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2010/04/02

吉田秋生「海街Diary」シリーズの舞台を歩く

少女マンガ家・吉田秋生の最新シリーズ「海街Diary」。

出版社からの内容紹介>
海の見える街、古都・鎌倉を舞台に清新なタッチで描く、家族の喪失と再生のものがたり。
吉田秋生が新境地に挑む、畢生(ひっせい)の感動シリーズ!

 男の部屋で朝を迎えた三姉妹の次女・佳乃(よしの)に父の訃報(ふほう)が届いた。母との離婚で長い間会っていない父の死に、なんの感慨もわかない佳乃 は…。鎌倉(かまくら)を舞台に家族の「絆(きずな)」を描いた限りなく切なく、限りなく優しい吉田秋生の新シリーズ!

吉田秋生の代表作、「カリフォルニア物語」「BANANA FISH」「YASHA~夜叉」などのハードボイルドもの、サスペンスものとはうって変わって、「家族」や穏やかな、でも少し翳りのある人間関係の日常を描いた作品。

そんな作品の舞台となるのは、鎌倉の町。

幸田姉妹の住む家は、江ノ電極楽寺駅から、さらに山間に入った場所に設定されています。

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極楽寺駅は、ひなびた感じのそのたたずまいが、ロケなどに適した、味わいのある駅舎。関東の駅百選なんかにも選ばれているらしい。

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極楽寺駅のホーム。単線なので、ホームはひとつ。極楽寺の門前から見下ろすと、こんな感じの、めちゃひなびたたたずまい。

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第3巻の118ページ、2コマ目、すずが雨の中、極楽寺駅から家に変える途中に前を通るのが、こちらのお堂。

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141ページの、すずとさち姉がいっしょに、力餅から上って帰る切通しはこちら。極楽寺の切通し。

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117ページで、すずが自主トレのあとに帰る時に走って前を通るお地蔵さん。これも、極楽寺の切通しの入り口にあります。

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御霊神社の、参道の江ノ電踏み切りは、特徴的な場所ですね。

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2ndエピソードの「誰かと見上げる花火」で、すずやオクトパスの仲間が、漁船に乗って花火を見るために出港する港は、おそらくこちらじゃないかなぁ。

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