃(よしの)に父の訃報(ふほう)が届いた。母との離婚で長い間会っていない父の死に、なんの感慨もわかない佳乃 は…。鎌倉(かまくら)を舞台に家族の「絆(きずな)」を描いた限りなく切なく、限りなく優しい吉田秋生の新シリーズ!
吉田秋生の代表作、「カリフォルニア物語」「BANANA FISH」「YASHA~夜叉」などのハードボイルドもの、サスペンスものとはうって変わって、「家族」や穏やかな、でも少し翳りのある人間関係の日常を描いた作品。
そんな作品の舞台となるのは、鎌倉の町。
幸田姉妹の住む家は、江ノ電極楽寺駅から、さらに山間に入った場所に設定されています。
極楽寺駅は、ひなびた感じのそのたたずまいが、ロケなどに適した、味わいのある駅舎。関東の駅百選なんかにも選ばれているらしい。
極楽寺駅のホーム。単線なので、ホームはひとつ。極楽寺の門前から見下ろすと、こんな感じの、めちゃひなびたたたずまい。第3巻の118ページ、2コマ目、すずが雨の中、極楽寺駅から家に変える途中に前を通るのが、こちらのお堂。
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